気ままに

大船での気ままな生活日誌

ジャズを聞きながら、美術展と文学展 ヨコハマで

2015-10-11 20:51:36 | Weblog

おばんです。今日は、ヨコハマでジャズを聞きながら、美術展と文学展をみるという、とてもバランスのいい(笑)、一日をすごしました。

横浜は昨日、今日と街中、ジャズだらけ。Jazz Promenarde/今も昔もジャズは横浜 2015! 有料のコンサートが10近くのホール、30ほどのジャズクラブで演奏されるほか、無料の街角ライブがあちこちで開かれている。ぼくは、いつも街角派。三、四か所で聞いた。

そのうちの一つ、みなとみらいのクイーンズサークルでの演奏。

馬車道駅構内でも。

そして、馬車道駅近くの神奈川県立歴史博物館で”没後100年 五姓田義松展”。二度目だが、今日、NHKの日曜美術館で放映されたせいか、前回とは客足が全然違う。待遇も違う!歴博の営業部長が出迎えてくれた。

今回は、さあっとみるつもりが、結構、じっくりみてしまった。シニアはたった100円なのがうれしい。また来たい(汗)。感想文もそろそろ書かねばね。

歴博入口のステンドグラス。これが有名だよ、と守衛さんが言うもんだから撮ったのサ。

そして、みなとみらい線に乗って、元町へ。そこからカナブンへ。カナブン(神奈川近代文学館)では、生誕140年/柳田國男展。これが、また良かった。遠野物語の妖怪やカッパの話をじっくり読んでいたら、すぐ、1,2時間たってしまう。

日本人を戦慄せしめよ!が副題。戦慄したゼヨ。感想文はのちほど。どんと晴れ。

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成川美術館にて 日本画と富士と

2015-10-11 07:20:28 | Weblog

おはようございます。昨夜のラグビー、残念でしたね。大接戦でサモア勝利ならず。これで、五郎丸ジャパンの決勝トーナメント進出は不可能に。タブレットで、1分ごと更新の速報をみてたんですよ(汗)。さて、今朝は、箱根の話題で。

仙石原のすすき草原を歩いたあとは、芦ノ湖まで降り、海賊船に乗って、元箱根港へ。客足は、大涌谷周辺の火山活動による規制直後よりだいぶ復活してきて、船内は団体客で賑わっていた。

元箱根港からみる富士山と海賊船

高台にある成川美術館からも同じ風景がみえる

うっとりするのは富士山だけではない。日本画の美術展がいくつも。どれも、これも、うっとり。

まずは”人物を描く”展。

正面には、玉三郎の”夕霧”を描いた屏風が。堀泰明の作。昭和16年、京都市生まれ。

安田育代の母子像もすばらしい。子供を抱いた母親のシリーズが5,6点。昭和24年、大阪市生まれ。石本正(この9月に95歳で他界)は、舞妓はんが二点、そして、森田りえ子作品も!5月に来たときは花の絵だったが、今回は人物画がふたつ。”Sun barn”は、肩をすっぽり出した衣装のお嬢さん。肌に日焼けのあとが残っている。”Fur”は黒い毛皮のついたハイネックドレス姿のヒョウの目をしたようなお嬢さん。りえ子さんは、昭和30年の神戸市生まれ。こうしてみると、関西生まれの方が多い。その他、平山郁夫、高山辰雄ら大御所の作品も。

そして、前本利彦展/透明な花の輝き

日本画の岩彩の美しさを極限まで引き出す名手との評。昭和23年、北海道生まれ。”白い犬”、”凌霄花”。”白い月”は月と花と裸婦が三段に描かれる。

齋 正機 第2回新作個展~帰り道シリーズ~
ほのぼのとして、懐かしい風景。こどもがいる”帰り道シリーズ”。1966年、福島県生まれ。機関士だった父の思い出である汽車や、郷愁を感じさせる山里などを主なモチーフにしているとのこと。

日本画の煌き~代表作を選抜して展示~
平山郁夫、加山又造、杉山寧、高山辰雄、山本丘人、吉田善彦、堀文子、牧進、黒光茂明、柳沢正人、松本勝の作品。

加山又造の”猫”。シャムネコと牡丹

堀文子のトスカーナの花野

すすき草原を見て、日本画をみて、とても楽しい箱根散策だった。帰りに、小田原でお刺身を。これで、1000円しない。おいしいし。お酒もつい、もう一本、お願いします(汗)。

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