気ままに

大船での気ままな生活日誌

新Q交代 Qちゃんご苦労様

2008-03-09 20:02:13 | Weblog
今日午後の名古屋国際女子マラソンで、北京五輪代表をかけて走ったQちゃんこと、高橋尚子選手が、10キロ手前で突如失速、優勝争いから早々に脱落してしました。スタートラインについたQちゃんの顔がちょっと元気なさそうでしたので、心配してました。そして、トップグループが団子状態で、それもかなりのスローペースなのに、Qちゃんは前に出てきません。いつもと違うなと思っていましたら、案の定、CMが入っている間に、突然、遅れ始め、あれよあれよという間にトップ集団から引き離されてしまいました。




いったいどうしてしまったのか。小出前監督が10日前の走りはすばらしくよく仕上がっていたのだが、と言っていました。そして、こうも付け加えていました。本当にマラソンのコンディションつくりは難しいものなのです。・・お腹でもこわしたのでしょうか。

これで、Qちゃん念願の再度の五輪出場は夢と消えました。ボクらも北京で走るQちゃんの姿を夢みていたのですが、これもつゆと消えてしまいました。本当に残念です。ボクはいつも思うのですが、本当は前回のアテネ五輪に出してあげれば良かったのです。十分、出場資格はありました。あのときの陸連の判断がおかしかったのです。そして、そのとき、野口みずき選手と金メダル争いをして、勝っても、負けても、そこで潔く引退すれば一番良かったのです。これが欲求不満となり、次ぎの北京までがんばろうと、思ったにちがいありません。

たぶん、今回の結果で、Qちゃんは引退を決意するのではないでしょうか。考えてみれば、これまでの業績は大変なもんです。日本人初の五輪陸上の金メダル、そして国民栄誉賞です。お天道様は、これ以上の運をQちゃんに与える必要はないと判断したのでしょう。本当に長い間ご苦労さまでした。

今日のラストラン(まだ決まったわけではないですが)も、体調が悪いはずなのに見事完走しました。さすがです。走っている間、これまでの思い出が走馬燈のように頭の中を巡っていったのではないでしょうか。



去りゆくQちゃんに代わって、21才の新鋭が躍り出てきました。マラソン初挑戦の中村友梨香さん(天満屋)が2時間25分50秒の好タイムで優勝し、五輪代表をほぼ決定づけたのです。新Q交代です。スポーツ界に限らず、どの世界でも、円滑な新旧交代はとても大事なことだと思います。中村友梨香さん、新たなQちゃんに育ってくださいね。


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玉縄桜 開花進む

2008-03-09 08:59:48 | Weblog
先月末に、大船フラワーセンターの玉縄桜が開花したことを報告しました。あれから10日ほど経過しましたので、大部開花が進んだのではないかと、ワクワクしながらフラワーセンターに足を運びました。

タマ三郎とタマタマ姉妹の3本については、思った通り開花が進み、3,4分咲きでした。いきなり変な名前が出てきて、めんくらった方もあるかと思いますので、まず名前の件を説明しますね。玉縄桜というのは、このフラワーセンターが育種し、品種登録した桜で、その原木が芍薬園の端にあるのです。この母べえをボクは”肝っタマ母さん”というあだなをつけました。その原木から挿し木で増やされた子供たちが5人いて、それぞれの性格から、成人の3人は、タマ三郎、タマタマ姉妹(2名)と、まだ子供の2人は、タマえもんとタマらんちゃんというあだ名をつけているのです。玉縄家の6人家族なのです。

ボクはてっきり、もう6人とも、多少の違いはあるものの、全員、花を咲かせていると思ったのです。ところが、前述の成人組3名は、3,4分咲きと順調に開花が進んでいましたが、お母さんと小さな子供たちは、まだだったり、1分咲き程度だったのです。今まで、6人家族の姿をみなさんにおみせしていませんでしたので、今回、ちょうどいい機会ですので、花の咲き具合を示しながら、紹介したいと思います。

まずタマ三郎です。玄関近くの一番、目立つ表舞台に陣取っています。オトコですが、色ぽっく、華やかで、常にに高みを目指し、芸道に精進していますので、名女形の玉三郎さんにちなんだ名をつけました。今年も見事な、華やかな花をつけました。



築山に2人、仲良く並んでいるのが、タマタマ姉妹です。桜界の叶姉妹と言われ、色っぽさでは、タマ三郎に負けません。今年も、姉妹そろって、♪咲かせて咲かせて桃色吐息♪で、色っぽく咲きました。ふたり一緒に撮りました。右の方が妹です。胸囲はこちらの方があるようです(笑)。



さて、肝っタマ母さんは、シャクヤク園のシャク家の離れに一人で住んでいますが、もうトシですので、寒い時期は布団から出るのが嫌で、いつまでも朝寝をむさぼっています。ですから、ほとんどの枝はまだ目を覚ましておらず、蕾のままです。ただ、ひと枝だけが咲き始めています。もう子育ても終わり、のんきに暮らしているので大目にみてあげましょうね。若いときは”くびれのカリスマ”とまで言われ、賞賛されていましたが、今は”メタボのカリスマ”になってしまいました。ウエストは1メートルを超えています。



二人の子供たちはどうでしょうか。写真左のタマえもん君はお兄さんだけあって、ちょっぴり花をつけています。去年、生まれたばかりのタマらんちゃんは蕾ばかりで、まだまだお母さんのおっぱいが欲しいというところでしょうか。お母さん桜が目を覚ますまで、起きてこないでしょうね。でもりっぱな蕾をいっぱいつけているので安心しました。



そうそう、玉縄桜だけではなく、築山ふもとの、おかめ桜(オカメ次郎)も咲き始めていました。また、昨秋生まれたばかりの、シャクヤク園生け垣に植えられた、子供の河津桜(カワザえもん)も、本場の河津や、松田町の河津桜に負けず、りっぱな花を咲かせていました。早咲き桜女形3人衆そろい踏みの、早春特別公演です。左から、タマ三郎、オカメ次郎、カワザえもん、の順です。



・・・
今日は名古屋女子マラソンと大相撲初日、楽しみですね。がんばれ、Qちゃん、Q勢の里。
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