NHK教育TVで「日めくり万葉集」第2弾が始まりました。
平日の午前中ということで 勤めの方は 見る機会に恵まれません。
また 見落とされた方も 居られるやも知れません。
そこで ここで取り上げて 訳し・「みじかものがたり」を 掲載したく思います。
ご覧下さい。
【八月二十二日】放映分
彦星と 織女と 今夜逢ふ 天の川門に 波立つなゆめ
《彦星と 織姫さんが 逢う今夜 天の渡し場 波荒れんとき》
―作者未詳―(巻十・二〇四〇)
【万葉歌みじかものがたり】《瀬に出で立ちて》
日暮れ近づき 夜帳が下りる
待って焦がれた 天上二人
星空見上げ 時待つ地上
共に期待の 幕引き上がる
【地 上】
秋風の 吹きただよはす 白雲は 織女の 天つ領巾かも
《秋風が 吹き漂わす 白雲は 織姫さんの 領巾なんやろか》
―作者未詳―(巻十・二〇四一)
【地 上】
天の川 霧立ち上る 織女の 雲の衣の かへる袖かも
《天の川 立っとる霧は 織姫が 着てる雲衣の 翻り袖かな》
―作者未詳―(巻十・二〇六三)
【地 上】
彦星と 織女と 今夜逢ふ 天の川門に 波立つなゆめ
《彦星と 織姫さんが 逢う今夜 天の渡し場 波荒れんとき》
―作者未詳―(巻十・二〇四〇)
【地 上】
しばしばも 相見ぬ君を 天の川 船出早せよ 夜の更けぬ間に
《度々も 逢えんのやから 天の川 早よ舟出しや 夜ぉ更けん間に》
―作者未詳―(巻十・二〇四二)
【織 姫】
天の川 遠き渡りは なけれども 君が船出は 年にこそ待て
《天の川 渡し場そんな 遠無いに あんたの舟出 一年越しや》
―作者未詳―(巻十・二〇五五)
【織 姫】
彦星の 妻呼ぶ舟の 引き綱の 絶えむと君を 我が思はなくに
《彦星乗せ 曳き漕ぐ舟の 綱切れん うちらの仲も 切れんなあんた》
―作者未詳―(巻十・二〇八六)
【織 姫】
渡り守 舟渡せをと 呼ぶ声の 至らねばかも 楫の音のせぬ
《渡し守 舟出してやと 叫んでも 届かんかして 梶音せんわ》
―作者未詳―(巻十・二〇七二)
【織 姫】
秋風の 吹きにし日より 天の川 瀬に出で立ちて 待つと告げこそ
《秋風の 吹き始めから 川の瀬に 出て待ってるて 伝え言てんか》
―作者未詳―(巻十・二〇八三)
【織 姫】
天の川 瀬ごとに幣を たてまつる 心は君を 幸く来ませと
《天の川 川の瀬毎に 幣捧げ 祈りするんは 無事来る様にや》
―作者未詳―(巻十・二〇六九)
――――――――――――――――――――
【新しい試みです】
「歌心関西訳」の作成過程をご覧ください。
これなら あなたも 訳せますよ。
<訳してみよう万葉集>へ
【万葉歌みじか物語】はこちら
<万葉歌みじかものがたり>へ
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また 見落とされた方も 居られるやも知れません。
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彦星と 織女と 今夜逢ふ 天の川門に 波立つなゆめ
《彦星と 織姫さんが 逢う今夜 天の渡し場 波荒れんとき》
―作者未詳―(巻十・二〇四〇)
【万葉歌みじかものがたり】《瀬に出で立ちて》
日暮れ近づき 夜帳が下りる
待って焦がれた 天上二人
星空見上げ 時待つ地上
共に期待の 幕引き上がる
【地 上】
秋風の 吹きただよはす 白雲は 織女の 天つ領巾かも
《秋風が 吹き漂わす 白雲は 織姫さんの 領巾なんやろか》
―作者未詳―(巻十・二〇四一)
【地 上】
天の川 霧立ち上る 織女の 雲の衣の かへる袖かも
《天の川 立っとる霧は 織姫が 着てる雲衣の 翻り袖かな》
―作者未詳―(巻十・二〇六三)
【地 上】
彦星と 織女と 今夜逢ふ 天の川門に 波立つなゆめ
《彦星と 織姫さんが 逢う今夜 天の渡し場 波荒れんとき》
―作者未詳―(巻十・二〇四〇)
【地 上】
しばしばも 相見ぬ君を 天の川 船出早せよ 夜の更けぬ間に
《度々も 逢えんのやから 天の川 早よ舟出しや 夜ぉ更けん間に》
―作者未詳―(巻十・二〇四二)
【織 姫】
天の川 遠き渡りは なけれども 君が船出は 年にこそ待て
《天の川 渡し場そんな 遠無いに あんたの舟出 一年越しや》
―作者未詳―(巻十・二〇五五)
【織 姫】
彦星の 妻呼ぶ舟の 引き綱の 絶えむと君を 我が思はなくに
《彦星乗せ 曳き漕ぐ舟の 綱切れん うちらの仲も 切れんなあんた》
―作者未詳―(巻十・二〇八六)
【織 姫】
渡り守 舟渡せをと 呼ぶ声の 至らねばかも 楫の音のせぬ
《渡し守 舟出してやと 叫んでも 届かんかして 梶音せんわ》
―作者未詳―(巻十・二〇七二)
【織 姫】
秋風の 吹きにし日より 天の川 瀬に出で立ちて 待つと告げこそ
《秋風の 吹き始めから 川の瀬に 出て待ってるて 伝え言てんか》
―作者未詳―(巻十・二〇八三)
【織 姫】
天の川 瀬ごとに幣を たてまつる 心は君を 幸く来ませと
《天の川 川の瀬毎に 幣捧げ 祈りするんは 無事来る様にや》
―作者未詳―(巻十・二〇六九)
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