犬養万葉今昔―犬養孝先生著「万葉の旅」を訪ねて

犬養孝先生名著「万葉の旅」記載の万葉故地309箇所を訪ね、先生が撮られれたのと同じ場所に立った写真撮影を目指す紀行。

■歌碑(016)夏来たるらし

2009年12月28日 | 揮毫歌碑
藤原宮址 道路向かい 醍醐池東堤
堤に上らないと 歌碑に会えない
背後に 天の香久山を 望む


香久山に 白い衣が 干したある ああ春がて 夏が来たんや


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■歌碑(015)さ檜隈

2009年12月24日 | 揮毫歌碑
欽明天皇陵から 東へ 遊歩道をたどると 
小さな木立の中に 歌碑
目をつぶれば 背後に 檜前の野が・・・ 

檜隈の 川の瀬早い そやからて 手ぇ繋いだら 噂なるかな

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■歌碑(014)赤裳裾引き

2009年12月22日 | 揮毫歌碑
高松塚を正面に見て 右手の小丘に 歌碑はある
歌碑の背後に 檜隈の展望が 広がる
高松塚見学者は 見過ごしてしまいそうだが 味わうべき展望だ
立ってても 座っとっても 目ぇ浮かぶ 赤い裳裾すそ引く 後姿が
 


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■歌碑(013)明日も渡らむ

2009年12月21日 | 揮毫歌碑
大水が出ると 飛び石も 流れてしまう らしい
今も そうだが 昔も 同じであったろう
営々と 続く 自然と人為との 関わり
渡る人は 観光に来た 人だけではあるが・・・

道路わき 「飛び石」の標識から 細道を下る

明日香川 渡したぁる 石の橋 離れてるけど 気持はちゃうで
 


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■歌碑(012)御食向かふ

2009年12月18日 | 揮毫歌碑
飛鳥五大寺の一つ 坂田寺
その寺跡は 訪れる人とてなく 
石舞台の南 稲渕へ向かう道を 左にれた道脇
歌碑は 南淵山を 見上げるかに たたずむ 

降った雪 南淵山の 岩辺り まだらになって まだ残ってる

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■歌碑(011)七瀬の淀に

2009年12月17日 | 揮毫歌碑
石舞台を 南へ 稲渕へ向かう 坂田寺跡へ上る手前
右へ降りる道 公園を抜け 橋を渡ると そこが飛鳥稲渕宮跡
手前左手に 歌碑

あちこちの 淀み住んでる 鳥かても 波立てへんで 気ィ使こてんや
 


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■歌碑(010)嶋の宮 上の池なる

2009年12月16日 | 揮毫歌碑
岡寺から 脇道遊歩道を南へ 
島の宮一帯を見下ろす展望開ける地に 歌碑
石舞台方面が 広がる

皇子の宮 上の池棲む 放ち鳥 皇子居らんて 野生なるなよ

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■歌碑(009)瀬々の玉藻の

2009年12月15日 | 揮毫歌碑
明日香川 玉藻流れに 靡いてる ワシの心も あの児に靡く

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■歌碑(008)住み住みて

2009年12月14日 | 揮毫歌碑
川原寺 仏堂にある 倭琴に 書かれてある歌 二首のうちの一首
碑は 橘寺を背に 河原寺に 正対して 建てられている

煩わし この世なごうに 住んでるが 極楽へ行く 方法ほうほ分らん 

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■歌碑(007)山清水

2009年12月11日 | 揮毫歌碑
犬養万葉記念館
開館は 先生没後1年半後
生前からの企画は 間に合わなかった
「訪ねて行きたいが 道がわからない」そのままな 歌碑となってしまった
未だ 多くの 犬養ファンの 訪れはあるものの・・・

山吹の 花咲く清水 かえり水 汲みたいけども 道分からへん
 
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■歌碑(006)真神の原に

2009年12月10日 | 揮毫歌碑
万葉文化館西下 明日香民族資料館入口脇に 歌碑はある
石段を登り 入口に向かうと 見過ごしてしまう

飛鳥大仏の安居院あんごいんの 北西から南一体が 真神の原だ

吹雪く雪 そんなえろうに 降らんとき 雪宿りする 家ないよって 

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■歌碑(005)大雪降れり

2009年12月09日 | 揮毫歌碑
飛鳥坐神社の 右手の坂道をたどると そこは大原の里
浄御原の宮とは 指呼の距離 なのに「古にし里」
大した雪降りでも無いに 「大雪」
ふたりの やり取りが 微笑ましい

★わしの里 大雪降った お前る そっちの田舎 まだまだやろな
★そらちゃうで うちの神さん お願いし 降らしてもろた 雪のカケラや


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【みじかものがたり:大雪降れり】へ  



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■歌碑(004)はらばふ田居を

2009年12月08日 | 揮毫歌碑
飛鳥坐神社あすかにいますじんじゃ 正面石段を上がると 目の前左手に 歌碑がある
眼下に 飛鳥浄御原の宮処みやどこ 豊饒ほうじょうの田の広がりが 見えるようだ

天皇は 神さんやから 赤馬の 這うてた田んぼ 都にされた

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■歌碑(003)天雲の雷の上に

2009年12月07日 | 揮毫歌碑
雷丘いかずちのおか 少し北の 道路沿い
遥か後方に 畝傍山を 従えて・・・
犬養先生 生前最後の建立歌碑

★天皇は 神さんやから 雲の上 雷さんの 上住んではる 

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■歌碑(002)河蝦鳴く瀬の

2009年12月04日 | 揮毫歌碑
道路わきに 建てられた 歌碑
ここは 元飛鳥浄御原の宮跡とされた場所
その後 所在候補地は 変遷を辿るが
排気ガスを 被りながらも 古を思うかに 佇んでいる

★今日もまた 夕方なると 蛙鳴く 明日香の川は すがすがしいで 
 


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