犬養万葉今昔―犬養孝先生著「万葉の旅」を訪ねて

犬養孝先生名著「万葉の旅」記載の万葉故地309箇所を訪ね、先生が撮られれたのと同じ場所に立った写真撮影を目指す紀行。

★石見の海:柿本人麻呂、靡けこの山

2007年07月31日 | 紀行アラカルト
石見、いまの島根県に当たる。
柿本人麻呂が赴任先の石見から役目で上京するに際しての、
現地の妻と別れる慕情の歌がある。
長歌の絶唱は、
・・・偲(しの)ふらん 妹が門見む 靡(なび)けこの山
<恋しくてならない お前が見たい 邪魔な山よ 吹っ飛んでしまえ>
で終えている。

■371石見の海


■「万葉の旅」石見の海


■373高角山
石見のや 高角山の 木の際より わが振る袖を 妹見つらむか


■「万葉の旅」高角山


■犬養先生歌碑
都野津にある柿本神社にて


■374からの崎
つのさはふ 石見の海の 言さへく 辛之崎なる ・・・
<人麻呂が石見の国から妻に別れて上京のときの歌>


■「万葉の旅」からの崎



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