■歌碑（087）浅葉の野良に

★浅葉野で　刈る萱草の　一束ひとつかの　束の間もうち、、　忘れんといて
　　


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■歌碑（086）絵に描き取らむ

命を受ければ　すぐさまの出発　
否応なしの　徴発
描く間の　有らばこそ
あわれ　防人

★お前の絵　描かく暇ひま欲しな　持ってくと　途中見ながら　偲んで行ける

　　


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■歌碑（085）草がむた寝む

南陽公民館　歌碑二基の内の一

★有難い（迷惑な）　仰せ貰うて　明日から　草と寝るんか　お前やなしに

　　


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■歌碑（084）影さへ見えて

表通りから　路地を通っての奥
小さな森陰の一角　鎮座する　八幡社の脇
歌碑は　一瞬の緑陰を　味わうが如く

★妻のやつ　案じとるんや　飲む水に　顔写りよる　辛抱しんぼ出来んが
　　


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■歌碑（083）伎倍が竹垣

麁玉あらたま公民館敷地内
歌にあやかり　竹垣が　配されている

★竹垣の　網目通して　一寸でも　お前見えたら　焦がれ止むのに
　　


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■歌碑（082）伎倍人の

管理の行き届いた　万葉の森公園の　庭園
茶店では　万葉食が出る

★伎倍人きへひとの　布団に綿は　いっぱいや　潜っていっぱい　お前と共寝ねたい　　

　　


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■歌碑（081）伎倍の林に

浜松市には　先生の揮毫歌碑が　多い
植栽に囲まれての　東歌

★伎倍林きへはやし　お前立たして　そのままで　通り過ぎでけん　まあ共寝ねてみよや

　　


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■歌碑（080）乎那の峯の

遠州鉄道「奥浜名湖」駅下車　西方の小山　浅間山　山頂
２～３０年前までは　見下ろす湖岸に　泥洲があったらしい

★真向かいの　乎那おなの嶺ねちびり　泥洲すなるまで　あんた長生き　されます様に

　　


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