犬養万葉今昔―犬養孝先生著「万葉の旅」を訪ねて

犬養孝先生名著「万葉の旅」記載の万葉故地309箇所を訪ね、先生が撮られれたのと同じ場所に立った写真撮影を目指す紀行。

■歌碑(140)淡海の海

2011年03月05日 | 揮毫歌碑
淡海の海を背景に
望むは 近江古都の在りし 宮辺りか・・・

おい千鳥 そんなにきな 啼くたんび 往古むかし思うて たまらんよって
  


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■歌碑(139)笑(ゑ)ましがからに

2011年03月02日 | 揮毫歌碑
桂川町 王塚古墳 前庭
近時の建立
広がる農村風景の中  笑みを零して 娘子が通るか・・・

うちちょっと 百合花ゆりばなみたい 微笑わろたけど その気なりなや あつかましいに
  


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■歌碑(138)石麻呂に

2011年02月26日 | 揮毫歌碑
千曲市戸倉上山田の 鰻屋さんの希望により
犬養先生が 揮毫した


おせたろか 石麻呂いわまろさんよ 夏痩せに 良え言うねんで 鰻喰たどや
  


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■歌碑(137)行きし荒雄ら

2011年02月23日 | 揮毫歌碑
三井楽港 白良浜
歌碑は 遥か 玄海の海を 眺めている
船よ何処と 探してるかに・・・

荒雄はん 助け求めて 袖振るで 君命くんめいちゃうに 男気出して
  


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■歌碑(136)秋の夜を

2011年02月19日 | 揮毫歌碑
黒瀬集落への下り道
背後遥かな雲彼方 大和の空は見えやせん 

なんでまた 寝苦しのやろ 秋の夜が 長いよってか 一人所為せい
  


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■歌碑(135)旅なれば

2011年02月16日 | 揮毫歌碑
望む山間やまあい 壱岐が 対馬が 
そして その向こう 目指す半島が 見える

旅やから 仕様しょうないことと おもてるが 家のお前を おもたら悲し
  


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■歌碑(134)立つ月ごとに

2011年02月12日 | 揮毫歌碑
浜を背に立つ 望郷歌碑
眺め見るは 遙か彼方の 都の空か

うちの恋 あんた思うて 焦がれんは 月変わっても 毎日ずっと
  


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■歌碑(133)足らし比女

2011年02月09日 | 揮毫歌碑
住吉神社 裏手
背後の見えるは 松浦の海
過ぎ行く秋に 故郷思う 

たらしひめ 船が泊った 松浦まつらうみ お前待つ月 過ぎて仕舞しまうで
  


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■歌碑(132)天地の

2011年02月05日 | 揮毫歌碑
神集島 住吉神社 入り口
神社に至る道には 浜木綿が咲いている

てんがみ 祈り願うて 待ってます 待つんつらいで 早よ還ってや
  


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■歌碑(131)山飛び越ゆる

2011年02月02日 | 揮毫歌碑
歌碑背後に広がる海原
壱岐・対馬・半島が望める
格好の位置に歌碑は 立っている 

山の上 飛び越えける 空の雁 都行ったら 妻うて来て
  


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■歌碑(130)帰り来て

2011年01月29日 | 揮毫歌碑
遣新羅使人 最終出航の地 神集島かしわじま
犬養先生揮毫の歌碑が 七基ある
船着き場にある この歌碑が 歓迎の面持ちを湛え 立っている

無事ぶじ帰り 見よう思てた 庭に咲く 萩やすすきは 散ったんやろな
  


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■歌碑(129)松浦県

2011年01月26日 | 揮毫歌碑
領巾振り山 山頂 鏡山神社 鳥居脇
タクシーの運転手に 「領巾振り山へ」と言ったが 通じない
「あぁ 鏡山ですか」と来た
少し 情けなかった

佐用姫が 領布ひれ振ったう 山の名を 聞かすだけかい 独り残して
  


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■歌碑(128)木綿山雪の

2011年01月22日 | 揮毫歌碑
由布高原荘入り口に 建立された歌碑
現在は 高速道路 湯布院インターチェンジ近くの公園に

思いし してもせんて 由布山ゆうやまの 雪やないけど 身ィ消える
  


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■歌碑(127)春されば

2011年01月19日 | 揮毫歌碑
天平二年 正月
大宰府 筑紫歌壇 面々集い
梅花の宴
一昨年 妻を亡くした 旅人の心境を 込めたか?

春来たら 最初さいしょ咲く花 梅の花 独り見るには 惜しい春やな
  


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■歌碑(126)憶良らは

2011年01月15日 | 揮毫歌碑
嘉麻市 鴨生公園
憶良ゆかりの 筑前守館があった ここ嘉麻は 憶良関連の歌碑が ふんだんにある

憶良めは もう帰らして もらいます 子供も女房よめも 待ってますんで
  


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