犬養万葉今昔―犬養孝先生著「万葉の旅」を訪ねて

犬養孝先生名著「万葉の旅」記載の万葉故地309箇所を訪ね、先生が撮られれたのと同じ場所に立った写真撮影を目指す紀行。

新年ご挨拶

2012年01月01日 | メッセージ
新年 明けまして おめでとう ございます
この年が  皆様にとりまして 良き年と なられることを お祈り申し上げます 
(賀状本文が  読みよくするため 賀状下に 本文を採録しました ご覧下さい)  
 


世界あまねく 国々の 神が天国てんくに つどいおる
呼び集めた は 天の神 事の次第を 告げ聞かす
 の治める 地の上は 難儀続きの 明け暮れぞ
地震津波に 大嵐 日照り干ばつ 洪水こうずい
これが原因もといを 尋ねるに あるが自然に 手を加え
おのれ良かれと 荒れつぶし 後は野となれ 知らん顔
そこでこのワシ 思案して 如何な災厄さいやく 来たとても 
人の心を なごませて またおこしに 立ち上がる
勇気与えの 力持つ けものの王を 生み出した
頭らくだで つのが鹿 まなこ兎で 耳は牛
腹ははまぐり 首は蛇 手足は虎で 爪は鷹
うろこは鯉で その中の あご下一つ 逆鱗さかうろこ
触れば 怒り すさまじが 元は柔和な 世の味方
 の西では ドラゴンと 洋の東は 竜と呼べ
皆は低頭 声無しに しばしお待ちと 小さき声 
きわみの 小さき国 これも小さい 神立ちて
わたし国では もうせんに 同じたぐいの タツおわす
天の神さん にがい顔 タツの噂を 漏れ聞いて
ワシが智恵だと 教えしに 面子めんつ潰すか 小さきやつ
集いは果てて 皆帰る 残る天神てんかみ 収まらず
タツを抑えて 竜にする 策を東洋とうよの 中国なかくに
中国文化  進みおり 文字の作りが 今盛ん
遅れ 文化の 小さき国 中国文字が 伝わるに
 立」の字読みに 二つあり ひとつは「たつ」で 別は「りゅう」
やがて この読み 混同し タツと竜とが 入り混じる
長いものには 巻かれろか 口はわざわい 元なのか
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【出版企画の概要】(平成24年1月1日現在-随時確定分を掲載)
・全八巻順次刊行
・現在 第一巻 組本形式検討中
・各話見開き2ページ収め
・一話毎にイラスト挿入検討
・第一巻刊行予定:当年2月末~3月

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今年も 
 ・「万葉今昔」
 ・「みじかものがたり」
 ・「大阪弁万葉集」
を よろしく お願い致します

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