犬養万葉今昔―犬養孝先生著「万葉の旅」を訪ねて

犬養孝先生名著「万葉の旅」記載の万葉故地309箇所を訪ね、先生が撮られれたのと同じ場所に立った写真撮影を目指す紀行。

■歌碑(025)むささびは

2010年01月31日 | 揮毫歌碑
歌碑は 本道から逸れて ヘリ―ポート進入路脇にある
歌碑の背後方向に 志貴皇子の墓である 田原西陵がある

碑の形は なんと 逃げようとする ムササビに見えるではないか

むささびは こずえ登って 逃げぼと したけど猟師てきに つかまってもた
  


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■歌碑(024)妻呼ぶ牡鹿

2010年01月27日 | 揮毫歌碑
高円山 ドライヴウェー展望休憩所前の広場
展望良き場所に 歌碑は立っている

秋霧が 出てくると 今でも 牡鹿は 
連れ呼んで このあたり 出てくるのであろう

高円の 野に朝霧が 立つとおる 連れ呼ぶ牡鹿 出てきたやろか

  


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■歌碑(023)野辺の秋萩

2010年01月21日 | 揮毫歌碑
白毫寺びゃくごうじ
五色椿 萩 で有名な 古刹
志貴皇子の山荘跡 とも言われる
境内 五色椿の木の後方 高円山を望む場所

高円たかまとの 野に咲く萩は むなしいに 咲いて散ってる 見る人おらんで

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■歌碑(022)西の市に

2010年01月19日 | 揮毫歌碑
元は 建立発案者の敷地内に あったが
今は 北に薬師寺の塔が見える 田圃に中の 道路脇にある
柵を幾重にも巡らしてあるのが 少し 悲しい
西の市の 賑やかさを 反映しているのか・・・

西の市 ひとり出掛けて 絹うた よう比べんで 買いぞこないや


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■歌碑(021)三宅の原ゆ

2010年01月15日 | 揮毫歌碑
三宅町伴堂 町役場東 杵築神社南の
太子道沿い 緑地帯内

広い三宅の 原通り 裸足の足で 草分けて 難儀なぎして通うん どんな児や 
 おかあもおも 知らんやろ 真黒髪を 綺麗きれえ結い ええ櫛挿してる 可愛児や

 父母ととかかに 内緒の児やで 暑い道 草かき分けて 難儀なぎしてんや


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■歌碑(020)衾道を

2010年01月13日 | 揮毫歌碑
山の辺の道(天理~桜井)の中央付近
大和稚宮神社南 農道脇 引手山を背に 

引手山 お前まつって 降りてきた ひとり生きてく 気ィならんがな

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■歌碑(019)隠口の泊瀬の山は

2010年01月08日 | 揮毫歌碑
桜井市 大福 三十八神社内
旧集落内 細道の巡る中 古色蒼然たる神社内にある

泊瀬山 黄葉の色に 染まってる 時雨も降って 秋去くんやな
 


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■歌碑(018)多武の山霧

2010年01月06日 | 揮毫歌碑
談山神社 駐車場隅
車が当たるからか 裾周りの石組が 壊されている
管理者のいなくなった 歌碑は 哀れを留める

多武峰とうのみね 霧深こなった からやろか 細川瀬音 高こなったがな

  


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■歌碑(017)われこそ益さめ

2010年01月05日 | 揮毫歌碑
舒明天皇陵 横道 鏡王女墓へ通じる 細道せせらぎ
草のなかに ひっそりと

木の下を くぐって流れる 水みたい うちの思いが 深いであんた

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