般若心経は人生の荷物の正体を解き明かし、今後の人生を胸を張って笑顔で生きていくためのヒントがたくさん詰まっています。
この本では、僧侶である著者の体験談を交えながら、般若心経の語句を解説しています。
お経の説明は辞書で調べたような解説だけでは、すんなりと心の中に入ってきません。
しかし、この本のように
著者が納得した話、体験談を元に書いていると、何となく心の片隅に残っていくような気がします。
この本に納められているエピソードの中に
「カボチャはいつ死んだか」という話があります。
近所のおばあちゃんたちの会話のエピソードです。
天ぷらにされたカボチャがいつ死んだか?っていう話です。
畑で蔓から切られた時?
包丁で真っ二つにされた時?
いや、その時はまだ腐ってないから違う
熱~い油の中に入れられた時?
天ぷらになったカボチャはちゃんと食べてくれなきゃ死んでも死にきれない
カボチャに成仏してもらわなくちゃね
しかし、食べきれなかったカボチャはどうなる?
裏の畑の穴ん中にいれときゃいい堆肥になる
野菜もよく育つ
・・・とまあ話が続いていくわけなのだけど、
実にうまく<命の循環>の話になっているのです。
これが仏教で言おうとしている
「不生不滅」なのでしょう。
生ずることもないから滅することもない・・・なんて言われてもピンとこないけれどカボチャの天ぷらの話だとすんなりと「そうだなあ・・・」と納得出来ます。
普通に<死>と考えているものはカボチャで例えると畑で蔓を切られた時なのでしょうが、
死は終わりではない。
と考える方がずっと世界を広く捉えることが出来るように思えます。
何事においても、もっともっと柔軟な考え方が出来るようになりたいものです。
まだまだ修行が足りない私です。
この本では、僧侶である著者の体験談を交えながら、般若心経の語句を解説しています。
お経の説明は辞書で調べたような解説だけでは、すんなりと心の中に入ってきません。
しかし、この本のように
著者が納得した話、体験談を元に書いていると、何となく心の片隅に残っていくような気がします。
この本に納められているエピソードの中に
「カボチャはいつ死んだか」という話があります。
近所のおばあちゃんたちの会話のエピソードです。
天ぷらにされたカボチャがいつ死んだか?っていう話です。
畑で蔓から切られた時?
包丁で真っ二つにされた時?
いや、その時はまだ腐ってないから違う
熱~い油の中に入れられた時?
天ぷらになったカボチャはちゃんと食べてくれなきゃ死んでも死にきれない
カボチャに成仏してもらわなくちゃね
しかし、食べきれなかったカボチャはどうなる?
裏の畑の穴ん中にいれときゃいい堆肥になる
野菜もよく育つ
・・・とまあ話が続いていくわけなのだけど、
実にうまく<命の循環>の話になっているのです。
これが仏教で言おうとしている
「不生不滅」なのでしょう。
生ずることもないから滅することもない・・・なんて言われてもピンとこないけれどカボチャの天ぷらの話だとすんなりと「そうだなあ・・・」と納得出来ます。
普通に<死>と考えているものはカボチャで例えると畑で蔓を切られた時なのでしょうが、
死は終わりではない。
と考える方がずっと世界を広く捉えることが出来るように思えます。
何事においても、もっともっと柔軟な考え方が出来るようになりたいものです。
まだまだ修行が足りない私です。