本の迷宮

漫画感想ブログです。「漫画ゆめばなし」(YAHOO!ブログ)の中の本の感想部分だけを一部ピックアップしています。

山下和美 (天才柳沢教授の生活 34巻)

2013-08-26 22:54:09 | 漫画家(や・ら・わ行)
毎回素敵な話を描いてくれますが、今回の巻もいい話ばかりです。



ただ、<死ぬ>というテーマがあったりしまして、柳沢教授、まさか死んじゃってこのお話が終わったりしないでしょうね?・・・・と、ちょっぴり心配になったりしました。

柳沢教授にはサザエさんのように永遠に年もとらず死なないで欲しいと思うのです。

最終回なんていうのもない方がいいな~。

ずっとずっと作者が生きておられる限り続いて欲しいです。



…で、今巻に収録されている第236話。

柳沢教授の父親のセリフに感銘を受けました。



「人は無邪気だった過去の自分や

もう取り戻せない大切なモノに触れると

涙が出るものなのだ」



こういうセリフは作者がある程度の年齢がいってないと出てこないと思うのです。

そして読者もある程度の年齢がいってないと心底感動が伝わらないと思うのです。

こういう時に年を取るっていうのもいいものだなあって思いますね。

ヤマザキマリ (テルマエ・ロマエVI )

2013-06-27 22:36:44 | 漫画家(や・ら・わ行)
最終巻です。
随分あっさりと終わりました。

例えて言うなら
<暴走している馬をがばっと抑え込み、ひらりとそれに跨り強引にゴールに到着!>

・・・そんな感じですね。

え?わからない?
まあ、読んでみてください。

6巻で終了して正解だと思います。(もう少し短くても良かったかも?)

最近の漫画はかなり長いのが多いけれども、
いくらよく売れていても内容によってはさっさと終わりにする方がいいんじゃないのかなって感じるものもあります。
作品の質は長さには関係ないと思います。
引き際が潔いのっていいですね。

山下和美 (朝日新聞連載版 天才 柳沢教授 孫・華子との生活 Special short short )

2013-03-01 19:36:47 | 漫画家(や・ら・わ行)
この作品が朝日新聞・東京本社版夕刊に連載されていたのは知っていたのだけれど、我家は朝日新聞なのに東京版夕刊なんて読めないよ~!

・・・と、嘆いていたのです。

ところが、それが単行本になってしかもオールカラー!

お値段は1105円(税別)。ちょっと高いけれども即購入してしまいました。



内容はいつもの柳沢教授。(当たり前)



連載時は9ページ分を新聞の見開きに一度に載せていたようだけど、それも見たかったなあ。

山下和美 (天才柳沢教授の生活 32・33巻)

2012-09-16 21:23:28 | 漫画家(や・ら・わ行)
先日、33巻が発売されたことを知り書店に行ったのだけど、32巻も買っていなかったことが判明。
ただ・・・33巻は平積みされてどの書店にもいっぱいあるのに、32巻はないのです。
5件目にようやく1冊だけ発見!
新刊の前の巻って案外どこの書店にも置いてないものなんですね。

相変わらず、中身の深い話ばかりです。
こういう話をずっと描き続けていける作者の脳の中をのぞいてみたいって思います。(笑)

今回、32巻に収録されている第221話が特に印象に残りました。

柳沢教授の血の繋がっていない弟、次郎の話です。
次郎に異母兄弟がいることがわかり、会うか会わないか5年悩んだ挙句会いに行くのだけど、
実際、腹違いの兄に会っても過去の父のことがわからない。
なーんにもわからない。
それを聞いた次郎は、ぷっとふきだす。
「ははっ そうですよね
わかりませんよね」
腹違いの兄も笑いながら答える。
「そうなんですよ
わかんないんですよ
あはは」
そして、二人とも大きな声で笑いあうのです。

その後、柳沢教授に
「何か わかりましたか」
と、尋ねられて
「なーんにも
わからなかったよ」
と、にこやかに答える次郎。

こういう話の展開は、たぶん若い作者だと出来ないのではないかと思うのです。
どうしても、次郎の父はこうだった、母はこうだったと話をもっていきたいのではないかと。
こんな風に、「わかんないですよ あはははは・・・」
と、笑って終わりには出来ない。
若い読者にも、この話の深さが理解できない者もいるかもしれない。
私自身、もし10代でこの話を読んだなら、何故何にもわからないのに笑っていられるのか納得がいかないかもしれません。

この話のタイトルは「悩み上手」です。
とってもいいタイトルだと思います。

山科けいすけ (タンタンペン)

2011-07-06 15:59:54 | 漫画家(や・ら・わ行)
この方のギャグの独特のセンスが大好きです。
特別メチャクチャ変なことをしているわけでもないのに、フフッと笑える・・・そんな感じが気に入ってます。

さて、この本に収録されている「徘徊者(うろつきもの)」。
どうも事実に基づいてるらしくて、作者がいろんな所を徘徊?(笑)するお話。
・・・で、これを読んでいて、ふと、谷口ジローの所謂<散歩もの>に雰囲気が似てるな~って思ったわけです。
このおふたり、作風が全く違うんですけどね。
なんとなく似てるような気がするんです。
そして、どちらの作品も非常に面白くていいですね~。

山下和美 (数寄です! 1巻)

2011-06-11 07:31:54 | 漫画家(や・ら・わ行)
(amazonの内容説明より)
数寄屋建築をめぐる著者初のエッセイコミック!
建築家・蔵田徹也氏との運命的な出会いにより「和」の心に目覚めた山下和美は東京都内に一戸建ての数寄屋を建てようと思い立つ――

事実っていうのはやっぱり結構重いものですね。
東京に土地を買って家を建てる!
人気漫画家だからって無限にお金があるわけではないし、
世の中いろんな人がいて、悩んだり、困ったり・・・。

ああ、この作者ってこんな人だったんだ。・・・って、
妙に親近感を覚えたり、
展開にハラハラドキドキさせられちゃって、思わず最終ページを先に読んでしまったり・・・(いつものことですけどね)

この1巻ではまだようやく土地を手に入れただけ。
無事に素敵な数奇屋が建つのだろうかと心配で、心配で・・・2巻が本当に待ち遠しいです。

ヤマシタトモコ (HER)

2011-04-07 22:44:00 | 漫画家(や・ら・わ行)
(Amazonの内容紹介より)
『君に届け』の椎名軽穂、推薦! 女たらしの男性客に思い渦巻く美容師、白髪のレズビアン、フツーじゃないことを恐れる女子高生、母の浮気がトラウマな地味めOL、女が嫌いな女…。オンナの本音を描き話題沸騰、全6編の連作オムニバス。描き下ろしBONUS TRACK、および『BUTTER!!!』(講談社)連動マンガも収録。

東北関東大震災で被災された方々が一日も早く安心出来る生活が出来るようになりますように。

私の住んでいる愛媛県東部では全く被害はありません。
停電もなければ、スーパーにはトイレットペーパーも乾電池も食料も何でもたっぷりあるし、買い占めをする人もいない。ガソリンも普通どおりあります。
こんなに普通で何だか申し訳ないと思いつつ、普通の生活を送っている私です。


さて、いつもどおりに漫画の感想です。

いろいろな女たちの本音を描ききった作品です。
どの女の本音も、ああナルホドね。・・・と納得出来ます。
そうなんだろうね、と思えます。
でも、私自身に良く似たタイプもいないし、私の周囲によく似たタイプもいない。
それでも、ナルホドね、と分かった風に思えるのはどうしてだろう?とフト疑問に思ったのです。
・・・で、考えた結果、昔からず~っと読んできた少女漫画で、こういう風な心理が理解出来るようになったのではないかと思いついたのです。

一般的に少女漫画って本音を描いてることが多いと思うのです。
かなり微妙な心理も描ききっていることが多いんじゃないのかな。
だから読者は知らず知らずのうちに女性の微妙な心理を学んでいる・・・そういう気がするのです。

この作品の中で<こわい靴>っていう表現があるんですよね。
私には今までそういう発想はなかったので新しい発見?でした。

靴といえば、年をとるとデザインよりも履き心地重視になってしまいます。
若い頃はヒールの高い靴も平気で履いてきたものですが、今ではヒールの高いものは無理。
ヒールが低くても長時間歩いていて疲れるのも無理!
そんなわけで、気が付くとカッコイイ靴なんて履けなくなってしまっている自分がちょっぴり悲しいです。

山崎峰水  (黒鷺死体宅配便 14巻 (原作:大塚英志))

2011-03-28 21:56:30 | 漫画家(や・ら・わ行)
うちのダンナは漫画には全く興味ありません。
よほどの事情が無い限り漫画は読まない人です。

先日ダンナと長女と一緒に遊びに行った途中で古本屋に立ち寄ったんだけど、
勿論、ダンナは単なるお付き合いです。
妻と娘が真剣に棚にある漫画をチェックしている間も暇を持て余して、店内をうろうろしているだけです。
あ~、よく考えたらダンナに申し訳ないかも?ま、いいか~!(笑)

・・・で、この「黒鷺死体宅配便14巻」を見つけたので、あ、これまだ買ってなかった!
と、手に持ってうろうろしてたのです。
ところが、それを見たうちのダンナ。
「死体?・・・そんな本読んだらダメだ。棚に戻してきなさい」
って言うんです。
「え~~~~!?」
そこへやってきた長女
「お母さんどうしたの?」
「パパがこれ読んだらダメだって」
「パパ、この中身見たの?」
「いや、見ていない。タイトルに<死体>っていうのが入ってるのがダメなんだって」
「中身見たら、絶対もっとダメだと言うよ~!」
「確かに!」

・・・という会話をしつつ、勿論、ダンナの言う通りにするつもりは全くない私。

この本を手に尚も他に買う漫画はないかと探してると、ダンナと長女が棚の前で何かしている。
長女に何をしてるのか聞くと、
「この漫画、タイトルに<吸血>とかいう文字があるから、お母さんが買うって言うといけないからお母さんが見つけないように手で隠せってパパが言うの」

うちのダンナ・・・たぶん半分本気で半分冗談・・・(いや、ほとんど冗談かもしれないけど)・・・で、言ってるんですよね。その証拠に私がその手の漫画を買っても怒るわけではありません。

きっと興味のない古本屋で退屈で退屈で、妻子をからかって遊んでるだけなんでしょうけどね、
その後、作業をしている店員さんに「それ何をしてるの?」なんて話しかけたり・・・
店員さんも突然おじさんに話しかけられて驚いたかもしれませんが・・・(笑)

ダンナ同伴で古本屋に行くべきではないな~とつくづく思ったわけです。

・・・で、この14巻、もうそろそろいろんな謎を解明していってくれてもいいのにな~って思うんだけど、まだなんでしょうか?

ヤマザキマリ (イタリア家族 風林火山)

2010-11-11 08:13:35 | 漫画家(や・ら・わ行)
<出版社 / 著者からの内容紹介>
イタリア人男性と結婚し、イタリアで三世代同居を経験した 著者がそのギョーテン生活をコミカル&リリカルに描きます☆ ギャグタッチと写実的絵柄が交錯する新感覚コミックに、 『テルマエ・ロマエ』ファンも夢中になること間違いなし! 今だから明かせる(!?)漫画家デビュー秘話もSP収録!


波乱万丈ライフをパワフルに乗り切ってるというか・・・私にはこんな生活絶対に無理!っていう感じです。
でもまあ、日本とイタリアの生活習慣のギャップはあるんだろうけど、よ~く考えてみると日本人だって随分個性的なひとはいるわけだし、嫁と姑の確執もあるわけだし・・・要するに嫁から見た夫の家族との同居話っていうことなんですよね。
愚痴もいっぱいあるのも仕方ないですよね。だって<嫁>なんだもん。(笑)

ヤマザキマリ (テルマエ・ロマエ 1巻)

2010-07-01 08:41:12 | 漫画家(や・ら・わ行)
ダビデ像が手拭いと風呂桶を抱えている!?
このインパクトある表紙の素晴らしさ!(笑)

書店で見つけて思わず手に取りレジに並ぼうかと思ったのだけど
見覚えのない作者の名前・・・中身を見ずに買うのは早計かもしれない・・・
と、後ろ髪を引かれる思いでその時は買わなかったのです。
・・・が、まあ結局後日買ってしまったわけでして・・・。
結論としては買って良かった~~!という本でした。

古代ローマと現代日本を<風呂限定>で行き来する男、風呂の設計技師ルシウス!
話といえば単純なんだけど、ルシウスの性格設定や、現代日本の<平たい顔族>たちの言動に思わず笑ってしまいます。
<平たい顔族>なんていうネーミングからして笑えますしね。

うちの子供たちは「いかにもお母さんが好きそうな話だよね」と言うだろうけど・・・
別に私は男風呂が好きな訳ではございませんので・・・。(笑)

山下和美 (寿町美女御殿 4巻)

2010-06-06 13:33:20 | 漫画家(や・ら・わ行)
人間、年取っても呆けたくないなあ。
と誰しもが思ってることだろう。
・・・が、どんなにしっかりした人でも呆ける時は呆ける。
それが人生、辛いところ。

この作品の主人公102歳のエリザベスは呆けるどころか脳梗塞で倒れても見事に完全復活を果たす。
彼女の言葉がいい。

「そんな理由も何もないでしょ
思い立ったら動かなきゃ
だって人生楽しまなくちゃ損ですもの」

おしゃれして颯爽と歩くエリザベスがかっこいい!
私もああいう生き方をしたいものだと思いつつ・・・
年をとればとるほど、ひきこもり状態が増してきて・・・
困ったもんです。(ため息)

吉村明美 (麒麟館グラフィティー)

2010-01-14 18:51:01 | 漫画家(や・ら・わ行)
一般的に少女漫画のイメージっていうものは、少女の淡い恋や夢が描かれてると思われているかもしれない。
しかし、少女漫画ってなかなか侮れないものなのです。
時代を深くえぐりとって、そのへんに転がっている小説などよりもず~~~っと、どきっとさせられる作品もあるのです。

この作品がまさしくそういったもの。

男女の愛。結婚観。DV。女同士の友情。などなど・・・。
あ、少女漫画版「めぞん一刻」的な感じもしますね。(笑)
どういう観点でこの作品を読むかは読者次第。百人の読者がいたら百通りの読み方があると思うのです。同じ人でも、若い頃に読んだ時と年取って読んだ時では捉え方が違ってくるかもしれません。

・・・で、私が一番気になったのは、男が結婚相手に望むものは一体何かってこと。

このなかに出て来る菊子の夫は女は従順であればいいと考えているのです。
女に人格がないと思ってるんですよね。
そんな男・・・まあ、いることはいるんだろうけど幸い私の父もダンナもそうではなかったのでイマイチ現実感がなかったのです

ところが・・・
先日、近所の70代以上の女性10人程がわいわいと他愛無い話をしている場にいたのだけど、
その中である人が、うちのダンナは私にモノを言う時に必ず『この、クソバカが~!』って言うから嫌になってしまう・・・と言ったのです。
その人の夫という人は私から見ると、ごく普通のおじさんです。
それを聞いてた別の人が、あ、うちも同じよ。いっつもバカバカって言われるから本当にバカになりそうな気がする・・・らしい。
・・・で、またまた別の人も、うちも!うちも!・・・
と言い出して、どうやら、そこにいるほとんどの人の夫は妻に「このクソバカが!」とか「ばかやろ~!」とか普通に言ってるらしいというのです。

驚いて、家に帰ってうちのダンナにこの話をするとダンナは、
「ああ、あれぐらいの年代の男だったらそういうの多いんじゃないか」と別に驚きもしないのです。

う~~~ん。。。

言われてみると確かにそうかもしれない。
そして、女性も昔はそんなものだと諦めていたのかもしれない。
最近、ようやくそんな風に言われるのは理不尽なことだと気がつき始めたのかもしれません。

男が威張って、女はただひたすら耐えていた時代。
最近の若い子には信じられないかもしれませんね。
そういう私だって驚いたんですからね。

今はどんどん、女が強くなって嬉しいけれど・・・強くなりすぎて男に従順を求めるような女にはなって欲しくないですね。
男も女も対等にお互いを尊重するような関係になるのが理想だと思うのです。

吉富昭仁 (ツレビト)

2009-07-28 18:17:34 | 漫画家(や・ら・わ行)
「魂」の物語。
「死」の物語。

「ツレビト」とは、死んだ人間の魂を
死の世界へ通じる”門”まで連れて行く者のこと。

この話は主に生と死の<間(はざま)>で起きることが主になっています。
時間と空間の概念がない、生の世界と死の世界が融合している場所。
そういう不思議な空間が吉富昭仁の繊細なタッチで見事に表現されています。

内容は初めは謎ばかりだったのが徐々に解明されてきて最後に全てが判明するという実にすっきりした終わり方になっています。

ただ、亜弥とセンドウの掘り下げがほとんどなかったのが残念。
作者自身、まだまだ描き足りないと言ってるので今後この話の続きが出るのだろうか?

「ツレビト」という観念は作者が考え出したものだから、
それを読者に理解して貰うために何度も説明をセリフで言わしているのだけど・・・
セリフで説明するのではなく話の中で読者に理解させて欲しかった。
全4巻では短すぎたのだろうか?

ま、とにかくこの作者の描く背が高くて寡黙な男性は私の好みなので、続きがあれば嬉しいんだけどなあ。

若杉 公徳 (デトロイト・メタル・シティ)

2009-06-07 21:26:54 | 漫画家(や・ら・わ行)
先日甥っ子から貰った漫画です。
・・・甥から漫画を貰って喜ぶ叔母さんって・・・ど~ゆ~叔母さんなんだ~・・・っていうツッコミはなしね。(笑)

映画にもなったし、どういう内容なんだろう?とちょっと興味があったのです。

まあ、二重人格というか、普段は冴えないけど・・・実は・・・という「スーパーマン」とか「水戸黄門」とか「静かなるドン」とか・・・そういうパターンのものなんですね。
私は結構その手のものが好きなのでいいんですけどね。
でも・・・かなり下品で卑猥なのは事実。

こういうのは賛否両論あるのは仕方ないですね。

デスメタルを的確に描写していないとか、偏見が酷いとか・・・。

う~~~ん。。。
腹を立てる人がいるのもわからないわけでもないけれど、
ただ・・・漫画=(現実世界ではない)と思って単純に楽しむのもアリなのかもしれません。

ラズウェル細木 (美味い話にゃ肴あり)

2009-05-26 20:22:33 | 漫画家(や・ら・わ行)
居酒屋「酔庵」のマスターとその店に集まる楽しい飲兵衛仲間たちの他愛無い会話っていう感じの内容です。
その酔庵で出されたお献立の説明などもあったりして、居酒屋に行ってみたくなります。

残念ながら居酒屋に行ったことがありません。
いや・・・数年前に忘年会に行ったお店が居酒屋だったのかな?

まあ、とにかく馴染みの居酒屋というものはありませんので、ある意味そういうものに憧れてるんですよね。

馴染みのマスターに、
「あ、いつもの頂戴ね」
なんてこと言ってみたいじゃないですか。

馴染み客とも仲良くなって、なんだかんだと愚痴を言ったり聞いたり・・・
それでいて、その店の外の生活ではお互いノータッチ。

そんな感じがいいな~なんて思うんだけど、
田舎に住む専業主婦にとって、それは夢のまた夢。

漫画でも読んで、妄想の世界で馴染みの居酒屋で美味いお酒と美味い肴を頂きましょう。