(「月刊フレッシュジャンプ」1984年9月号~1985年3月号
「ベアーズクラブ」1991年2月号~4月号
「ベアーズクラブ」1990年10月号掲載)
この2004年に出版された文庫版には「エイジ」「エイジ2」「エイジ」’85が収録されている。
この作品も残念ながら未完である。
ちばてつやが好きで「あしたのジョー」に憧れてボクシング漫画を描いたらしい。
確かに江口寿史の初期の絵柄はちばてつやの影響を色濃く受けている。
「エイジ」はいいけど、やっぱり未完であるからストーリー的にどうこう言えない。
絵は洗練されていて綺麗だ。
しかし、ボクシングシーンになると、集中線や動線、擬音で一生懸命に動きや迫力を出そうとしているのはわかるが残念ながらいまひとつ物足りなさを感じる。
どうも、この人は止まっているイラスト的な絵の方が上手いようだ。
ただ、「エイジ」’85になると、動きの部分がかなり上達していて、一瞬の動きをストップさせる事によって迫力といったものが上手く表現されているように思える。
やっぱり、これは未完のままにしておくには惜しい作品だ。
「ベアーズクラブ」1991年2月号~4月号
「ベアーズクラブ」1990年10月号掲載)
この2004年に出版された文庫版には「エイジ」「エイジ2」「エイジ」’85が収録されている。
この作品も残念ながら未完である。
ちばてつやが好きで「あしたのジョー」に憧れてボクシング漫画を描いたらしい。
確かに江口寿史の初期の絵柄はちばてつやの影響を色濃く受けている。
「エイジ」はいいけど、やっぱり未完であるからストーリー的にどうこう言えない。
絵は洗練されていて綺麗だ。
しかし、ボクシングシーンになると、集中線や動線、擬音で一生懸命に動きや迫力を出そうとしているのはわかるが残念ながらいまひとつ物足りなさを感じる。
どうも、この人は止まっているイラスト的な絵の方が上手いようだ。
ただ、「エイジ」’85になると、動きの部分がかなり上達していて、一瞬の動きをストップさせる事によって迫力といったものが上手く表現されているように思える。
やっぱり、これは未完のままにしておくには惜しい作品だ。