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JR西日本岡山駅で、JR四国の「アンパンマントロッコ」号が停車していたので、思わず駆けよって撮影しました。
かわいらしいアンパンマンとその仲間たちが描かれたトロッコ車両はキクハ32-502で、動力車はキハ185-26でした。
昨年5月、由布院へ旅行に出かけた際に乗車したJR九州のトロッコ列車「トロQ」も動力車はキハ58とキハ65でした。
京都で見慣れた嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車はDE10が牽引あるいは推進しています。木次線のトロッコもそうですね。
なので、特急形気動車1両+トロッコ車両という組み合わせが面白くて、思わず駆け寄ったのでした。
さて、このキハ185系は四国高速化を目的に国鉄が開発したディーゼルカーです。
しかし、花形だった時期は短く、JRになって開発されたより高速、快適な2000系ディーゼル特急や8000系電車特急に主役の座を譲り渡しました。
今でも高徳線や徳島線などで活躍していますが、九州横断特急や特急「ゆふ」として活躍するJR九州の仲間たちと比べると、四国の185系は華やかさに欠けるようにも感じられます。
一方のキクハ32-502は運転席を持つ「制御車」。
トロッコ列車には貨車を改造したものが多く、最初からトロッコ列車用として新製されたものは珍しいのではないでしょうか。
キハ32形と同系列として扱われていますが、動力装置はなく、したがってキハ185とペアを組んで運転されます。
瀬戸内海の島々や行き交う大小の船を見ることができる瀬戸大橋を、こんなトロッコ列車で渡るのも楽しい旅の思い出となることでしょう。
2010-3-28 JR岡山駅で、津山扇形車庫見学の帰途に撮影。
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