少し日にちを遡りますが、4月3日の午後、家人と京都・西山の「花の寺」(勝持寺)に行ってきました。この寺の境内にはたくさんの桜が植えられており、それが見事に咲き誇る様から「花の寺」と名付けられたのでした。
この日は晴れていましたが、少し肌寒く、家人は最初出かけるのをためらっていました。しかし、一緒に散歩に行くという約束を守って、撮り鉄を午前中で終えて帰ってきた私を思いやってか、結局は「行く」と言ってくれました。
私の家から「花の寺」までは、時間帯によってはバス1本で行くこともできます。しかし、土曜の午後ではそれは難しく、結局、西大路からJRで向日町に行き、そこからタクシーで向かいました。場所は京都市西京区の大原野です。向日町駅からもバスがあるのですが、こちらも本数が限られているので、タクシーが便利です。運賃も千数百円です。
寺に着くと、門をくぐったところで不動堂の修築が行われており、少し殺風景でした。しかし、尊いお不動様をまつるお堂の建設ですから、立派なものができるようにと願います。境内はまだ半分ほどの木しか見ごろを迎えていません。しかし、西行桜は満開で、優美にピンクの花をつけた枝をしたたらせていました。
上の写真は小さな門が境内にあり、その門扉の細工です。桜の形にくりぬかれ、そこからのぞくと満開の桜が見えました。
境内の周囲にもそこかしこに桜が見られます。これは参道の途中から霊園の方に少し入ったところの一本です。
バックが竹林の西山丘陵らしい風景だと思います。花吹雪が舞うと、緑の竹とひらひら舞う花びらのコントラストがとても印象的です。
そして、この木が西行法師が植えたと伝わる有名な「西行桜」です。
歌人として名高い西行法師は、もとは御所を守る北面の武士・佐藤兵衛義清と名乗っていました。ところが、保延6年(1140年)、勝持寺で出家して庵を結んで桜を植えて愛したそうです。
そこから、人は「花の寺」と呼ぶようになったとか。今では約100本の桜があるそうです。今度の土日、まだ咲いているかな。
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花の寺とは、また懐かしいですね。
最近は訪ねていませんが、小学校の遠足コースでした。
実家は東向日なんで、歩いて散策できる丁度いい距離です。地元でも勝持寺の名を言える人は少なくて花の寺ですね。阪急バスも「花の寺」ゆきが以前はあったような気がしますが? 大原野周辺には友人も多く、よく訪れますが、今でも里の風景の残るとてものんびりできる土地ですね。
西山と言えば、西国札所の善峰寺ですが、桜なら花の寺ですね。私は子供の頃ここの山門が大好きでした。周りには桜がたくさんあったように記憶していますが???
御無沙汰しております。龍野まで行かれたのですか。さぞ、美しかったのではないかと思います。お仕事?かな。
月曜には桜を散らす雨が降りそうですね。残念ですが、これも四季のある日本のよさですから、仕方がないですね。
私も大原野は子供のころからのハイキングコースで、いろいろ行きました。善峰も今のように有名でなく、静かでした。なんといってもあそこは遊竜の松ですから。
桜はここでしょうね。バスはいま、南春日町行きだと思いますよ。私のところからバス1本だったら、長峰ですけれど。
善峰、大原野神社・・・高校のマラソン大会のコースだったなあ。わざわざ京都市内から行きました。
楽しく和気あいあいがこの趣味のよいところ。その延長上ですね。
某所のコメントを見ました。
リンクしていただいて大変嬉しく思っています。
(実は、まむしさんのファンでして…照)
こちらもリンクさせていただきます。
萌えたのは桜の門扉です。
キター!そそる撮影法ですね。
下灘駅で実施しましたが、難しいですよね。
そして、うまくいくと実に嬉しいですよね。
某所で交通事故におあいになったとか。
大丈夫ですか、心配しています。
私もYOSHIさんのファンですよぉ。
お互いによい写真を撮りましょうね。
桜の門扉に萌えていただき、ありがとうございます。何枚も挑戦して、やっとこれかな、というふうになりました。なかなか難しいですね。