
先日、JR西日本は北近畿の「Xネットワーク」に、新型特急287系を投入すると発表しました。すでに、皆さんご承知のことと思います。外観は683系の4000番台によく似ていますね。
このところ、西日本はその683系4000番台に加え、キハ181系「はまかぜ」にかわるディーゼル特急車両の新製、アーバンネットワーク用の225系、そして287系と矢継ぎ早に車両の置き換えを打ち出しています。
その結果、当然ながら国鉄車両が淘汰されることになり、我々、国鉄世代はまたまたさびしくなります。485系、キハ181系とほぼ時を同じくして183系も消えゆくのですね。
前から言っていますが、国鉄色というものは四季折々の日本の風景に、非常にマッチした色だと考えます。対してJR発足後の車両は、そうした風景の中での存在は、いまいちだと感じます。サンダーバードの白は夏には深い緑の山々、秋には黄金の水田、紅葉の野山に映えると思います。
けれども、雪の中では埋没してしまいませんか。一面の銀世界の中、白い列車というのは安全の観点から、いかがなものでしょう。雪は特に音を吸収してしまい、列車が接近していても気付きにくいと言われます。すると、白より国鉄特急色の方が断然、視認性が高いのではないでしょうか。
安全対策を強化しているというJR西日本には、色ということも考えてほしいですね。ステンレスも風景に埋没しやすいと思いますが、いかがでしょうか。
さて、こんなことを書きつつ、485系の両端ゲンコツ編成が9月いっぱいで雷鳥の運用から外れたそうですね。その話は聞きながら、今度、今度と撮影を先延ばしにしているうち、10月になってしましました。なんか、自分でもエエかげんやなあ、と思います。
今は183系やキハ181を早く撮っておかなければ、と思うのですが、これもまた真剣にそれをメーンとした撮影行に出かけるかどうか。まだ、しばらく時間があるだろうと考えて行動に起こさず、気づいた時にはもう走っていなかったなんてことにならないよう、気合を入れていかなければ。
2008-8-10 JR東海道線茨木-摂津富田 「文殊」回送
Nikon D300,Sigma APO 70-200mm F2.8 EX DG MACRO HSM(Ⅱではありません),120mm,ISO 400
1/1600秒,f7.1,-0.3段,WB:晴天

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今後は、きのさきやまいづるを撮影に行きたいです。とくに、元しらさぎ編成のまいづるを撮影したいです。
まいづるの撮影なら小浜線を抜けて来られたらいいですね。頑張ってください。
メールしたやつは間違えてました。
「雷鳥」がいなくなっても、「北近畿」が・・・と思っていたのに、485系やキハ181系と一緒にこちらもいなくなってしまうんですね
しばらく向日町が白っぽくなってつまらなかったけど、今回の雷鳥減便で今向日町は国鉄色花盛り♪
車窓から見ていても貴重な光景なのに、これも2年も続かないのですね
白い車両ばっかりはつまらないです
それに、列車の区別がつきにくい!
国鉄型の車両の色は深みがあって自然に調和する色ですよね
今の車両がきれいけど、「自然に溶け込む」色ではないように感じます・・・
MGさんも手抜きになってしまわれたのですか。おっしゃるように、これから「悲しいことに」ですが、消え行く車両の目白押し状態。うかうかできませんね。
私も気を引き締めてかからなくっちゃ。
画一化した車両のオンパレードでは、子どもたちからもそっぽを向かれたりして。
私はアラフォーですが、やはり大阪駅や京都駅で追いかけていた彼らがいなくなるのは本当に寂しいです。そして、おっしゃるとおり、あの特急色は四季に合うとも思います。
ところでお願いなのですが、私smilykazは仕事のサイト「日本海ファクトリー」を運営しております。ステッカーや切り文字を作る会社なのですが、もしよろしければ、こちらのサイトと相互リンクをお願いできないでしょうか。
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今後とも楽しい記事を期待しております
私も京都から青森まで、延々とボンネット白鳥で行ったなあ、などと思い出します。L特急「雷鳥」なんかその昔、「まーた雷鳥か」とばかにして撮影していなかったのが悔やまれます。
ところで、リンクの件ですが、こちらのブログをご紹介いただいているのは感謝します。ただし、今回が初めてのお付き合いでありますし、当方がリンクを張るのは、もう少しお付き合いしてからにさせてください。あしからず。