鉄ある記

鉄道写真を中心に、京都の街角の情景なども写真で紹介していきたいと思います

真夏の221系

2011-08-14 | 電車たち

 ステンレスの車両がどんどん幅をきかせていく中、JR西日本の近郊形電車221系の存在は貴重になっていると思います。
 221系は1989年に登場し、翌2000年の鉄道友の会ローレル賞受賞車両です。初めて登場した当時、明るい白いボディだけでなく、大きく取った窓から陽光が入り「なんと明るくて気持ちのよい車なんだろう」と感心したことが思い出されます。

 この221系も、223系の登場で新快速の座から追われ、今や225系の誕生によって活躍の場を本線から地方線へと移されていくのではないかと気にかかるところです。221系はホワイトの地に大阪急電色の茶や京都線や神戸線のラインカラーのブルー、新快速のシンボルカラーのベージュの帯をまとっており、絵になる色合いだと思います。上の写真は、8月4日夕、湖西線の志賀-蓬莱で撮ったものです。夏の太陽が比良の山並みに沈む瞬間、光と影の境界が築堤上に現れました。この日最後の光を受けて走る2861Mの4+4の8連。夏の琵琶湖岸によく似合っています。


 2枚目の写真は8月13日に、琵琶湖線の稲枝-河瀬で撮影した米原行きの702Kです。
 6+6の12連です。221系単独の12連を見る機会は多くありません。この日は6170レを撮るのが主目的でしたが、次の狙いはこの702Kの撮影でした。朝、東に向かって走ってくるスジですので、順光で写すことが可能です。この日は小さな雲が流れてきたため、編成の途中から少し暗くなってしまいましたが、夏の朝によく似合う姿だとあらためて感じました。

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4 コメント

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221系地方へ行けば単色化? (弧鉄)
2011-08-16 08:56:05
お早うございます。221系「アメニティートレイン」ですね。「ライナー」だったかな?「E電」もそうでしたが普及しませんでしたね。私は最初同車を見たとき不満がありました。「新快速は2扉でなければ。」と了見の狭い考えを持っていたからです。でも、113系の置き換え用としても製造されましたし乗降時分の事を考えれば3扉で正解ですね。大きな展望の利く正面窓は好きでした。阪和線で臨時急行にも使用されたり大活躍でした。この車両は近鉄5200系の窓割り等を参考にしています。こちらは普段は4両編成での単独か他形式との連結で使用されいますが今夏イベントで8両編成を組み大阪線で運転されるそうで近鉄ファンの方々の間では話題になっています。一方221系は12両編成こそ少なくなりましたがまだまだ中、長編成が普通に見られるのが嬉しいですね。私は他形式との連結も良いなと思っています。残念なのが2両編成がどうやらなくなってしまったこと。何時しか中間車を抜いて地方線で走り出すことを待つしかないようです。それにしても223系、225系に比べれば見劣りはしますがまだまだ地方線に行くには早いような気がします。性能の差もあってのことだと思いますが。しかし、同車が地方線で使用されればかなりのサービス向上になりますね。でも、単色は止めて頂きたい。爽やかな221系のイメージが無くなりそうです。
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Unknown (昭和鉄道少年)
2011-08-20 22:04:38
こんばんわ、117、221、223、225、関西人で良かった
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弧鉄さん (まむし)
2011-08-21 21:48:07
こんばんは。ご無沙汰です。
今や2扉では廃車を促進するような時代ですからねえ。221系はJR色ですので、どうなんでしょう。さすがにこれは地方に行っても単色化はないのでは?
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昭和鉄道少年さん (まむし)
2011-08-21 21:50:21
こんばんは。
大阪急電の流れがしっかり息づいていますね。
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