JR東海高山本線での撮影の続きです。下原ダム湖の畔で撮影した後、下油井-白川口の橋梁に行って見ました。ここは古くから知られた撮影ポイントで、車でこの橋梁の下をくぐる時も「いい感じ」と思っていました。ここで1枚、撮影したいと考え、車を走らせます。
下原ダム湖で撮影していた皆さんの多くは、全通77周年記念列車を追いかけるか、午後の復路を撮るためのポイントに出かけられたようです。いずれも多くは北上されたわけで、私一人が反対に南下したようなものです。
高山本線もこの付近では列車本数が少なく、撮り逃がすと次まで時間があきすぎますので、よく考えて行動しなくてはなりません。また、ここは上り列車の撮影ポイントでもあり、どっち方向でもよいというわけにもいきません。
幸い上りの「ワイドビューひだ」とキハ40系のローカルがやって来ます。雨が降ったりやんだりするので、三脚は立てずに手持ちで撮ることにしました。ローカルは縦画で橋脚全部と川面まで入れて、そして「ひだ」は横で撮ってみました。
背景の山を入れたかったこと、そしてインカーブ側の方が好みなので、川下側の歩道から見上げるように構図を考えました。ご覧のように、こちら側には鉄骨の厳つい支柱が立ち、ケーブルが張り巡らされています。普通、こういう写真は嫌われがちですが、ここではそんなことにこだわりません。全体から考えると、支柱もケーブルも無視できると私は思います。それだけ雰囲気のよい撮影ポイントだと思いました。晴れたらどうなるのか、よいお天気のときにまた一度、見に行ってみたいなあと思いました。
2011-10-30 JR東海高山本線 ワイドビューひだ6号 キハ85系
Nikon D7000,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,70mm,ISO 400
1/640秒,f3.5.-0.7段,WB:AUTO
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お元気そうで、何よりです。ありがとうございます。こういう景色のところで、鉄道写真を撮影していたら本当に心が洗われて元気になります。
ここでキハ82を撮影されたのですね。うらやましいなあ。国鉄色はきっと映えたでしょうね。
そうなんです。撮り方次第の面はありますが、景色がいいと、少々のことには目をつぶれますし、また、気にもなりません。
下灘も行ってみたいなあ。でも、ちょっと遠いかな、京都からでは。
私が中学や高校のころは、車で撮影に来る人はまだまだ少数で、みんなで歩いていました。ですから駅から徒歩1時間くらいは、当たり前だったのです。今と昔は状況が違うので、なんでも昔のようにとは言えませんが、そのころは駅で撮影する人は本当に少数でした。
最近の若い人を駅でたくさん見るにつけ、駅撮りもいいけれど、ラッチの外に出てみたら?とも正直思います。
しかし、この路線でケーブルを埋設していたらコストがかかりすぎますよねえ。ある物はあるとして、工夫するしかないですよねえ。
久し振りのコメントになりました。
なかなかいいロケーションの場所ですね。
遠くの山に霧がかかって旅情あふれる作品だと思います。
高山線はどこも素晴らしい景色の中を走っていますよね。
私も、まだキハ82系時代だった頃に、同じようにインカーブから狙いました。
これだけ景色が素晴らしいと、ケーブルなど、少しの障害物も目立たなくなるのでいいですよね。
山奥はいいですね。行ってみたいです。
山奥とまではいきませんが,夏休みに山をバックに予土線をはしる「海洋堂ホビートレイン」を愛媛県鬼北町の奈良川橋梁で撮りました。田舎ではありませんが,ちょっとした町のようなところです。でものどかでよかったです。もっと山奥まで行ってみたいものです。ただ駅から遠い… 割と健康な若者の意識はあるのですが,歩こうと思ってもなかなか実行に移せません。冬は秘境駅の坪尻駅に行こうと思っていましたが,愛媛県の中予にある実家から坪尻は遠いので山ではなく,海をバックにいくことにしました。下灘駅にも行ってもようと思います。大浦~伊予西条駅間にもいくつか撮影地があるそうなので,若者の最大の武器である足を使っていこうと思います。
↑だらだらとスミマセン(汗
それから,ケーブルは意識しなければ分かりませんよ。雰囲気もバッチリです。やはり自然はいいですねぇ~