きょうは、非鉄の用事で山科に行く用事がありました。
帰りにJR西日本・山科駅の横のスタバでお茶した後、ふと見ると、線路の下に細い通路があります。
山科駅は何度も降り立ったことがありますが、この通路に気づいたのは恥ずかしながら、きょうが初めてです。
一緒にいた友人が「いいものがありますよ」と通路の中に連れて行って、見せてくれたのがこの表示です。
幅2メートルかそこらの狭い地下通路です。東海道線の下を南北に通っています。
案内してくれた友人によると、これが昔の山科駅の通路だったとのこと。今は壁で埋められていますが、この地点から下りホームに上がる階段があったのですね。コンクリートで書かれた表示と、指の矢印で往時をしのぶことができます。
おなじような壁面がもう一カ所あります。そこは上りホームへの階段跡だと思われますが、残念ながら何の表示も残っていませんでした。
この唯一の表示をスマホのカメラで撮影していたら、自転車を押してきたおばちゃんが、「ここが昔、階段やったんよ」と教えてくれました。
今は湖西線の起点ともなり、新快速も停車して乗降客の多い駅ですが、その昔の通路はこんなに狭いとは思いもよりませんでした。
これも一つの鉄道遺産ですね。
2012-01-22 JR山科駅地下自由通路で スマホで撮影
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指差しマークは私鉄の地下道などにもありましたね
・・
阪神春日野道や元町などにも見かけたような・・
駅の乗務員通路にも「指差し確認」で見れましたね。
行き先表記も古くなるほど、遠方まで表記されていて、関西で「東京」や「広島」、「下関」表記もあり在来線が遠距離旅客の花形だったことを表していたように思います。
後期試験の最中ではないのでしょうか?
「びわこライナー」は、私の感覚ではつい最近って感じなので、違和感はないですね。この細い通路、地元の人にとってはごく普通の通り道みたいですが、私はタイムトリップした感じでした。
確かに、確かに。指差しマークは元町で昔、見たような気がしますね。
今もJRの構内踏切なんかには残っているかもしれないですね。
おっしゃるように、京都駅でも以前は「広島」「下関」のような遠方の乗り場表示があったと思います。鉄道黄金時代でした。
私もびっくりしました。
なんで、今まで知らなかったのか、と。
よく見ると、この指差し表示の手、けっこう写実的ですね(^o^)
えー、ほとんどレポートなんですか?私も学園紛争時はそういうこともあったけれど。
宮島口の「はと」「しおじ」は貴重ですね。今はもうないだろうなあ。