宮本のスノーシェードで426Dを撮影後、すぐに踏切近くのポイントにとって返して折り返しの425Dを狙います。この日の、というよりJR西日本大糸線遠征のハイライトとなる北アルプスをバックにして走るキハ52の撮影です。
空は晴れ、雪原は真っ白に広がっています。そして雪をつけた木々が立つ山の向こうに鋭い山稜がくっきりと見えています。私の三脚を見ていてくださった親切な方が、正面に見えるのが鹿島槍ヶ岳(2889.1m)、右手に立つのが五竜岳(2814m)と教えてくださいます。
「一応、プロなんです」とおっしゃるこの方は、山々と鉄道をからめた写真撮影をテーマにされているとか。地図で鹿島槍と五竜だろうなあ、と私も思っていたのですが、教えてもらって「ああ、それでよかったんだ」と安心しました。五竜と列車が一緒に撮影できるポイントはほとんどない、ともおっしゃっていました。
1月の太陽の位置では、ポスターなどで見るような真っ青な空に白い嶺々がはっきりと浮かぶというシーンにはなりません。ですが、この時期としては願ってもない好条件に恵まれました。
これ以上、何を望むのか。大満足の1コマです。
2010-1-11 JR西日本大糸線 南小谷―中土 キハ52-125 糸魚川行き425D
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,125mm,ISO 200
1/500秒,f9,WB:晴天
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私が以前から申している「私が撮影したい場所」の一つはこちらです。やはりまむしさんもここで撮影されたのですね。
アルプスの絶景を見渡せるこの場所で、是非とも撮影したいと考えております。ただ時間と予算の都合上、どうしても後追いでしか撮影できないのが残念です。
大糸線の新作を拝見しました。
大雪から雪晴れ、夜の情景まで冬の大糸線の魅力を余すことなくゲットされましたね。
まむしさんが書いておられる「これ以上何を望むのか」まさにこの言葉がふさわしい、すばらし作品です。
実は私も日曜日の午後、大糸線に寄り、キハ52の引退までに一度は見ておこうと数本の列車を撮影したのですが、まむしさんの作品を拝見すると、余計うらやましく感じました。
今週末は、松本市で仕事が終わり、直帰なので大糸線に寄って帰ろうと思います。
こんなに綺麗なシーンに出会えるとは羨ましいです。やはり、晴れるといい風景との出会いがありますね。
ところで、このショットがフィルムだったら、連山は飛んだかも?ですね。雪晴れはコントラストが強烈ですからデジタルでも難しいですよね。
遠くに見えるアルプスの山々が立体感があり、広がりを感じます
このシーンには、青&クリームの車両がぴったりですね!
この場所は、だれもが一度は訪れたい場所ですね。これまでの写真を見てもらったらおわかりと思いますが、3日間とも訪れています。ただ、この位置で撮影したのは、この日だけなのですが。私は夏も秋もここで撮影することができラッキーでした。
後追いだけとはもったいないですが、晴れることを祈っています。
コメントありがとうございます。ご覧いただき、うれしいです。
本当に天の神様もいろいろな表情を見せて、さまざまな光景を撮影させてくださいました。
感謝、感謝ですね。
大糸線、まだ2か月あります。りょうさんとチャレンジしてくださいませ。
奥さまとご一緒・・・とてもよいことです。
私も嫁さん、第一ですよ。家庭の理解があってこその趣味ですしね。
今週末、またまた寒いみたいです。
がんばってくださいね。
そうなんです、晴れるとやはり素晴らしいですね。腕が悪くても、景色が救ってくれます。
それと、おっしゃるようにデジタルの強みを十分発揮できました。モニターで何度も試し撮りを確認して露出を決定しました。フィルムでは難しいかもですねえ。
言ってくださるように、奥行きのある写真が撮影できました。正直、青白いですが、アルプスも存在ははっきりしており、これがやはり大きいですね。
このトーンに、赤・クリームの115をポツンと配置しても際立った鮮やかさになったと思いますが、125のこの色も同系統でよいと私も思っています。