前回の「潜る」が、好評だったようで(トヤキです。さん、昭和鉄道少年さん、コメントありがとうございます)、その続きです。
七条通が国鉄山陰本線(現・JR西日本嵯峨野山陰線)と交差する千本七条あたりでは、市電のみが「専用軌道」になって国鉄線の下をくぐり抜けていました。
そこがどういう感じだったかを、東行の市電の車内から撮影したのが、この写真です。切り通しになっていました。山陰線の本線部分は高架になったあと、線路が撤去されて人が通れるようになっていたため、こうしてファンが消えゆく市電の姿を記録しようと待ち構えていました。小さな子供さんの姿も見えますね。この子供さんもいまや立派な大人でしょうね。
で、こういう車も現れました。国鉄・JRで言えば、クモヤ443みたいなものでしょうか。
検測、保守用トラックですね。トラックは中央卸売市場への引き込み線の踏切がまだ残る車道を行かなければならないのですが、これは京都市交通局の車。検測しているのか、ただ走っているのかわかりませんが、当然のごとく軌道上を走って行きました。
1977年9月
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いやいや、このアンダークロスは見たら絶対撮りたくなりますねえ♪
1枚目のお写真、いいですねえ。
アンダークロスのカタチと、さよなら運転を追う撮影者達の関係性がシニカルに見えて好きです。
2枚目のお写真もまたいいですねえ♪
タダでさえ撮りたくなるロケーションに、更に撮りたくなる様なブツが現れていい相乗効果を生み出しております…1+1は2じゃなく3にも4にもなる例ですね♪
ありがとうございます。1枚目の写真は、うまく西行きの市電があの位置にいてくれたと思います。あの4号がいないと、締まりがありませんから。
このころに撮影した市電のカットを見ると、結構人を入れて撮っています。市電なので、車両のみを記録する方が難しくて、周囲の車や人も入れてしまえ、と撮っていたのでしょうが、今となってはそれが良かったかなと思います。
2枚目はまさに、奇妙なブツが現れて思わずシャッターを切りました。これを撮影したのは、この1コマだけでした。貴重な記録だと自画自賛しています。