前回は「もしも月給が上がったら」という愉快な歌をご紹介しましたが、同じ昭和12年に発売され、もっと大きなヒットとなった歌があります。「ーーああ それなのに」です。
「空には今日もアドバルン
さぞかし会社で今ごろは
お忙しいと 思ったに
ああそれなのに それなのに
ねえ
怒るのは 怒るのは
あったり前でしょう」
さてこの若妻は何を怒っているのでしょうか? 作詞家は一言も語っていません。
でもこういう歌詞から、ストーリーを頭の中で組み立てることができる人たちが多数いたからこそ、この歌は大ヒットしたのです。
しかもこういう歌を「俗っぽい」などと軽蔑せず、気楽にエンジョイできる広い心を持った人々が・・。
前回と同じように、気楽さに込められた日本人と日本文化のよさを味わって下さい。
「空には今日もアドバルン
さぞかし会社で今ごろは
お忙しいと 思ったに
ああそれなのに それなのに
ねえ
怒るのは 怒るのは
あったり前でしょう」
さてこの若妻は何を怒っているのでしょうか? 作詞家は一言も語っていません。
でもこういう歌詞から、ストーリーを頭の中で組み立てることができる人たちが多数いたからこそ、この歌は大ヒットしたのです。
しかもこういう歌を「俗っぽい」などと軽蔑せず、気楽にエンジョイできる広い心を持った人々が・・。
前回と同じように、気楽さに込められた日本人と日本文化のよさを味わって下さい。