ホワイトハウスの記者会見や懇談会では、時に予想もしなかった質問が飛び出します。答える大統領の方も、型にはまった、誰でもが言いそうなことは言いません。意表を突く言葉が発せられます。あるとき女性の記者が聞きました。「いま戦場で(ベトナム等)、汗を流し、血を流して戦っているアメリカの若者がいます。その一方で、親が金持ちなるがゆえに名門大学での青春を謳歌している若者もいます。これはアンフェアではありませんか?」。これを聞いたケネディ大統領は即座に言い放ちました。「人生はアンフェアなものだよ。Life is unfair.」日本の総理大臣が、会見や国会でこういうことを言えばどうなるでしょうか? マスコミは大騒ぎになり、野党は審議拒否に入りやがて不信任案提出という、毎度見慣れた風景が展開するでしょう。しかし、できもしないきれいごとを並べてその場をなんとか切り抜けようとする政治家と、JFKを比べてみてください。JFKは批判を恐れず真実を語ったのではないですか?
アメリカのメディアはこの発言をねちねちた批判したりしませんでした。一般の人々も「賛同しかねる面もあるが、彼の言葉は真実を衝いている」として、むしろ支持する声の方が多かったと聞きます。メディアも大衆も「大人だった」ということでしょう。
アメリカのメディアはこの発言をねちねちた批判したりしませんでした。一般の人々も「賛同しかねる面もあるが、彼の言葉は真実を衝いている」として、むしろ支持する声の方が多かったと聞きます。メディアも大衆も「大人だった」ということでしょう。