あれあれ、もうあの妄想の日から一週間経っちまう。
ふむ、いつでも自分の思い通りに水やトイレが使える幸福をかみ締めるとともに、アタシには災害等を乗り切る力はない事を思い知らされる。
どうか、私の一生の上を、災害は素通りして欲しいものだ。
青木研治の部
以前にも書いたが、このKAKADOというお店を見た時、こここそ青木研治のパフォーマンスを最大限に効果的に見せる事が出来る場所だ、と確信した。
10月のプレビューの時もその確信は持ったが、‘本公演’のvol.3の彼は、まさにドンピシャリ!
とにかくアオケン言うところの‘パッケージ’を最も大切にしたこの公演、私が出ずっぱりであるのと同じく、伴ちゃんにもアオケンにも康子ちゃんにも、自分の出番でない時も出演者として仕事をすることを強要させてもらった。
3人とも快く引き受けてくれて、それを楽しんでくれたことが、今回の成功の大要因だし、まさにまさにドンピシャリの人選であったと自負するものである。
第1部の伴ちゃんのライブの前、開場から開演までの間も、伴ちゃんのライブ中も、客席のピアノ横のベンチに、衣装を着て、それらしく座っていることをアオケン、康子ちゃんに要求。
やはり出番前であることで、それに難色を示していたアオケンだが、私のイメージを受け入れてくれて、尚且つ私も彼の心情を汲み、出した結論として、アオケンは12月のワンマンの時に被っていたマスク(仮面舞踏会なんかで使われる、鼻から上を覆うヤツです。しかも鼻が長~いヤツ。)を着けて、会場外でお客様を‘門番’として出迎えてくれた! …らしい(笑)。
残念ながら私はそれを見ていないのだ。
う~~ん、残念!
私のお客さんが‘門番さんがお出迎えしてくれたよ~♪’と喜んでいた。
ところで、この2マンライブ、伴ちゃん、アオケンの作品のコラボレーションをしていたのだが、今回どれだけの方にそれが伝わったか…
河内伴理の代表曲「悪のワルツ」をアオケンに投げ、アオケンは「堕天使のタンゴ」とい作品を書き下ろした。
また、アオケンの代表作品「100円ライター」を伴ちゃんに投げ、‘マッチを買う少年’を題材に何か作れ、とうことになり、伴ちゃんは「やみ」という作品の後半、それをテーマにした詩を読んでいる。
これらは基本的にアオケンのアイデア。
やはり言葉を操る達人の発想力には、舌を巻く思いだ。
そして同じく言葉を変幻自在に扱う河内伴理の、それを受け取る感性にも恐れ入る。
ついでに書いてしまうと、その‘マッチ’から伴ちゃんが引き出した‘湿気る’という言葉と‘100円’と、アオケンの代表作「シンブンシティ」の名文句、‘はっきり言って、暮らしにくさは世界一’を取り込んで、私がアオケンのテーマ曲「春の気配」を書き下ろしている。
平凡な、アンニュイなラブソングだが、この系統の歌は久しぶりで、歌うのに根性がいったわぁ(笑)。
で。
門番のお出迎え仕事が終わった後、頑張って「悪のワルツ」が終わるまで会場内に門番としていてもらい、「悪のワルツ」の後、私のライブ史上初のSE(風の音)を流し、
「風が出てきたみたいね。青木。ちょっと外を見てきてちょうだい。」
と、私が家主命を発令いて、晴れてアオケンは楽屋に引っ込めたのであった(笑)。
2部は、KAKADOの客席に置いてあるピアノを使用。
ピアノの横に洒落たベンチが置いてあり、そこで廣瀬康子がバイオリンを弾くという趣向。
ピアノとベンチの間に街灯があって、ヨーロッパ的街角なムードを出していて、我々で辻音楽隊を組んだわけだ。
このピアノ、全く調律をしていない、と聞いていて、であるからして是非使わせて頂きたいと、強引に蓋を開けてもらったのである。アオケンのライブの劇中曲に考えていたラグタイム系統の曲にぴったりだろうと思って。
そしてこれまた、ドンピシャリ!
本当にこれぞ完全完璧なホンキートンクな音色で、リハで弾いた時、心の中でガッツポーズ♪
また、客席のピアノを使う事で、アオケンがステージを広く使える効果も考えた。
まずは客席で、私のピアノから始まり、康子ちゃんのバイオリンが重なり、前奏曲が終わった途端、反対側の楽屋につながる階段から詩を唱えながらアオケンが降りてくる。
この公演でイメージしたのは、出演者でお客さんを‘囲む’感覚。
「堕天使のタンゴ」の曲中、いかにも「悪のワルツ」なフレーズを弾き、伴ちゃんはそこで、衣装のまま客席に降りて来て、ベンチに座る。
伴ちゃんには、いかにも大正デモクラシーな、マントと帽子の衣装を指定。
また、康子ちゃんには、かなり派手目な衣裳を注文。
‘おすまし廃退’を全員で醸し出したかったのである。
醸し出たかしら?(笑)
そんな世界観を、お客さんにも楽しんでもらいたいと思ったんだ。
疲れたので、、
続く…
ふむ、いつでも自分の思い通りに水やトイレが使える幸福をかみ締めるとともに、アタシには災害等を乗り切る力はない事を思い知らされる。
どうか、私の一生の上を、災害は素通りして欲しいものだ。
青木研治の部
以前にも書いたが、このKAKADOというお店を見た時、こここそ青木研治のパフォーマンスを最大限に効果的に見せる事が出来る場所だ、と確信した。
10月のプレビューの時もその確信は持ったが、‘本公演’のvol.3の彼は、まさにドンピシャリ!
とにかくアオケン言うところの‘パッケージ’を最も大切にしたこの公演、私が出ずっぱりであるのと同じく、伴ちゃんにもアオケンにも康子ちゃんにも、自分の出番でない時も出演者として仕事をすることを強要させてもらった。
3人とも快く引き受けてくれて、それを楽しんでくれたことが、今回の成功の大要因だし、まさにまさにドンピシャリの人選であったと自負するものである。
第1部の伴ちゃんのライブの前、開場から開演までの間も、伴ちゃんのライブ中も、客席のピアノ横のベンチに、衣装を着て、それらしく座っていることをアオケン、康子ちゃんに要求。
やはり出番前であることで、それに難色を示していたアオケンだが、私のイメージを受け入れてくれて、尚且つ私も彼の心情を汲み、出した結論として、アオケンは12月のワンマンの時に被っていたマスク(仮面舞踏会なんかで使われる、鼻から上を覆うヤツです。しかも鼻が長~いヤツ。)を着けて、会場外でお客様を‘門番’として出迎えてくれた! …らしい(笑)。
残念ながら私はそれを見ていないのだ。
う~~ん、残念!
私のお客さんが‘門番さんがお出迎えしてくれたよ~♪’と喜んでいた。
ところで、この2マンライブ、伴ちゃん、アオケンの作品のコラボレーションをしていたのだが、今回どれだけの方にそれが伝わったか…
河内伴理の代表曲「悪のワルツ」をアオケンに投げ、アオケンは「堕天使のタンゴ」とい作品を書き下ろした。
また、アオケンの代表作品「100円ライター」を伴ちゃんに投げ、‘マッチを買う少年’を題材に何か作れ、とうことになり、伴ちゃんは「やみ」という作品の後半、それをテーマにした詩を読んでいる。
これらは基本的にアオケンのアイデア。
やはり言葉を操る達人の発想力には、舌を巻く思いだ。
そして同じく言葉を変幻自在に扱う河内伴理の、それを受け取る感性にも恐れ入る。
ついでに書いてしまうと、その‘マッチ’から伴ちゃんが引き出した‘湿気る’という言葉と‘100円’と、アオケンの代表作「シンブンシティ」の名文句、‘はっきり言って、暮らしにくさは世界一’を取り込んで、私がアオケンのテーマ曲「春の気配」を書き下ろしている。
平凡な、アンニュイなラブソングだが、この系統の歌は久しぶりで、歌うのに根性がいったわぁ(笑)。
で。
門番のお出迎え仕事が終わった後、頑張って「悪のワルツ」が終わるまで会場内に門番としていてもらい、「悪のワルツ」の後、私のライブ史上初のSE(風の音)を流し、
「風が出てきたみたいね。青木。ちょっと外を見てきてちょうだい。」
と、私が家主命を発令いて、晴れてアオケンは楽屋に引っ込めたのであった(笑)。
2部は、KAKADOの客席に置いてあるピアノを使用。
ピアノの横に洒落たベンチが置いてあり、そこで廣瀬康子がバイオリンを弾くという趣向。
ピアノとベンチの間に街灯があって、ヨーロッパ的街角なムードを出していて、我々で辻音楽隊を組んだわけだ。
このピアノ、全く調律をしていない、と聞いていて、であるからして是非使わせて頂きたいと、強引に蓋を開けてもらったのである。アオケンのライブの劇中曲に考えていたラグタイム系統の曲にぴったりだろうと思って。
そしてこれまた、ドンピシャリ!
本当にこれぞ完全完璧なホンキートンクな音色で、リハで弾いた時、心の中でガッツポーズ♪
また、客席のピアノを使う事で、アオケンがステージを広く使える効果も考えた。
まずは客席で、私のピアノから始まり、康子ちゃんのバイオリンが重なり、前奏曲が終わった途端、反対側の楽屋につながる階段から詩を唱えながらアオケンが降りてくる。
この公演でイメージしたのは、出演者でお客さんを‘囲む’感覚。
「堕天使のタンゴ」の曲中、いかにも「悪のワルツ」なフレーズを弾き、伴ちゃんはそこで、衣装のまま客席に降りて来て、ベンチに座る。
伴ちゃんには、いかにも大正デモクラシーな、マントと帽子の衣装を指定。
また、康子ちゃんには、かなり派手目な衣裳を注文。
‘おすまし廃退’を全員で醸し出したかったのである。
醸し出たかしら?(笑)
そんな世界観を、お客さんにも楽しんでもらいたいと思ったんだ。
疲れたので、、
続く…