93CHO君の言葉を借りれば、7日が「嫌がってる子供達」なら8日は「困ってる大人達」のライブというところだろうが、どっちかって言うと‘困った大人達’の集まりだったかしらね。
鈴木純子は15年来の友人、私の一番古いお客さんであり、一番古い弟子だ。私が尻を叩いてアピアに出させたのだ。もう随分昔に卒業し、独自の道を歩んでいる。
彼女を見ていると、新しい事に対して、もう年だからできないとか、私には無理とかってセリフを吐く奴を笑いたくなる。10年近くも前になるだろうか、ピアノの黄色いバイエル位しか弾けなかった彼女は、独学で、コードブックと首っ引きで、オリジナル曲を弾き語りできる位までのピアノを習得したのだ。その経過をつぶさに見ているだけに頭が下がる。私より先にスタンディングを始めているし。
1年振り位に聴いたが、ピアノ上手くなってた。勿論子供の時からバリバリやってる人に比べれば、上達にはある程度限界はあるものだが、シンプルながら丁寧に練られたピアノを、良くさらっているのがわかる。
弾き方にリキミがなくなり、立ち方も自然になった。
努力の人なのだ。
相変わらずアガリ症で声が上ずっちゃうが、この位の上ずりですむようになったんだそうだ。
なにげに、小池真司だの火取ゆきだのから曲の提供を受けている。
本職は筋金入りの看護婦。看護婦は天使じゃないのよと教わった。
前店長井上氏から酒を学んでしまい、昔より困った女になっている。
若い子蹴散らし、お互い頑張るべ!
テケタ。
我がCD「未明」の絵の作者の父であり、昨年4月に高円寺アローンにて、51才でデビューした‘困った男’。独特のしゃがれ声とアンニュイなムードを、卑怯な位、最初から持ち合わせていた。私の一番新しい弟子である。
最近では彼をかっこいいと思う方々もいらっしゃるようですが、デビューの何年も前から知ってる私には感慨深いものがある。
最初はそりゃあ……
鈴木純子にもいえるが、本気になった大人の上達の速度は非常に早い。なにしろ残された時間が少ないから必死さが違う。試したり変えたりする事に躊躇が少ない。ぼーっと悩んでる暇はないからだ。ぼーっと悩む時間がたっぷりあったり、同じ所を長い事ウロウロできるのが、若さの特権なのね。無いわっ!そんな暇っ!!
A氏が某所で、「ギターらしき物を持っていて、練習をおっぱじめやがった。それがライブだったわけだが…」と書いているが、初期のテケタ氏を実に正しく描写しており、大爆笑してしまった。
しかし、その頃からある片鱗を見せていたのである。早く終わらせようとする気がないのだ。初心者は早く終わらせてその場から逃れようとするものだが、テケタ氏は初期の頃からその場に執着する気概を見せていた。
だからって、ダラダラやっていいというものではありませんよ。
8日の最初の曲は、今まで3曲でやってたのをまとめちゃったらしいが、私はそれぞれが好きなので、もったいない気がする。まとめられる程曲調が似ているという事だから、その辺に今後の課題があるんだろうね。新しく作る曲を工夫して、あの3曲は元に戻したら?各曲の言わんとする事の焦点がぼやけちゃうよ。
と、まきこさんは思いました。
たかぎふみのり氏はブルースピアニスト。
いいなぁ、いいなぁ、うらやましいなぁ。ああゆうの弾きたいんだもん!と、申し訳ないんだが鍵盤ばかり見てしまうのでした。
関西人らしい落ち着きのなさが困ってしまうが楽しい。ぜひ来月、友川かずき氏の前で、滝川クリステルの歌を勇気を持って歌って欲しいものだ。来月もテケタ氏と競演する。
稲垣慎也氏は相変わらず井上さんに似ている。アピア前店長、高円寺アローンのオーナー井上博之氏と声がそっくりなのだ。顔の骨格が似てるからか?そんな事もあって、懐かしい気分になった。
稲垣慎也といえば「線路は引かれたまま。約束は飾られたまま。」というあの曲だろう。テケタ氏いわく‘永遠の12才’、私と同じアピア13年生だが、いつ聴いても実直さが胸を打つ。
MCで一々私の気持ちを言うんだ。「こんな事をどうして始めてしまったんだろうと、先ずギターを持ってしまった事をライブの前に必ず後悔する」とか、ラス前の曲で熱くなり、「スロースターターでやっと熱くなったと思ったら次で終わり。また来月、始めからやり直しだ」
そうやって13年、私もやってきた。未だにライブ前の控室で、何でこんな事してるんだろうと思い、最後の曲でやっと落ち着くの。
これからもそうかな。
彼は小学生の時から週三日勤務を貫く、それなりに筋金入りの困った君らしい。
「未明」買ってくれた。今度「線路」買います。
鈴木純子は15年来の友人、私の一番古いお客さんであり、一番古い弟子だ。私が尻を叩いてアピアに出させたのだ。もう随分昔に卒業し、独自の道を歩んでいる。
彼女を見ていると、新しい事に対して、もう年だからできないとか、私には無理とかってセリフを吐く奴を笑いたくなる。10年近くも前になるだろうか、ピアノの黄色いバイエル位しか弾けなかった彼女は、独学で、コードブックと首っ引きで、オリジナル曲を弾き語りできる位までのピアノを習得したのだ。その経過をつぶさに見ているだけに頭が下がる。私より先にスタンディングを始めているし。
1年振り位に聴いたが、ピアノ上手くなってた。勿論子供の時からバリバリやってる人に比べれば、上達にはある程度限界はあるものだが、シンプルながら丁寧に練られたピアノを、良くさらっているのがわかる。
弾き方にリキミがなくなり、立ち方も自然になった。
努力の人なのだ。
相変わらずアガリ症で声が上ずっちゃうが、この位の上ずりですむようになったんだそうだ。
なにげに、小池真司だの火取ゆきだのから曲の提供を受けている。
本職は筋金入りの看護婦。看護婦は天使じゃないのよと教わった。
前店長井上氏から酒を学んでしまい、昔より困った女になっている。
若い子蹴散らし、お互い頑張るべ!
テケタ。
我がCD「未明」の絵の作者の父であり、昨年4月に高円寺アローンにて、51才でデビューした‘困った男’。独特のしゃがれ声とアンニュイなムードを、卑怯な位、最初から持ち合わせていた。私の一番新しい弟子である。
最近では彼をかっこいいと思う方々もいらっしゃるようですが、デビューの何年も前から知ってる私には感慨深いものがある。
最初はそりゃあ……
鈴木純子にもいえるが、本気になった大人の上達の速度は非常に早い。なにしろ残された時間が少ないから必死さが違う。試したり変えたりする事に躊躇が少ない。ぼーっと悩んでる暇はないからだ。ぼーっと悩む時間がたっぷりあったり、同じ所を長い事ウロウロできるのが、若さの特権なのね。無いわっ!そんな暇っ!!
A氏が某所で、「ギターらしき物を持っていて、練習をおっぱじめやがった。それがライブだったわけだが…」と書いているが、初期のテケタ氏を実に正しく描写しており、大爆笑してしまった。
しかし、その頃からある片鱗を見せていたのである。早く終わらせようとする気がないのだ。初心者は早く終わらせてその場から逃れようとするものだが、テケタ氏は初期の頃からその場に執着する気概を見せていた。
だからって、ダラダラやっていいというものではありませんよ。
8日の最初の曲は、今まで3曲でやってたのをまとめちゃったらしいが、私はそれぞれが好きなので、もったいない気がする。まとめられる程曲調が似ているという事だから、その辺に今後の課題があるんだろうね。新しく作る曲を工夫して、あの3曲は元に戻したら?各曲の言わんとする事の焦点がぼやけちゃうよ。
と、まきこさんは思いました。
たかぎふみのり氏はブルースピアニスト。
いいなぁ、いいなぁ、うらやましいなぁ。ああゆうの弾きたいんだもん!と、申し訳ないんだが鍵盤ばかり見てしまうのでした。
関西人らしい落ち着きのなさが困ってしまうが楽しい。ぜひ来月、友川かずき氏の前で、滝川クリステルの歌を勇気を持って歌って欲しいものだ。来月もテケタ氏と競演する。
稲垣慎也氏は相変わらず井上さんに似ている。アピア前店長、高円寺アローンのオーナー井上博之氏と声がそっくりなのだ。顔の骨格が似てるからか?そんな事もあって、懐かしい気分になった。
稲垣慎也といえば「線路は引かれたまま。約束は飾られたまま。」というあの曲だろう。テケタ氏いわく‘永遠の12才’、私と同じアピア13年生だが、いつ聴いても実直さが胸を打つ。
MCで一々私の気持ちを言うんだ。「こんな事をどうして始めてしまったんだろうと、先ずギターを持ってしまった事をライブの前に必ず後悔する」とか、ラス前の曲で熱くなり、「スロースターターでやっと熱くなったと思ったら次で終わり。また来月、始めからやり直しだ」
そうやって13年、私もやってきた。未だにライブ前の控室で、何でこんな事してるんだろうと思い、最後の曲でやっと落ち着くの。
これからもそうかな。
彼は小学生の時から週三日勤務を貫く、それなりに筋金入りの困った君らしい。
「未明」買ってくれた。今度「線路」買います。