3月27日の記事「さがみはらリニアブース」の中で、リニア新幹線の建設ルートとその上にあるマンションを示す地図の画像を掲載した。
この地図はリニア新幹線工事についての情報を集めているとき、ネット上で偶然見つけたものである。初めて見る地図であったが、第一印象としてGooglleマップより見易いと感じた。
下の地図はほぼ同じ範囲のGoogleマップである。スマホのGoogleマップはそうでもないが、パソコンのGoogleマップは色が薄く、コントラストが弱いため特に印刷すると少し見にくい。
上の地図にはリニア新幹線のルートの他、送電線やそれを支える鉄塔の位置が表示されている。送電線や鉄塔は不動産の価格にも影響するらしいので、一部の人にとっては貴重な情報かも知れない。また、この画像では小さくて見にくいが、バス停や交差点の名前も表示されている。
一方、コンビニその他の商業施設名などはGoogleマップの方が詳しい。2月に出来たばかりの「さがみはらリニアブース」も表示されているので、地図情報の更新は早そうである。
この地図についてネットで色々調べた結果、
「インターネット上で、地理情報データを含んだ無料の地図を自由に利用できるように、参加者で地図データを作成する世界規模のプロジェクト。2004年にイギリスでスタートした。日本は2008年(平成20)3月スタート。英語ではOpenStreetMapと、大文字三つを含む一語で表し、OSMと略称する」(コトバンクより)
という地図であることが分かった。一部では「Wikipediaの地図版」とも言われているらしい。
地図の編集に参加するにはメンバー登録が必要だが、利用するだけなら商用も含めて自由かつ無料とのことである。
"OSM" で検索すると下図のHPが見付かる。
この図の「OpenStreetMapプロジェクトサイト」をクリックすると地図が開く。
右側のアイコンから「レイヤー」を選択すると6つのレイヤーが示されるが、「標準」、「サイクリングマップ」、「交通マップ」以外はよく解らない。
下の地図は「サイクリングマップ」レイヤーを選択し、その「凡例」を表示したものである。
薄紫色の線は町田街道/多摩ニュータウン入口付近から江の島近くまで通じているという「境川自転車歩行者専用道路」(通称 "境川ゆっくりロード" )である。この画像には載っていないが、このレイヤーの地図には自転車販売店の位置や、駐輪場の位置と台数なども記載されている。
下は、自転車大国として有名なオランダのアムステルダムと東京をほぼ同じ倍率のサイクリングマップで比較したものである。
アムステルダムの自転車道路が充実していることは一目瞭然である。一方、東京は一見すると青い線はごく僅かしかないがよく見ると青い点線らしいものはかなり見える。(表示倍率を上げれば更に点線が見易くなる)
管理人の近隣にある実際の道路と比較したところ、「サイクリングマップ」の青い実線は「自転車専用道路または専用レーン」を意味し、青い点線は「自転車/歩行者共用道路」を意味するらしいことが分かった。OSMは自転車利用者にとっては便利な地図だという気はする。
Googleマップにも「サイクリングマップ」に相当するレイヤーがあるのか調べてみた。
これを見ると「地図の詳細」の中に「自転車」というアイコンはあるのだが "死んで" いて選択できない。その代わり、「山火事」というアイコンがあるのには驚いた。アメリカやオーストラリアなどでは有用なのかも知れない。
蛇足であるが、「地図の種類」にある「地球表示」に☑を入れると地球儀を回すようにして見ることができるので、ウクライナと日本の位置関係などを実感するには役立つ。
この他、世界には "Wikimapia" というオンライン地図サービスが存在することも分かったが、こちらの詳細はまだ分からない。
この地図はリニア新幹線工事についての情報を集めているとき、ネット上で偶然見つけたものである。初めて見る地図であったが、第一印象としてGooglleマップより見易いと感じた。
下の地図はほぼ同じ範囲のGoogleマップである。スマホのGoogleマップはそうでもないが、パソコンのGoogleマップは色が薄く、コントラストが弱いため特に印刷すると少し見にくい。
上の地図にはリニア新幹線のルートの他、送電線やそれを支える鉄塔の位置が表示されている。送電線や鉄塔は不動産の価格にも影響するらしいので、一部の人にとっては貴重な情報かも知れない。また、この画像では小さくて見にくいが、バス停や交差点の名前も表示されている。
一方、コンビニその他の商業施設名などはGoogleマップの方が詳しい。2月に出来たばかりの「さがみはらリニアブース」も表示されているので、地図情報の更新は早そうである。
この地図についてネットで色々調べた結果、
「インターネット上で、地理情報データを含んだ無料の地図を自由に利用できるように、参加者で地図データを作成する世界規模のプロジェクト。2004年にイギリスでスタートした。日本は2008年(平成20)3月スタート。英語ではOpenStreetMapと、大文字三つを含む一語で表し、OSMと略称する」(コトバンクより)
という地図であることが分かった。一部では「Wikipediaの地図版」とも言われているらしい。
地図の編集に参加するにはメンバー登録が必要だが、利用するだけなら商用も含めて自由かつ無料とのことである。
"OSM" で検索すると下図のHPが見付かる。
この図の「OpenStreetMapプロジェクトサイト」をクリックすると地図が開く。
右側のアイコンから「レイヤー」を選択すると6つのレイヤーが示されるが、「標準」、「サイクリングマップ」、「交通マップ」以外はよく解らない。
下の地図は「サイクリングマップ」レイヤーを選択し、その「凡例」を表示したものである。
薄紫色の線は町田街道/多摩ニュータウン入口付近から江の島近くまで通じているという「境川自転車歩行者専用道路」(通称 "境川ゆっくりロード" )である。この画像には載っていないが、このレイヤーの地図には自転車販売店の位置や、駐輪場の位置と台数なども記載されている。
下は、自転車大国として有名なオランダのアムステルダムと東京をほぼ同じ倍率のサイクリングマップで比較したものである。
アムステルダムの自転車道路が充実していることは一目瞭然である。一方、東京は一見すると青い線はごく僅かしかないがよく見ると青い点線らしいものはかなり見える。(表示倍率を上げれば更に点線が見易くなる)
管理人の近隣にある実際の道路と比較したところ、「サイクリングマップ」の青い実線は「自転車専用道路または専用レーン」を意味し、青い点線は「自転車/歩行者共用道路」を意味するらしいことが分かった。OSMは自転車利用者にとっては便利な地図だという気はする。
Googleマップにも「サイクリングマップ」に相当するレイヤーがあるのか調べてみた。
これを見ると「地図の詳細」の中に「自転車」というアイコンはあるのだが "死んで" いて選択できない。その代わり、「山火事」というアイコンがあるのには驚いた。アメリカやオーストラリアなどでは有用なのかも知れない。
蛇足であるが、「地図の種類」にある「地球表示」に☑を入れると地球儀を回すようにして見ることができるので、ウクライナと日本の位置関係などを実感するには役立つ。
この他、世界には "Wikimapia" というオンライン地図サービスが存在することも分かったが、こちらの詳細はまだ分からない。