つれづれなるままに

ひぐらしパソコンに向いて・・・・・・・

GPSデータで撮影地点を確認

2022年04月16日 | Weblog
最近、このブログのタイトルの通り「つれづれ」なる時間が増えたので、撮ったまま放りっ放しにしてている多くの写真の整理に手を付けた。
比較的古い写真の中には何処で撮ったかどうしても思い出せないものがある。
画像ファイルを右クリックし、プロパティを選択すれば撮影日時や撮影条件などを知ることができる。
GPS機能付きのカメラ(殆どのスマホは該当)で撮った画像ファイルのプロパティには撮影地点のGPS情報(緯度・経度)が記されているのだが、これまでその場所を地図上に表示することを試したことはなかった。
今回、ネットの情報を調べた結果、GPSデータをGoogle Mapに入力すると地図上にその地点を表示してくれることが分かったので早速試してみた。

下の写真は、2015年5月26日 5時33分にiPhoneで撮った写真であることはプロパティで簡単に分かった。この頃は早朝に散歩していたので、自宅からせいぜい2~3km以内の何処かで撮った写真には違いないのだが、写っているのが殆ど空と送電線ばかりで特徴的な建物などは何もない。調べたところ、この頃の日の出時刻は4時半過ぎなので、日の出から約1時間後の写真ということまでは分かった。しかし、撮影場所はどうしても思い出せなかった。


日の出の1時間後の写真としては暗いように感じるが、白い雲を強調するために後で画像処理したのかも知れない。

GPS付きのカメラやスマホで撮った写真のプロパティの「詳細」タブにはGPSデータが載っている。
    

この写真の撮影地点は北緯35度35分35.07秒 東経139度18分49.45秒であることが分かる。
Googleの検索ウインドウにこのデータを次のように入力する。(小数点第3位以下は省略)
35 35 35.07 139 18 49.45 (数字は半角、数値の間は1文字分空ける)
その地点が南半球や西半球の場合は緯度や経度の数値の前に「-」(半角マイナス)が付くので、入力の際もその通りにする。

入力を確定すると、指定された地点を赤いピンで示す地図が表示される。
この画面では "N" 、","(カンマ)、"E" の文字が表示されている。これは入力したものではないが、入力しても構わない。(Nは北緯、Eは東経を示す)


この地図の表示倍率は変えられないが、地図をクリックするとGoogleマップが起動するのでその表示を拡大すれば撮影地点をかなり正確に確認することができる。但し、現在のGPSの精度は数メートル程度と言われているので、その点は承知しておく必要がある。

この写真は、自宅から約2.5kmの道路沿いにある小さな公園から撮ったもので、その場所は高台になっており、その下には広いグランドがある。その公園から見下ろすグランドの先に広がる夜明けの空を写した写真であることを思い出すことができた。

このようにGPSは便利であるが、写真のプロパティにはその他の多くの情報が含まれているので、特に自宅で撮った写真を投稿したり第三者に提供してりする場合は、それらのデータを削除する方が無難である。
削除の方法は、[プロパティ]/[詳細」の最下部にある「プロパティや個人情報を削除」を選択し、全ての項目または削除する項目を選択して[OK]するだけである。

コメント
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