つれづれなるままに

ひぐらしパソコンに向いて・・・・・・・

さがみはらリニアブース(2)

2022年04月05日 | Weblog
3月27日に取り上げたJR東海の『さがみはらリニアブース』に行ってきた。

4月は3日と5日の2回のみ開催ということだが、午後1時過ぎに行ったときは先客が5~6組いただけで、混んでいる感じではなかった。
通常はマンションの名前が表示されている場所は『さがみはらリニアブース』に変わっていた。(開催日のみ)


あまり広くない玄関ロビーの小さな展示台には実物の1/30のシールドマシンの模型の他、レールの構造を示すちゃちな線路模型などが置かれていた以外は、壁面に飾られた多くのパネルによる説明であった。




品川から橋本(神奈川県駅)までは10分、その先名古屋までは60分ということである。
静岡県内の水脈問題に絡む工事への影響が再三報道されているが、日本アルプスの真下を通る工事の難しさは素人にも十分感じられるルートである。


リニアモーターカーの仕組みについて説明するパネルもあったが、電磁気や超電導の基礎知識が無いと理解するのは難しい。
子供たちに興味を持ってもらうためには展示の方法にもう一工夫欲しいと感じた。
ただ、見学者1名(1組)にJR 東海の社員1名が付き、その説明は懇切丁寧であったので、質問さえすれば知識は深まったと思う。


相模原などで掘削に使われるシールドマシンは現在奥村組で製作中だが、それを使った工事が始まるのはまだ2年位先になるらしい。
掘削速度は24時間で約20mだそうである。


名古屋まで2027年の完成を目指しているが、それも怪しい上、名古屋~大阪間は色々な意味で「未定」が多いらしい。
全部完成する頃、日本の社会がどうなっているか誰にも分からないが、今より人の移動が増えるとは思えない。
他人事ながら、JR東海は大丈夫かと心配になる。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする