工作台の休日

模型のこと、乗り物のこと、ときどきほかのことも。

令和最初の入間基地航空祭へ

2019年11月04日 | 飛行機・飛行機の模型
 昨年もこのブログでお伝えしていますが、今年も入間基地の航空祭に行ってきました。昨日は午前中は薄曇り、午後は完全に曇り空となり、晴天とはなりませんでしたが、基地の発表では12万5千人が来場したということです。
 入間航空祭のお目当てがYS11というのは、昨年も書いたところでありますが、昨日は百里基地から第501飛行隊のRF4Eが来ており、こちらもお目当てでした。

 いよいよファントムも見納め、さらには有人偵察も廃止が伝えられている昨今でありますが、入間に飛来したのはフィルムを模した帯を入れた特別塗装機でした。

 初代使用機のRF86FとRF4Eのシルエットが描かれています。
 百里基地の航空祭にはちょっとお邪魔できそうにないので、ここで見ることができて良かったです。入間の近くに所在する基地とはいえ、501飛行隊の機体は毎年入間に来るわけではないので、今年は「ラストクルーズ」ということなのでしょう。501飛行隊のことや百里基地のファントムのことは、古い写真や模型などの話もありますので、いずれまたこのブログで紹介したいと思います。
 
 入間ということでおなじみ、第402飛行隊・C1輸送機のフライトと第1空挺団のパラシュート降下です。



 午前中はどうしても逆光気味になるのですが、曇天ということもあり、飛行点検隊のYS11のフライトも比較的きれいに収められました。

 フライトをした151号機の地上での姿。

 もともとは151号機は人員輸送用のタイプでして、昔は青い帯を入れていました。
 飛行点検隊のYS11は、もう一機の160号機も地上展示されており、こちらは機体を囲むようにロープが張られ、360°全周を見ることができましたので、細部写真を撮るファンも見かけました(私もその一人)。これでハセガワ1/144のキットの資料集めができました。

 午後からはブルーインパルスの展示飛行でした。曇天ということもあってか、水平系の航過が中心となってしまいました。

 今年はT-4練習機のエンジン部品改修という思わぬアクシデントもあり、シーズン当初のいくつかのフライトもキャンセルされていましたので、こうして6機揃ってのフライトとなったことをまずは歓迎したいところです。

 昨日は早めに帰宅しようと思い、ブルーインパルスのフライトの後、すぐに基地を出ることにしました。帰り際に基地に帰るRF4Eのフライパスや、F15Jのフライパスが見えました。その後、てくてく歩いて狭山市駅に着いたところで松島基地のF2Bが飛んでいくのが見えました。
 入間航空祭は毎年11月3日開催ですので、売店ではそろそろ来年のカレンダーが販売される季節です。私も毎年ここでカレンダーを買って帰っています。入間航空祭と酉の市の広告を見ると、そろそろ一年の締めくくりが近いなあと思うのです。
 先日の台風被害もあって、入間基地でも災害派遣を実施していると基地のホームページにありました。埼玉県内もかなりの被害があったと聞いております。そんな大変な時期ではあるのですが、大きなイベントを滞りなく、支障なく運営された入間基地の皆様、関係者の皆様に深く感謝しつつ、記事の結びとしたいと思います。


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