つばき展、室内の展示です。
こんなふうに青竹にさまざまな椿が生けられています。
早咲きも遅咲きもある椿、一堂に集めるのはたいへんなことなんでしょうね。
▼ことしは、「原種椿のコーナー」というのがありました。
原種、という言葉に弱いので
ここを集中的に。
▼【薮椿】(やぶつばき)
原産地:日本(青森県以南)
数千に及ぶ園芸品種がある。
亜種に「リンゴツバキ」「ホウザンツバキ」がある。
▼【雪椿】(ゆきつばき)
原産地:日本(滋賀県から秋田県の山岳地帯)
ヤブツバキと分布の重なる地域において
多くの変異種が発見され園芸種が生まれた。
▼【宛田紅花油茶】(ポリオドンタ)
原産地:中国(広西)
中国南部で採油用に栽培されてきた。
▼【悠具油茶】(ユーシーネンシス)
原産地:中国(湖南省)
中国湖南省で採油用に栽培されてきた。
花に香りがある。我が国でサザンカとの
種間雑種が作出されている。
「夢」「夢あかり」
▼【ホンコネンシス(香港ツバキ)】
原産国:中国(香港、広東)
花弁にヤブツバキにはない青色色素(デルフィニジン)を含み、
青色花ツバキ作出の交配親として注目されている。
▼【フラテルナ(シロハトツバキ)】
原産地:中国(江蘇、安徽、浙江、江西)
本種を片親にした交配種に「ポップコーン」「タイニープリンセス」「サクラ」などがある。
▼【ルチェンシス(琉球姫サザンカ)】
原産地:日本(奄美大島から西表島)
強い香りを持ち、本種を片親とした種間雑種が多く発表された。
代表的なものに「春風」「港の曙」などがある。
▼【トランス アリサネンシス(台湾姫サザンカ)】
原産地:台湾
ルチェンシスほどではないが香りがあり、
花も葉もさらに小さいので、ミニチュアツバキの育種材料として有望視されている。
▼【スービンテグラ】
原産地:中国(詳細不明)
▼【十里香】(グリジシー)
原産地:中国(福建、江西、湖北)
花には強い香りがある。
▼黄色の椿です。
【金花茶】(キンカチャ)
黄花ツバキの育種親として注目され、
現在10数種類の交配種が発表されている。
「初黄」「黄鳳」「こがねゆり」などがある。
▼【凹脈金花茶】(オウミャクキンカチャ)
原産地:中国(広西)
金花茶には本種をはじめ10数種の亜種が発表されている。
▼【黄金茶】(フラバ)
原産地:ベトナム
黄花ツバキ作出の新しい交配親として注目されている。
▼【モウズーキンカチャ】
原産地:中国(広西)
▼【石果紅山茶】(ラピデイア)
原産国:中国(広東、広西)
gooの画像フォルダ、1日100枚が限度。
もう少し原種の写真あったけど、
ここで限界でした。
原種椿もたくさんあるんですね。
こちらのサイトの椿は圧巻です。
「和みの庭」原種ツバキリスト
次は椿園に地植えしてある椿を。
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ですね。
花器が竹というのも風情が有りいいものですね。
「和みの庭」原種椿リスト拝見しました。
ま~沢山の品種に驚きです。
中国にたくさん 有ったのですね
茶室のピッタシ・・・
和が いいなあ~です
室内の椿の展示 圧巻ですね。
山茶花はやっぱり椿の種類なんですね。