●老後がない生きかた。

セミの季節になりました。
昆虫では珍しく長生きです。

アブラゼミは地中6年、地上で1カ月ほどすごします。

■赤ちゃん時代
おかーさんが木に産みつけた卵は、
翌年かえり、一度、脱皮をしてから、
土の中にもぐります。

■幼虫時代
地中で3～17年過ごします。
食事は、樹液。
根に管を差し込みます。

　地面の中の木の根っこに
　セミ達が（他の虫も居るのか？）チュウチュウ吸っているのを想像するとオモシロイ。
　0歳、1歳、2歳、3歳…、ずいぶんたくさん居るんでしょうね。

この間、脱皮は数回だといわれています。

　セミは地中生活が長いため、観察記録があまりなく、
　詳しい生態はまだわかっていないそうです。

■青春時代
夕方、地中からはい出し、
木の幹などにのぼり、場所を決めたら羽化。
一晩かかって成虫となります。
　
　あのカラダの中で、まったく違う形に大変身。
　ドロドロに溶けて、再編成されるのか。まったくどうなっているのか。

そして相手を求め、
オスは大声で鳴き続けます。
交尾が終わると、
メスは木の幹の中に卵を一つずつ産みつけます。

ここで終わり。
老後はナシ。潔し。



▼近所の公園。
地面にたくさんの穴。
こんなに固い地面から出てくるのはたいへんだろうね。

最近、公園にムクドリの群れがいます。
どうも、羽化したばかりの若いセミをむさぼり食っているらしい。
アブラゼミの羽がやたら落ちています。




▼散歩道の桜並木でセミを見ました。
見つけるのは、いつもオット。
目がいい。


▼ニイニイゼミ。小さい可愛い。身長2、3cm。



▼アブラゼミ。オットは、ガランチョと呼びます（福岡・筑後出身）。
悲しいかな私は、全部「セミ」（子ども時代は大阪市内）。
セミの種類は最近まで知りませんでした。



顔模様に見えませんか？




▼近くのホームセンターで、ふと見たら欲しくなって買いました。
800円ぐらいとお安い。

バランスクッションです。
バランスボールは、こけそうなので、
こちらに。
直径30cmほどのクッション。
空気を入れて使います。
テレビ見ながら、バランスとっています。
なんとなく気持よいのですが、さて、いつまで続くか。

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