●ムシのいどころ。

まぁ、どこから来たん？
家の前の壁にひっついておりました。

さっそくカメラ目線の餌食に。

調べてみたら、
小翅稲子（コバネイナゴ）君のようです。

　　イナゴの一種。イネ科の植物を食べるため、水田害虫。
　　卵で越冬。佃煮にして食べられてきた。

ついうっかりこんな目立つ場所に来ちゃったのか。
居所が悪かったね。


で、ふと思った。
「虫」がつくことわざって多いですね。





虫の居所が悪い

飛んで火に入る夏の虫
蓼（たで）食う虫も好き好き
苦虫を噛みつぶしたよう
腹の虫がおさまらない
一寸の虫にも五分の魂
虫の息
虫の知らせ
虫のいい話
悪い虫が付く
虫酸が走る
虫が好かない
虫も殺さぬ




調べていて、これ知らなかったけど、気になる言葉。

黙り虫壁を通す　
　　　誰も注目しないような小さな虫が、何時の間にか壁を食い破っているということで、
　　　黙って努力を重ねる人は、他人の知らないうちに大事を成し遂げるものである。

獅子身中の虫
　　　仏教の経典に由来することわざ・慣用句。
　　　獅子の体内に寄生して、ついには獅子を死に至らせる。
　　　内部から災いをもたらしたり、恩を仇で返すこと。


ことわざなどの虫は、精神や本能というニュアンスがあるようです。



虫。
このカラダ。きっとムダな部分はひとつもないんでしょうね。
太りすぎの虫もいないんだろうな。



夏は虫シーズン。毛虫にもいろいろあり、刺す毛虫をしっかり憶えておき、即刻抹殺したいと思います。→　庭の刺す毛虫・刺さない毛虫

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