●秋は淋しいか。

秋は心がやわらかに。
汗もなく震えもなく、心とむきあう余裕があるからでしょうか。

またひさしぶりに散歩道歩きました。
車に自転車積んでいって、駐車場でオットと別れます。
オットはサイクリングロードで自由気ままに走ります。

2時間後に、と約束してわたしは独りでぶらぶら歩きます。
この夏まで、ルナもいっしょににぎやかに歩いてたのにね。

しばらくぶりに歩くと
もう蝶は舞っておらず、蜻蛉も空を切ってはいません。

11月はじめての景色です。
まだ緑。



いたずらされて縛られススキ。



折れススキ。





ほんの少しだけ、山頭火の心です。


　何とかしたい草の葉のそよげども

　やつぱり一人がよろしい雑草

　けふもいちにち風をあるいてきた

　ともかくも生かされてはゐる雑草の中

　家を持たない秋がふかうなるばかり



▼帰り道、葉にとまってうごかないシジミチョウ





▼秋のおだやかな休日。バーベキューやお散歩する人でにぎわっているのだけど



▼夕暮れが近くなると、やっぱり秋が心に沁みます。







▼ノラさんもめっきり数が減ったような。




ゆっくり秋のなかに身をおいて、小さなカメラでメモ。
ずいぶんたくさんの写真を撮りました。
夜、PCで写真整理しながら、もういちど目の散歩です。

モネはあと２回ワクチンを済ませてからお散歩デビューです。
いっしょにこの道を歩くのももうすぐ。待ち遠しい。

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