●春babyつくし苔玉。苔玉391。

昨日、散歩道に行くとき
そろそろかなぁ～と寄り道。

淀川堤のいつもの場所。
ちょっとだけ顔を出していました。

苔玉では水っぽいので育たないけど
しばし小さな春景色をみようと苔玉に。

可愛いんだから。
小さいのにハカマをはいて、頭には亀甲型の模様。
この中に緑色の胞子を持っています。





毎春、土ごと掘ってきて、眺めます。
最近は、園芸店でも売られているのを見かけます。





【土筆】（ツクシ）　トクサ科の多年草。
胞子をつくる（胞子茎）のがツクシ、
そのあと、栄養をつくるために伸びるのがスギナ。
つながった地下茎からそれぞれ伸びていきます。

ほかの植物と逆やね。



▼ツクシが生える場所です。
　のどかそうに見えるけど、この上は府道で車がビョンビョン走ってます。








▼淀川堤防、改修が行われていて
　木が伐られ、堤防も掘り返されています。
　ここに自生する「ハナウド」形は保護されておりますが。
　もっとあちこちで咲いていたし、この柵、なんだかアバウトに
　見えます。





去年、こんなことがありました。
絶滅種指定されているレンリソウが、この上流の木津川河川敷で、
近畿では43年ぶりに発見されました。

国土交通省の淀川河川事務所は、
群生する1200平方メートルを保存していくことを決めましたが
草刈を委託されている業者にきちんと伝わらず、
刈り取った上、燃やしてしまった。



貴重なツクシは、収穫量10本ほど。
ハカマをとって（←子どもの頃に磨いた腕を持つオットの係り）
さっと湯がいて、少しの油で炒め卵でとじました。
ご馳走様でした。

ああ、春の歩みがはやすぎて、
追いつきません。
頭の中は春霞♪

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