●はっ、とする平凡。マサキの実あざやか。

生垣などによく見かけます。
でも、最近、だんだん減ってきたような気も。

【柾あるいは正木】（マサキ）　ニシキギ科の常緑低木
ふるさとは、日本～中国。

ほんとうに平々凡々。これといって目立つ点なし。いつも同じ顔。
でもこの季節には、非凡な実を見せてくれます。

ぶら下がった実が熟し、やがて裂開して
なかからそれはそれは鮮やかな橙色の種子があらわれます。

その歩みのなんと緩やかなこと。
もう待てないから、雨の中、写真撮りました。














同じように並んでいる木が数本。
でも実の色の鮮やかさが少しずつ違いました。
新芽も少し動いているような。



植物時間も、最近の気候のせいか惑わされているようですが
この木はマイペース。ゆるりゆるり。



本日の京都府南部。最強の寒さ。
雪の予報、またもやハズレ。
最低気温マイナス1℃、最高4℃の予定です。

朝、ベランダのメダカ鉢を見ると
薄い氷が張っていました。さわるとはらっとこわれました。

先日、新聞で「蝉氷」（せみごおり）という言葉を知って
ちょっとうれしかった。
蝉の羽のような、氷。

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