●とってお木♪ 栴檀に花が。

名を知らないこの木を
はじめて見たのは、実をつけているとき。

とってもきれいな木でした。
ブログに写真載せたら、名前を教えていただくことができました。
それ以来、心魅かれる木になりました。

【栴檀】（センダン）センダン科の落葉高木
暖かい地方に自生しています。

実の写真はこちら→「麗しのキミ。センダンの木（2007年1月18日）」



先日、大阪市内の中之島バラ園にでかけたとき。
さぁ帰ろうと中之島公会堂の前の橋をのんびり渡ったら、
橋のたもとに、橋の名が。

「栴檀の木橋」
（この辺りの会社にいたのに、全然知りませんでした）





ふぅ～ん。
この橋のそばに栴檀の大木があったんやと
ちょっと感激しながら写真撮ってました。

そしたら
はらはらと白い花びらが、舞って。

あれっと見上げると、花が。
すぐ横に大きな栴檀の木がたっていたのでした。







いつも行く散歩道のあたりにも、この木が多くあり
遠目にも、うっすら白いお花が。




▼高～いところで咲いているのですが、
手の届く高さに咲いている木が1本あります。




▼まだ蕾が多かったけど、こんなにも可憐（5月27日の写真です）。
春に園芸店で見た、
桂華（木立性セネシオ）というお花に
大きさや感じが似ています。





植物学者・民俗学者の南方熊楠（みなかた・くまぐす）が
死の床で見つづけた花が栴檀といわれています。

容体が悪くなり、家族が医者を呼ぼうとしたとき
「もういい、この部屋の天井に美しい紫の花が咲いている。
医者が来れば、この花が消えるから呼ばないでくれ」
とつぶやいたそうです。

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