鈍いなまくら刀で社会を斬る!

デザイン・サッカー・世の中など思ったことを(出来るだけ)冷静に、(極力)論理的に

安倍総理に唯一足りないのは知性

2020年03月01日 22時07分53秒 | 政治
安倍総理の自宅に直帰会見ですが、全く駄目でしたね。
ブレーンに医学(特に公衆衛生分野)が分かる人はいないのでしょうか?

何か情緒的で定性的な気合と根性の話ばかりで、思い込みに満ちた会見でした。
もうちょっと、分析的に定量的な根拠を話して欲しい。
安倍総理に唯一足りないものは知性である、ということがハッキリしてしまった
会見でしたね。

細かい数字は後からハンドアウトで配ればいい。
ただ、エビデンスや知性に基づいた判断をしている、ということを
示して欲しいだけなのですが、それが出来る知性がないというのは
絶望的です。

今回やろうとしている安倍総理の政策が失敗しても別にしょうがないですし
その事で安倍総理に辞めろとかいう人はいないと思います。
ちゃんとエビデンスや論理展開に妥当性のある判断でありさえすれば。

その時点で手に入る最大限の情報だけで判断するんですから、
後から色々な情報が集まってそれを批判しても意味はないです。

しかしながら、いま手に入る情報を最大限集め、専門家から起こりうるケースを
いくつか聞いてエビデンスに基づく判断をしていないのが、記者会見で明白に
なってしまいました。

まぁ、意思決定に使った資料は、とっくにシュレッダーに入っているでしょうし、
後から検証も出来ない大本営発表を我々国民は聞いて従うしかないんでしょう。

誰かが「知性vs反知性」ということを書いていましが、
今回の安倍総理の会見と、会見後のSNS上のコメントを拾ってみると、
右とか左とか、高齢とか若年とか、男女とか、お金の有る無しとか全く関係なく、
「知性のある人」と「知性のない人」に分断されているのだと言うことが
いまの日本の問題なのだと明確になり、
私個人としては非常にがっかりしているところです。

せめて安倍総理には後に「悪夢のような安倍政権」と言われないように、
もう少し知性と論理性を持って政治を進めて欲しいものです。

厨ニ病的に新型コロナウィルスを読む

2020年02月29日 17時55分47秒 | 社会
今回の、新型コロナウィルスですが、凄いのが
子どもは重篤化しないが、高齢者は重篤化する。
基礎疾患がある人も重篤化するということです。

これを急性厨ニ病に罹患した私が言い直してみますと、こんな感じでしょうか。

これから稼いで国を支えていく若い人たちは罹患しても大丈夫。
しかし社会保障費(特に医療費や介護費用)をドンドン使っていく人たちは
罹患すると死んでいく超高齢社会を矯正する病が出現したのだ!

この病の元は、中国の科学者が、政府に言われ開発した新型ウィルス。
高齢化の進行が日本よりも早いと言われる中国社会を自然な形で
若い社会に変革していく為に開発していたウィルスなのである。

高齢者は肺炎を発症させ、ほぼ治療法が無い中で命を落とす。
基礎疾患がある人も同じく肺炎になり、命を落とす。
ターゲットは、医療介護費用を使う人達。
その人達にこのウィルスを蔓延させ、若い国に変革していくのだ。

だから、中国政府も日本政府も対応をわざと遅らせている。
蔓延させ、ある程度の数の高齢者や基礎疾患を持つ人が減るのを待っているのだ。

また、国会議員が誰も罹患していないのは何故か。

当然このような新型ウィルスをつくる場合は、必ずワクチンとセットで開発するのは
当たり前で、当然既にワクチンは完成しており、日本の国会議員と経団連に所属する
企業の経営層、中国のトップ層は既にワクチンを注射しているのである。

だから厚労省の職員に感染者が出ても、国会議員に伝染らない。
あれだけ閉じた空間でツバを飛ばしながら議論をしていても感染しないのだ。
その証拠に安倍総理を初め、多くの議員が毎晩パーティーや個室での会食を
こなしているが、感染したという話は寡聞にして知らない。

ワクチンで自分たちを守り、両国の社会保障費を使う人達が減った後、
安倍総理と国賓として来日した習近平主席が、お互いの陰謀の成果を確認しあい、
乾杯するのである。

そのような密約があり、陰謀があるのが政治という世界なのだ。

みたいな。





安倍総理が新型コロナで進める自己責任と地方分権

2020年02月28日 02時22分38秒 | 考え事
先日も書きましたが安倍総理は自己責任を基本としています。
今回の新型コロナウィルスの件でそれがよくわかりました。

自己責任が基本ですから、国は何もしない、
自由を与えているのだから、責任は個人で取るべきという、考え方がベースになっています。

そして同時に、安倍政権では地方分権も推進していることがわかります。
感染発表のルールやPCR検査のルール、イベント開催のルール等は、都道府県や
市町村に任せて国が統一した事は決定しない、という考え方がベースです。

急に出てきた学校を休みにすることも、前言撤回して急にイベントを中止にすることも、
それに伴って起きる問題については、個人や企業や自治体で解決してください。
安倍総理としては「要請」をするだけで強制ではありません。
責任はそれぞれでとって下さい、ということです。

つまり、安倍総理は自己責任と地方分権を推し進めるということを言葉では
言っていませんが、明確にその方向に舵を切っていることを、我々は大前提として
理解しておかないといけないわけです。

その事について、非難をするつもりはありません。
自己責任と地方分権というのは、どんどん進めるべきです。

問題は、それを大きな絵図を描いて、国民の前で自分の口で発表しないところにあります。
日本は、自己責任と地方分権を進める、こんな国にしたいと、言わなければならない。
それを憲法だ自衛隊だと些末な事に拘っていることが問題なのです。

今回の新型コロナウィルスのようなエクストリームな事例を目の前している今、
これまで見えなかった事が見えてきました。

安倍総理は自己責任論を進めようとしている事。
地方分権を進めようとしている事。
それだけでなく。
右翼とまで言わる安倍総理が、共産党独裁の中国の習近平主席に、ものすごく
気を使っている事。
その根底にあるのは、日本経済が中国に思った以上に依存しているという事。

そして、自己責任論を進めている安倍総理は何の結果責任も取らない事。

最後に、これが一番大事なのですが、少なくとも我々は知性を持ち、
自分で考え自分で行動し、自分で責任を取るそういう人間でなければ
今後生きては行けないという事。

楽天市場の送料騒動は単なる内輪モメ

2020年02月24日 00時03分39秒 | ビジネス
楽天の3,980円以上送料無料という件は、結構な騒ぎになっています。
公取も優越的地位の濫用で調査を始めたという報道も出てきました。

これ、出店している人達からすると、色々問題があるとのことですし、
楽天からするとAmazonに対抗する為にはやらなきゃいけないとなっているようで、
完全に利害が対立してしまっているように見えます。

ただ、私のような一般ユーザから見れば、
金主であるところの我々ユーザの金を店舗と楽天でどう分配するのかで
揉めているに過ぎないように見えます。

「送料込み」でも「送料無料」でも同じです。

ユーザは通販で何か買うときに金を払います。
払う金というのは、本質的には「商品」と「輸送」の対価です。
流石に、どんなワガママなユーザでも、ちゃんと物事を考えられないユーザでも
通信販売でモノを購入して、無料で送ってくれるとは思っていないでしょう。

マーケティング費用として期間限定や商品限定で送料無料ということは
あるでしょうが、送料にお金がかからないというのはあり得ない事くらい
誰でも知っていると思います。
当然ロジやっている会社が無料でやってくれるわけではないですし。

結局のところ、結論的には、楽天の送料についての騒動は、
単に売り手側の論理で内輪モメしているだけ、っていうことです。

常盤貴子って常識しらない? 京都の件

2020年02月23日 13時10分08秒 | エンタメ
常盤貴子が人に紹介してもらった京都のお店に、その人に断りなく行ったって
いう記事を読みました。
そして紹介した人は断りなく行った事に激怒したっていうことでした。

話としては、京都の人だから、京都特有のルールがあってそれで怒ったんじゃ
ないですかね、みたいなオチで、それに対してのコメントを見ても
「京都は独特だからね」みたいなコメントが多くてびっくりしました。

これ、全く違っています。
もし、その人が京都の人だったら怒ったりしないですね。
多分、京都の人じゃないです。もしそうだとしても、最近京都に引っ越した
くらいの人ですね。
本当の京都の人だったら

「最近、よく遊んでいるらしいですね」
「いろんな店であなたの名前をききます」

的なことを京都弁でサラッと言って、次回から絶対に店を紹介しない、っていう
パターンになると思いますよ。

ちなみに私は京都の人間ではないです。

それでも、誰かにお店を紹介してもらったら、その人抜きでその店に行く場合は、
必ず事前に一報いれますけどね。
というか、それが大人として当たり前って、先輩や上司の後ろ姿から学んで来ました
(どうでもいい店なら紹介も何もないですよ。もちろん)。

芸能界って、古い世界だからそういのをいつの間に学んでいるのかと思っていたら
全く違うんですね。

紹介してもらったら、次回(とその次くらいまでは)行く際は必ず一報入れる。
これ常識。
そうやって自分たちのテリトリーを守るっていうことをやって、お店も品位を
保ってきたんです。

まあ、こういうのはジェネレーションとか言うよりも、クラスの問題なのかな
どうなんだろう。

メルセデスF1さすがのDAS

2020年02月23日 00時37分08秒 | F1
メルセデスF1が、新しいシステムを開発して2020年のマシンに導入しました。
DASというDual Axis Steeringというステアリングシステムです。

ハンドルそれ自体を押したり引いたりすると、タイヤのトー角が変わるという仕組みです。
トー角というのは、車を真上から見た時の角度で、タイヤがハの字になっているのがトーイン
逆ハの字になっているのがトーアウトと言います。

基本はトーインにすると直進安定性が増し、トーアウトにするとカーブが曲がりやすい
と言われてます。それをハンドルの押し引きでコントロール出来るのがDASです。

ルール上は合法で、FIA(ルールを管理している組織)も合法であると認めています。

で、それを発明したメルセデスF1。
DASは、チームのエンジニア。それもジュニアのエンジニア(簡単に言うと下っ端)が
発案したんですって。で、それを上司が更に上げて、トップのトト・ウォルフがOKして
トライさせた。

「失敗してもいいので、やってみな。責任は俺がとるからさ」って言える組織は強い。

レース本番では強烈なトップダウンでウォーターフォール型のアプローチが絶対的に
必要です。しかし、開発フェーズでは、ボトムアップでアジャイルアプローチを取る。
そして、「やってみなはれ」の精神でチャレンジを許容する。

もうメルセデスF1チーム凄すぎ。
そりゃチャンピオン取り続けますよね。



安倍総理は新型コロナでも一貫している

2020年02月21日 00時18分52秒 | 政治
安倍総理の新型コロナウィルスへの対応ですが、不満を持ってい人も
満足している人も、しょうがないなと言う人も色々いますが、
わかったことが1つあります。

それは安倍総理は「全て自己責任」という原理原則の元、政治を行っているということです。
政治が結果責任を取るということをしない。
全ての行動は自己責任という政策を安倍総理はとっています。

新型コロナウィルスにかからないために自己責任で予防をしてください。
新型コロナウィルスが原因で経済が停滞しない為に自己責任でイベントを開催してください。
会社への出勤も自己責任でお願いします。
情報公開も各自治体が自己責任でやってください。
クルーズ船内でも感染予防は最低限のことはやりますが、ディテールは各自が自己責任で
きっちりやってください。

そういうロジックで政権を運営していると考えると、全てが理解出来ます。
安倍総理本人は意識していないかも知れませんが、結果としてそうなっています。
安倍総理は基本的に国民に人気のある総理なので、しばらく政権は続くと思います。
自民党総裁の任期再々延長を行うかも知れません。

ちゃんと気がついた人は、自己責任が原則の政権が続くので
自分の身は自分で守りましょう。



待ってました、ピエール瀧復帰!

2020年02月04日 02時06分03秒 | 社会
ピエール瀧が映画で芸能界に復帰するようです。
とっても良かった。

「凶悪」のピエール瀧は、とっても良かったですもんね。

これに関して「執行猶予が終わらないのに、復帰するなんてあり得ない」とか
言っている人は、間違えています。
執行猶予中であろうが、仕事をして社会復帰して金を稼ぐのた正しい。
3年待ってもなんの意味もありません。
作り手から求められているのですから、参加して活躍するのが正しいのです。

結果として色んな人に迷惑をかけたのですから、少しでも稼いで
お金と恩を返してく必要があります。

それから、これは以前も書いたのですが、
「芸能人は甘い」
「一般人はカンバックなど出来ない」
というのは、当たり前のことです。

カンバック出来ないのは、全く同じ犯罪を犯しても、一般人の代えはいくらでも
きくのです。しかし、芸能人は代えがきかない。

事務仕事や高所作業や営業など、一般の人がやっている仕事は
あなたがいなくても、他の誰かが直ぐに埋めてくれますので当然カンバックは出来ません。

一般の人が何か犯罪を犯したらおしまい。
「あら、部品が壊れたわ」と言って
新しい部品に交換されるだけです。

でも、希少価値があり、(まさに)需要のある芸能人は、代えがきかないのです。

ピエール瀧は、代えがきかない役者であり、
代えのきかない電気グルーヴのメンバーなのです。
ある作品をつくるためには必要なピースなのです。

応援しましょう!

全ては自己責任

2020年02月03日 02時18分53秒 | 考え事
バックカントリーでスキーやスノボをやっていて
遭難したり、雪崩にあったりするのは自己責任ですよね?

自分や自社の利益の為に、金儲けの為に中国に行っている人達の
チャーター機の代金を何で税金で出す必要があるんでしょうか?
自己責任ですよね?

中国人観光客を乗せるってわかっていて、観光バスの運転手を
やっているわけですから、新型コロナウィルスにかかるのも自己責任
ですよね?

昔、津波が来たことがあるような三陸のような地に
何で住んでいるんでしょうか?
大きな地震があったら、また来るってわかりますよね?
自己責任ですよね?

南海トラフ巨大地震が起きるって何度も警告されている土地に
何で住んでいるんでしょうか?
自己責任ですよね?

関東大震災があったような関東平野に何で住んでいるんでしょうか?
自己責任ですよね?

川が蛇行していて、水かさ増えたら洪水になるって誰がどう見ても
わかる千曲川付近に何で住んでいるんでしょうか?
自己責任ですよね?

台風が来たら影響の大きい千葉なんかに何で住んでいるですかね?
誰かに「千葉に住め」って命令されているんですかね?
自己責任ですよね?
ブルーシート屋しか儲かってないですよ。

原子力発電所で事故があったら、放射能が漏れる可能性があり、
一定量以上の放射能は危険だということは知ってるのに
原発を誘致して立地させましたよね?お金も貰いましたよね?
自己責任ですよね?

池袋みたいな消滅可能性都市と言われるような高齢者が多い場所に
住んだら、プリウスミサイル来るってわかりますよね?
何で住んでいるんでしょうか?
自己責任ですよね?

勉強すれば東大に入れるってわかっているのに
入らないのは自己責任ですよね?

女性はよっぽど良い成績か親がお金を持っていないと医学部に
受かりにくいって、知ってますよね?
それが不公平だとか差別であったとしても、そういう事実が
あることを知ってましたよね?
それでも医学部受けたんですから、それも自己責任ですよね?

少子高齢国で経済も伸びない日本に何で住んでいるんでしょうか?
海外で経済が伸びている国は沢山あります。
そこに行かないのは自己責任ですよね?

安倍総理にイチャモンつけたり、文句ばかり言う人が多いですが
自分たちで選挙で選んだ国会議員ですよね?
自己責任ですよね?


何かあると直ぐに安い自己責任論を言い出す人がいますが、
ほんと知性を全く感じないですよね。
頭の中がお花でいっぱいなんでしょうね。

憲法改正が進まない原因

2020年01月31日 02時03分00秒 | 政治
安倍総理がずっと言い続けている憲法改正ですが、全く進まないのは、
本質的に誰も必要性を感じてない、というそもそもの話もありますが、
安倍総理やその応援団に知性を感じられないということが、大きな原因なの
だと思います。

もし、安倍総理にもう少し知性があれば憲法改正の可能性はあったと思います。

何故なら、有権者の中には自分で深く考える事が面倒な層が一定数います。
ですので「多分、この人が言うなら大丈夫」「この人なら信用できる」という
人物本位で賛成する人達を取り込んで行ければ、憲法改正も夢ではない、
というところでした。

しかし、残念なことに何にせよ足りない。

知性が。
成蹊の限界でしょうか(同窓の方スイマセン)。

それでも、もし正直で信頼出来る人であれば、可能性は残りました。
知性がなくても正直で大物感のある人だったら。

「私のことは嫌いになっても、AKB48のことは嫌いにならないでください」
「出演者が薬物やっていても作品は別」

的な考え方で

「安倍ちゃんは知性ないけど、正直で信頼出来るヤツだから、OK」

というパターンがありえました。
でも、残念な事に、やることと言えば、質問に答えないで違うことを言い出す。
演説で口に出す事といえば「悪夢のような民主党政権」とか人を貶して、相対的に
自分を上げることに無心するだけ。
あとは何か事件があると「最も強い言葉で非難します」「〜と共にあります」
と、ガイジンが言ったカッコいい言葉を真似するだけ。

憲法改正に向けての議論を「しっかり」「丁寧に」って口先だけの宣言の元、
今後進めたとしても、議事録がなくなったり破棄されたり、保存も1年未満
とかで、でかいシュレッダーにかけられることでしょう。

全く信頼が出来ません。

そんな知性がなく正直でない安倍総理のことを、安倍晋三だから、という理由で
無条件に信頼している人達(安倍応援団)というのは、同じように知性が無い
ということなのでしょう。知性や信頼が感じられないお花畑の烏合の衆、
という印象が強い人達に憲法改正など、そもそも無理筋だったのです。

最後に。
意外と思った最近の出来事を1つ。
作家の百田尚樹って安倍総理の応援団ではなかったんですね。

最近の彼の発言からわかるのは、彼は自分の思う正義や尊厳、美意識という
フレームワークがあって、そのフレームワークに沿って、意見や暴言を
吐いているという事です。

彼の意見には賛同出来ない点はありますが、信用出来る人ではあります。