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憲法改正が進まない原因

2020年01月31日 02時03分00秒 | 政治
安倍総理がずっと言い続けている憲法改正ですが、全く進まないのは、
本質的に誰も必要性を感じてない、というそもそもの話もありますが、
安倍総理やその応援団に知性を感じられないということが、大きな原因なの
だと思います。

もし、安倍総理にもう少し知性があれば憲法改正の可能性はあったと思います。

何故なら、有権者の中には自分で深く考える事が面倒な層が一定数います。
ですので「多分、この人が言うなら大丈夫」「この人なら信用できる」という
人物本位で賛成する人達を取り込んで行ければ、憲法改正も夢ではない、
というところでした。

しかし、残念なことに何にせよ足りない。

知性が。
成蹊の限界でしょうか(同窓の方スイマセン)。

それでも、もし正直で信頼出来る人であれば、可能性は残りました。
知性がなくても正直で大物感のある人だったら。

「私のことは嫌いになっても、AKB48のことは嫌いにならないでください」
「出演者が薬物やっていても作品は別」

的な考え方で

「安倍ちゃんは知性ないけど、正直で信頼出来るヤツだから、OK」

というパターンがありえました。
でも、残念な事に、やることと言えば、質問に答えないで違うことを言い出す。
演説で口に出す事といえば「悪夢のような民主党政権」とか人を貶して、相対的に
自分を上げることに無心するだけ。
あとは何か事件があると「最も強い言葉で非難します」「〜と共にあります」
と、ガイジンが言ったカッコいい言葉を真似するだけ。

憲法改正に向けての議論を「しっかり」「丁寧に」って口先だけの宣言の元、
今後進めたとしても、議事録がなくなったり破棄されたり、保存も1年未満
とかで、でかいシュレッダーにかけられることでしょう。

全く信頼が出来ません。

そんな知性がなく正直でない安倍総理のことを、安倍晋三だから、という理由で
無条件に信頼している人達(安倍応援団)というのは、同じように知性が無い
ということなのでしょう。知性や信頼が感じられないお花畑の烏合の衆、
という印象が強い人達に憲法改正など、そもそも無理筋だったのです。

最後に。
意外と思った最近の出来事を1つ。
作家の百田尚樹って安倍総理の応援団ではなかったんですね。

最近の彼の発言からわかるのは、彼は自分の思う正義や尊厳、美意識という
フレームワークがあって、そのフレームワークに沿って、意見や暴言を
吐いているという事です。

彼の意見には賛同出来ない点はありますが、信用出来る人ではあります。

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