桃栗三年山八年

　富士山が見えないのが寂しいと思ったのは佐久に来てからだ。といって富士山が見える家に住んでたわけではないし見えたからといっても遥か遠くにポツンと見えることが多かった。

　佐久に向かって国道１４１号を北上し、野辺山高原の北端に近付くと浅間山が見えてくる。最近この山を見ると帰って来たかという気分になる。その前はどうかというと、あ～あ、またあんなド田舎に行くのかぁって感じ。兎に角遠くに行くんだなぁという気分だった。


野辺山から見る浅間山

　富士山が故郷の山と思うのはもしかしたら銭湯の絵のせいかもしれないな。子供の頃、東京に住んでた家には風呂は無かったし、アパート暮らしは１５年やったけどそのうち１０年は風呂無しだった。そんなんだから毎晩のように大きな富士山を目の前で見てたわけだ。今の家、仕事してる２階の北側の窓から浅間山が見える。勿論外に行っても見える。さすがに毎日見てればそんな風に変るのかな。でもまだ富士山の方に未練があるな。

小鳥ゾロゾロ

　朝ご飯を食べてると色々な鳥が庭にゾロゾロやってきた。ホオジロ、ツグミ、シジュウカラ、コゲラ、スズメ。昨日降った雪が残っているのでそれが良く見える。その中でコゲラがこんな細い木に止まる、しかも窓の近くというのは珍しい。


コゲラ撮影2011年3月8日＠ボッケニャンドリ家

　木に止まってるとは書いたもののチョロチョロ動き回るし背景が白いから自動露出では暗く写ってしまう。なので後から撮ったシジュウカラは露出を補正するのに間に合った。


シジュウカラ撮影2011年3月8日＠ボッケニャンドリ家

ヨメは片付け好きなのかそうでないのか

　先日ヨメ父と義兄がやってきた。そのお陰で居間が見違えるように片付いた。普段はねぇ…

　昨夜ヨメが珍しくパソコンを使ってた。メールを見るのも久々だ。返事を書くのも勿論…　雪がとけるって漢字はどれだろうなんてブツブツ言い出した。漢字変換をするとこんな説明が出てくる。でもこれだけでは分らないこともある。


漢字変換が出す説明

　そんな時は検索してみればそのヒット数で正しいのかそうでないのかの目安になる。またブラウザの中の文言なら右クリックで少ない操作で辞書を調べることが出来る。


ブラウザの文言は検索したり出来る

　兎に角ブラウザがあれば何かと便利なインターネット。だから 「 検索すりゃいいじゃん 」 とヨメに言ったんだけどパソコン画面を見たらメーラーしか居ない。さっきまでブラウザを使ってたのに終了させてたのだ。余計なことを。

　ウインドウの１０や２０、そんなに邪魔になるものではない。でもヨメのパソコン画面には１つか２つしかない。パソコンは同時に複数の事が出来るマルチタスクな Windows だけど使う側の意識はシングルタスクの MS-DOS って感じ。兎に角使ったら直ぐに片付けるのは現実世界の方でやって欲しいね。読み終った本は本棚に仕舞うとか。ま、俺はどっちも片付けないけど。