山の中を歩いているとこんな木を良く見る。折角岩の上で育ったというのに倒れてしまったのだ。でも倒れずに大木になった木もある。周囲の土が水で流されたわけではない。
岩の上には苔が生えていて木の種がそこに落ちると芽が生える。上手くすると根は苔を伝わって地面に届く。地面に根が張ればもう大丈夫だけど、なかなかそうはいかない。中には根っこのところにあった岩が無くなって熱帯にあるタコノキのようになる場合があるが、これぞという木は見つからなかった。そんな写真を撮ってたらこういう風景は北八ヶ岳の特徴だとヨメが言っていた。誰かにそれを聞いたばかりらしいが、最近の記憶があるとは珍しい。
諺ってのは必ず逆のものが用意されている。3度目の正直なんてのがあると思えば2度ある事は3度あるなんて調子だ。石の上にも3年なんて言うけれど、辛抱すれば万事上手く行くわけではない。辛抱すりゃぁ良いってもんじゃないなんて言ってる諺って何だろ。
子供の頃、近所に同級生が何人かいた。そのうちの1人、成績は中くらいだった。その母親がちと見栄っ張りだったので 「 うちの××はやれば(勉強が)出来るのよ 」 とよく言っていた。それから幾年月、同級生のその後は知らないが、やる事、続けることがかなり大事な才能なんだなとオレサマは悟った。一時の良い成績なんて大したことないわけだ。が、それが分るのが遅過ぎた。
ヨメは日頃冷蔵庫の中の卵の数や味噌汁の量をまるで把握してない。その結果味噌汁を作ろうとしたら味噌が無いなんてことがよくあった。それに懲りたオレサマはいち早く食材の在庫管理をするようになった。
誰かに貰ったお菓子とか自分で買ってきたお菓子なんだけど、ヨメはその数は細かくそして正確に把握してる、というかチェックする。仕事から帰るなりまずお菓子の箱の所に行き、蓋を開けて 「 あ、2つ減っている! 」 などと騒ぎ出す。
それまでオレサマはうちのヨメは数が数えられないとか数を記憶出来ないと思ってた。しかしそんなことはなかったのだ。ということは卵や味噌の在庫管理もやれば出来るわけだ。しかしそれを全面的に任せられない不安、これは何処から来るのか。
ヨメは日頃冷蔵庫の中の卵の数や味噌汁の量をまるで把握してない。その結果味噌汁を作ろうとしたら味噌が無いなんてことがよくあった。それに懲りたオレサマはいち早く食材の在庫管理をするようになった。
誰かに貰ったお菓子とか自分で買ってきたお菓子なんだけど、ヨメはその数は細かくそして正確に把握してる、というかチェックする。仕事から帰るなりまずお菓子の箱の所に行き、蓋を開けて 「 あ、2つ減っている! 」 などと騒ぎ出す。
それまでオレサマはうちのヨメは数が数えられないとか数を記憶出来ないと思ってた。しかしそんなことはなかったのだ。ということは卵や味噌の在庫管理もやれば出来るわけだ。しかしそれを全面的に任せられない不安、これは何処から来るのか。