この暑い時期、節分だと言って恵方巻を売ろうとしてる商人が居るが、確かに立秋の前日は節分に違いない。
佐久に来るまでは立春とか立秋はあまり気にしなかった。せいぜい暑さ寒さも彼岸までくらい。不思議なことに立春などを境に気温が急に変ることが多い。昨日まで寝苦しい日があったというのに今朝は寒いくらいだった。さすがにこのオレサマもシャネルの5番だけでは耐えられずタオルケットを巻いていた。
そんな朝、ヨメは散歩に行こうと言い出した。朝の5時である。それでも5時半には家を出た。晴れた夏の朝は気持ちが良いものだ。のんびり歩くと普段見えなかった物が見えたりする。
子供の頃の多摩川河川敷の印象はというとカヤだかススキの原。しかし今河川敷は外人村である。ニセアカシヤ、アレチウリと外来種だらけ。今年の春、国交省の地方事務所の旗振りで河川敷のニセアカシヤを伐採したが、早速背丈ほどに若木が茂っていた。
密生してるニセアカシヤの若木
そんな中細々と生えている日本の草。これはクズの花だとヨメは言う。
河川敷にあったクズの花
ヨメはタラノキの花を見るのは初めてだと言う。日頃若い目を摘んで食べることしか考えてないからだな。
タラノキの花
サギ団地は数百メートル離れた場所にある。幸いそこからの鳴き声は聞こえないが家の上をゲッゲッと鳴きながら飛んで行く。見た目は綺麗だが声は汚い。
キジの次にうるさい鳥
稲も花が咲き始めた。品種による違いなのかこれよりも花盛りのもあれば全く咲いてないのもあった。
稲穂
巨大なヒマワリの花が下を向いていた。
実るほど 頭を垂れる ヒマワリかな(字余り)
何処かで監視してるのか、気が付いたらメメが後ろを歩いてた。朝日が眩しいので目を細めてて目付きが悪い。
散歩に付いて来る猫