ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

今更ながらの暑さ対策

2010年08月06日 08時41分07秒 | 思ったこと
 昨日の天気予報で暑さのピークは昨日だと言っていた。でもピークってのはどちらかというと尖ったものじゃなかろうか。気温は今日明日になって急に下がるわけでなくほぼ平ら。ピークの言葉にぬか喜びしてはいられない。それに北日本では冷夏なんて長期予報もあったし。

 寝室は2階の東側。日が昇る頃、その方向には木も建物も無いので朝日が熱い。といって真冬は太陽の位置が違うので木と建物に遮られて朝日はなかなか当たらない。世の中そんなもんだ。

 去年の夏は1階で寝てたのに今年は移動しそびれた。先週からようやく1階で寝るようになった。室温は下の方が2℃くらい低い。だいたい今年は蚊帳を出すのも遅れたので蚊に何度か刺されたりしてマヌケだった。そういえば暑いせいか蚊がやって来ないし虫も少ない。

 1階の部屋も東側なので朝日が当たる。今更ながら朝日避けによしずを買うことにした。そんなよしずを買おうと思ったのも隣の家でも先週買ってたからだ。もしかしたら安売りしてるかと期待したがそんな気配はまるで無かった。まだまだ需要はあるようだ。明日は一応立秋だからボチボチ涼しくなって欲しいもんだ。
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家の作りやうは、夏をむねとすべし

2010年08月06日 08時40分23秒 | 思ったこと
 5年前までは借家に住んでいた。佐久は寒冷地なので-15℃なんて日もあった。断熱材を使ってない借家ではストーブをいくら炊いても部屋は暖まらなかった。まるで天井から大きな掃除機で熱を吸い取られてるような気がして初めて寒さが恐ろしいと思った。夏はというと、朝起きた頃は半袖長ズボン、10時頃には半袖半ズボン、そして一番暑い頃には半ズボンだけ。

 それがここ数年は朝から半袖半ズボンである。まさかこんな夏が来るとは思わなかったので家を建てる時は冬を意識した。最近は庇が10cmくらい、というか殆ど庇の無い家がある。ボッケ家はそんな短い庇ではない。しかしもっと長~い庇にすれば良かった。そうすれば夏は日が入らない。普通の庇にしたのはなんとなく冬に日が当たらないような気がしたからだ。でも冬は太陽が低いので庇が長くても日は部屋に入るのだ。

 それでも西側には元から生えていた高さ10m少々あるコナラが何本かあるので西日を遮ってくれる。冬は葉が落ちるので西日が差す。家造りでちょっと失敗した点は立ち木が救ってくれた。

原文
家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる。暑き比わろき住居は、堪へ難き事なり。
 
オレサマ風
家は夏のことを考えてつくるべきだ。冬はどんな所でも何とか住める。だけど暑い頃、ダメな家というのは耐え難いものがある。


 この記事の題名は徒然草の第五十五段に書いてある言葉。徒然草は今から700年くらい前に書かれたものだ。当時の気候はどんなだか知らないが、あの夏が暑いと言われてる京都で書かれた文が700年後、寒冷地と言われてる佐久で通用するとは。でも吉田兼好が冬に-15℃とか-20℃になる場所で生活してたらどうだったろう。
コメント (2)
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