秋桜

　庭に勝手に生えたコスモスを抜かずに放置してたのがようやく咲き始めた。全部ピンクのコスモスだと思ったら数株ほど白と赤のがあった。比率としては１％未満とちと寂しい。近所にはオレンジ色のキバナコスモスも咲いてる。でも葉が違うので今一つ興味が湧かない。

南蛮繁縷

ナンバンハコベ撮影2009年9月10日＠ボッケニャンドリ家
　庭に生えてる草で名前が分ってるのは僅か。今回は変ったのを見つけた、というよりヨメから聞いた。既に前からあったようだ。大きさは１ｃｍ～２ｃｍあるけど一緒に咲いてるコスモスと比べると地味というより存在すら分らない。上から見ても変ってるけど横からもなかなかだ。


真横から

　この草、元々日本にあった草だけど花の形が変ってるので南蛮と付いたそうだ。南蛮といえば婆さんは唐辛子の事を南蛮と言ってたな。それにしてもハコベって感じで書くと難しい。読めたとしてもハンロウかな、この繁縷って字。

生命保険 その３

　癌についてはこんな事を聞いた。癌と診断されたら保険料は頂きません、なんていう保険がある。ところが上皮内癌は対象外。上皮内癌ってのは初期癌だ。上皮内癌　保険で検索すると色々出て来るんだけど、保険金がタダになるのはちと進んだ癌。だから保険料は頂きませんなんて気前の良い事言ってるが、そういう場合患者も直ぐ逝ってしまうので保険会社はあまり損しないんだなぁ、と。まぁちょっと考えてみれば米粒みたいな癌なんて切れば何ともないわけだ。でもＣＭからそれを連想するのは無理。

「 例えばこの××特約あるでしょ 」

「 はい 」

「 これ殆ど出る事は無いですよ 」

「 ・・・・・ 」

「 なので家族が受け取るような場合大抵揉め事になります 」

「 ・・・・・ 」

「 保険屋が儲かるだけの保険ですね 」

「 この終身死亡保障だって１６万円ですよ 」

「 え、１６０じゃなくて…、あ、この変なグラフで勘違い… 」

「 兎に角この１６万円のためにこの保険料払うわけです 」

「 だったら解約して貯金した方がいいですね 」

「 まぁそういうことです 」

「 だけど解約となると保険屋のあのオバサンと… 」

「 簡単に言いくるめられますよ 」

「 そうですよねぇ、ってそれじゃぁまずいじゃないですか 」

「 それに今日は都合悪いとかいって半年くらい平気で来ませんよ 」

「 じゃぁ直接佐久の営業所に… 」

「 あそこは行っても無駄です 」

「 どうすれば良いんでしょ 」

「 長野市か松本市の拠点に行かないとだめです 」

「 そうなんですか 」

「 私も一緒に行けば直ぐに解約出来ますよ 」

「 え、来てくれるんですか 」

「 ええ、行きますよ 」

　ところでこういう保険がありますが参考までに見てください、なんて話になった。この部分がですね、これこれこうで、まぁ保険屋はこういう保険は勧めません。保険屋にはノルマがあってそれは補償額で決まるんですよ。なのでなるべく補償額の大きいのを勧めます、と言う。

　なるほどねぇと思いつつパンフレットを持って帰る。家でそれを見てて何か割り切れない感じがした。保険料が収入に見合ってないので相談しに行ったのに何故また同じ保険料になったんだろう。ファイナンシャル・プランナー、というよりハインナサイ・プランナーだな。う～ん…