高さ5cmくらいの小さな草だけど高山植物の女王と呼ばれる。その由来は 「 女王様とお言い ピシッ! 」 てな時に使われる鞭のように長い根から来る、というのはウソだけど根の長さは50cmから1mもあるそうだ。
コマクサの名前でコマは駒なんだけど、その由来は馬の顔に似てるからだそうだ。下の写真だったら似てるかな。でもこの花が今発見されたとしたらこういう名前は付かないだろうなぁ。何しろ馬が身近に居ない。50年前だったら家畜として馬もたまに見たけど今は家畜を飼ってる家は無い。
このコマクサは7月下旬辺りに咲くそうだけど今年の雪解けが遅かったせいで他の花も開花時期が例年と違うようだ。そういえばこの花を今まで見たことが無かったのは8月になってから山に登ったせいかな。
コマクサには白いのもあるそうで1株だけあった。立ち入り禁止ロープの向こう側で咲いてたのでマクロではなく望遠で撮った。残念ながら見頃は過ぎてしまってた。
登山者の格好は様々だけど、この絵の辺りが一般的だろうか。でも突込み所はある。こういう帽子をかぶってる人、30年~40年くらい前なら多少居たかもしれないが今は滅多に見ない。左手に持ってるのは何だろう。ハンマーかなぁ。登山道でハンマーを使うことはないがもしかするとピッケルのつもりで書いたのかな。
登山者というより鉱脈か化石を探してる人に見えるけど、当事者からすれば俺たちゃこんな格好してないよ、かな。