
今から20年前になった杉花粉症なんだけど、段々良くなって今では殆ど症状は出なくなった。ところが今年、その花粉症が久々に現れた。
鼻水が酷いので薬箱を探したら鼻炎の薬が少し残っていた。飲んで効いたのは良かったが兎に角眠い。そこで薬局に行ったんだけど、眠くならない薬は見つからない。薬剤師に聞くとこれは大丈夫と勧めて貰ったのがロート製薬の和漢箋シリーズっていうのかな、その中の小青竜湯錠(しょうせいりゅうとうじょう)だった。鼻水系は皆小青竜湯錠なんだそうだ。眠くはならなかったけど、効いたのは飲んで数日後だった。
ヨメも時々鼻を垂らして格好悪いのでこの薬を飲むように言ったけどあまり飲もうとしなかった。というのも車で1時間ほど行った山の中に診療所があって、ここで処方する薬が花粉症に一番良いなんて話を職場で聞いてたからだ。どんな薬かというと漢方薬らしい。そして休みを取ってその診療所にヨメは行って来た。処方して貰った薬はクラシエ小青竜湯錠 エキス細粒という既製品だった。
薬の成分なんて殆ど見たこともないんだけど、今回に限って調べてみた。そしたらなんと、処方薬と市販薬の成分は全く同じ。違うのは量だけだった。しかもどの成分も1日の分量は市販薬の丁度2倍だった。なので市販薬を初日に倍飲んでたらもっと早く鼻水が止まったのかな。医者の薬は他にもあったので値段の比較は正確には難しいけど、市販薬の方が3倍以上高いかなぁ。
成分 | 1日当りの量(g) | |
---|---|---|
小青竜湯錠 (市販薬) | クラシエ小青竜湯錠 (処方薬) | |
ハンゲ | 3.0 | 6.0 |
マオウ | 1.5 | 3.0 |
シャクヤク | 1.5 | 3.0 |
カンゾウ | 1.5 | 3.0 |
ケイヒ | 1.5 | 3.0 |
サイシン | 1.5 | 3.0 |
ゴミン | 1.5 | 3.0 |
ショウキョウ | 1.5 | 3.0 |