昨日の雨は、その日の午後には
上がりましたが、今日もスッキリ・・
という訳には参りません。重い空。
それにしても昨日から今日にかけて
気温の下がったこと!
気温もそうですが、雨も風も雷も・・
何もかもが突然で、
鋭角的になった事が気になります。
ゆっくり穏やかに季節を感じ
尚且つ愛(め)で、育む・・。
四季に恵まれた日本だからこその
長所が急になくなるとは思いませんが、
人の心も、この気候のように
荒々しく、とげとげしくならないように
気を付けたいものです。
さて、今日の写真。
今年は彼岸花が咲くのが遅い・・との
巷の噂ですが、ちゃんと咲いています。
毎年咲く、いつもの場所に。
彼岸花より曼珠沙華の言い方の方が、詩的な感じがして個人的には好きなのですが、
あまり好きな花とは言えません。何分、子供の頃の思い出と言えば・・。
「毒のある花だから触っては駄目・・」
~なんて言われたり。墓地に生えている花・・怖い花・・というイメージで。
別名も頂けません。「幽霊花」、「死人花」、「捨児花」 ですから。
さすがに今は、怖さはありませんが、やはり苦手な花である事は
間違いないようです。花言葉も、「悲しい思い出」 ですものね。
しかしながら・・他の植物が育たないような荒地に咲くのも、
この花の持つ強い生命力だと思えば良いのでしょう。
そうそう、田圃の畦道などに植えるのは・・。
この花は、気温が18度から20度になると咲き出しますから、
昔から秋の種子撒き時の目印にもされたそうです。ちゃんと理由があるのですね。
「曼珠沙華あっけらかんと道の端」 ~漱石
【西の空】
【東南の空】
そして、こちらは昨夕の空。
東南の空は優しいピンクに。振り返って西を見れば、オレンジに。
慌てて外に出ました。東南の空とは何という違いでしょう。
季節(とき)は、お彼岸。改めて仏教で言う処の 「西方浄土」・・なんて思ったものです。
それにしても西と東南、全く対照的な空が広がっています。(写真追加)
曼珠沙華、きれいですね~
私は実物を見たことがありません。先入観がないせいでしょうか、とても素敵なお花だなあと思います。
同じ時刻でも東と西ではまったく空の様子が違いますよね~私もしみじみ感じます。
今晩は~! きたあかりさん~☆
いつも温かいコメント、有り難う~!
>曼珠沙華、きれいですね~
有り難う~!
先入観・・そうですね~大きな部分を占めていると思います~。
でも、咲く場所がやはり・・。
それに地方によっては持って帰ると火事になる・・
~なんて言われる事もあったそうです。
それに子供の頃の事は、「三つ子の魂百までも・・」
~なんて言いますものね。なかなか消えません(笑)
でも、どうしてこんなに忌み嫌われたのでしょう~。
きたあかりさんのように真っ白な心で見るとホント、綺麗ですのに・・。