【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

言の葉の魔力と神秘

2010-01-26 17:52:17 | 心の宝石箱


     快晴の空で明けました。今日も昨日とほぼ同じ気温。
    その寒かったこと!

     昨日よりは日射しがありますが、
    日中も、あまり気温は上がりません。

   さて、拙庭。
  冬枯れの中に咲くラベンダーと、
  通称ハロー・エンジェルの事は、先日来から綴っていますね。
  それも、もう随分長いこと咲いています。

   その花を見つけた時から・・
  暫くしてからも同じ状態で咲いている花を見るにつけ、
  「ずっと咲いていてね・・」 と声を掛けて来たものです。

   花にも人間と同じように心? がある事は、
  今でこそ一般的にも言われていますが、
  ( 【先日】 もご紹介しましたが)遠藤周作著、『ピアノ協奏曲21番』 に、
   奇しくもその事が書かれています。しかも初版は25年前の本に。

   この本は、実在の人物に焦点を当てながら書かれたエッセイです。
  今回は、著者自身が声掛けしてこれまで咲かなかった朝顔の花を咲かせ、
  そればかりかその花を12月まで持たせた話も。
  尤も、その事は本題のプロローグに過ぎないのですが・・。
  


 「ご存知ですか。
水をかけてやる時、
植物に話しかけておやりになると、
相手は理解するのですよ。
嘘だとお思いでしょうが、
やってごらんなさい」・・・略・・・
  
 正直言ってそう言われた時、半信半疑だった。
そんな莫迦ばかげた事があるのかという
気持ちと同時に、
ひょっとして草木にも特別な能力があり、
人間の言葉は分からずとも、
こちらの願望は敏感に感じ取って
くれるのかも知れぬという気がした。・・・略・・・

 そうだ。私が言いたいのは、
心や言葉や能力を持っているのは
人間や動物だけではないという事なのだ。
あなた達が全く物質だと思っているようなもの――
例えば石ころや木片にも、
何かの力が宿る事があると
私は言いたいのだ。・・・略・・・
           遠藤 周作著 『ピアノ協奏曲21番「箱」』 より  


   

   今、庭に出てみますと、東の空に半月のお月様がくっきり。
  空気が澄んでいますので殊の外、綺麗です。(満月30日)

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2 コメント

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「ピアノ協奏曲21番」 (きたあかり)
2010-01-27 17:18:22
リラさん、こんばんは。
この本、おもしろそうですね~ぜひ、読んでみたいです。
返信する
是非どうぞ~! (リラ)
2010-01-27 23:23:57
  きたあかり様

 今晩は~!  きたあかりさん~☆
いつも温かいコメント、有り難う~!

 この本、是非どうぞ~!
お読みになられましたら感想教えて下さいね~!
返信する

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