快晴の空で明けました。今日も昨日とほぼ同じ気温。
その寒かったこと!
昨日よりは日射しがありますが、
日中も、あまり気温は上がりません。
さて、拙庭。
冬枯れの中に咲くラベンダーと、
通称ハロー・エンジェルの事は、先日来から綴っていますね。
それも、もう随分長いこと咲いています。
その花を見つけた時から・・
暫くしてからも同じ状態で咲いている花を見るにつけ、
「ずっと咲いていてね・・」 と声を掛けて来たものです。
花にも人間と同じように心? がある事は、
今でこそ一般的にも言われていますが、
( 【先日】 もご紹介しましたが)遠藤周作著、『ピアノ協奏曲21番』 に、
奇しくもその事が書かれています。しかも初版は25年前の本に。
この本は、実在の人物に焦点を当てながら書かれたエッセイです。
今回は、著者自身が声掛けしてこれまで咲かなかった朝顔の花を咲かせ、
そればかりかその花を12月まで持たせた話も。
尤も、その事は本題のプロローグに過ぎないのですが・・。
「ご存知ですか。 水をかけてやる時、 植物に話しかけておやりになると、 相手は理解するのですよ。 嘘だとお思いでしょうが、 やってごらんなさい」・・・略・・・ 正直言ってそう言われた時、半信半疑だった。 そんな莫迦げた事があるのかという 気持ちと同時に、 ひょっとして草木にも特別な能力があり、 人間の言葉は分からずとも、 こちらの願望は敏感に感じ取って くれるのかも知れぬという気がした。・・・略・・・ そうだ。私が言いたいのは、 心や言葉や能力を持っているのは 人間や動物だけではないという事なのだ。 あなた達が全く物質だと思っているようなもの―― 例えば石ころや木片にも、 何かの力が宿る事があると 私は言いたいのだ。・・・略・・・ 遠藤 周作著 『ピアノ協奏曲21番「箱」』 より |
今、庭に出てみますと、東の空に半月のお月様がくっきり。
空気が澄んでいますので殊の外、綺麗です。(満月30日)
この本、おもしろそうですね~ぜひ、読んでみたいです。
今晩は~! きたあかりさん~☆
いつも温かいコメント、有り難う~!
この本、是非どうぞ~!
お読みになられましたら感想教えて下さいね~!