【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

天国は待ってくれる~三角形は聖なる形?

2007-02-13 21:45:17 | 映画の香り
 
【暁の空 右の白い点は明けの明星】【←30分後】
 
 


 



   今日も快晴の空の下、出掛けて来ました。
  青い空が目に眩しく、陽光煌き、もうすっかり春の様相です。

   それでも昨夜は出掛けるか否か、まだ迷っていました。
  でもこんないい朝を迎えたとあっては、
  出掛けることに躊躇する理由は、ありません。

   私にしては珍しく? さっさと身支度を済ませ、
  朝一番の映画の開演に間に合うようにと、家を出ました。





   

 



   映画はご覧の通り、『天国は待ってくれる』 です。
  ストーリーは幼友達の3人、宏樹(井ノ原快彦)、薫(岡本綾)、
  武志(清木場俊介)が友情を育み、やがて青年期に。

   そんな中、2人の目の前で武志が薫にプロポーズをし、
  複雑な思いでそれを受け入れる薫と、宏樹。

   そして武志の事故・・・。献身的な看病が続きます。
  東京築地を舞台に、3人の親世代の下町的な
  人情も絡みながら静かに、淡々と展開して行きます。

   率直に言えば、男2人に女1人の三角関係。
  そして、女性にとっては両手に花の逆バージョンで、
  何とも居心地のいい空間です。
  でもそんなことを言っては、身も蓋もありませんね。

   単純と言えば、単純なストーリーかも知れませんが、
  なぜだか涙が出て止まりませんでした。

   武志が長い眠りから目覚め、元気になったと思いきや、
  後1ヵ月しか命がないと知った時。

   宏樹と薫の結婚式が見たいと言い・・・。
  その武志の心情を思うと、たまりません。

   わざわざ劇場に足を運ぶほどの映画では、
  なかったかも知れません。

   最後に死と言う悲劇的局面を迎える割には、
  全体的には、ほのぼの、ゆったり、そして綺麗な映画でした。
  評価は分かれるかも知れませんが、私は良かったです。

   そうそう、井ノ原快彦の、目で訴えかける演技というか、
  滲み出る優しさは、格別でした。役柄が合っていたのでしょうね。

   ところで、帰りにデパートに寄り、
  “薔薇の花びらジャム” ならぬ、 
  “薔薇の花びら紅茶” を買って来ました。

   薔薇と言っても、ローズヒップに、
  色々なフルーツが混ざっているのですが、
  香りがアロマのようにいいのです。詳細は又、明日記します。