【暁の空 右の白い点は明けの明星】【←30分後】
今日も快晴の空の下、出掛けて来ました。
青い空が目に眩しく、陽光煌き、もうすっかり春の様相です。
それでも昨夜は出掛けるか否か、まだ迷っていました。
でもこんないい朝を迎えたとあっては、
出掛けることに躊躇する理由は、ありません。
私にしては珍しく? さっさと身支度を済ませ、
朝一番の映画の開演に間に合うようにと、家を出ました。
映画はご覧の通り、『天国は待ってくれる』 です。
ストーリーは幼友達の3人、宏樹(井ノ原快彦)、薫(岡本綾)、
武志(清木場俊介)が友情を育み、やがて青年期に。
そんな中、2人の目の前で武志が薫にプロポーズをし、
複雑な思いでそれを受け入れる薫と、宏樹。
そして武志の事故・・・。献身的な看病が続きます。
東京築地を舞台に、3人の親世代の下町的な
人情も絡みながら静かに、淡々と展開して行きます。
率直に言えば、男2人に女1人の三角関係。
そして、女性にとっては両手に花の逆バージョンで、
何とも居心地のいい空間です。
でもそんなことを言っては、身も蓋もありませんね。
単純と言えば、単純なストーリーかも知れませんが、
なぜだか涙が出て止まりませんでした。
武志が長い眠りから目覚め、元気になったと思いきや、
後1ヵ月しか命がないと知った時。
宏樹と薫の結婚式が見たいと言い・・・。
その武志の心情を思うと、たまりません。
わざわざ劇場に足を運ぶほどの映画では、
なかったかも知れません。
最後に死と言う悲劇的局面を迎える割には、
全体的には、ほのぼの、ゆったり、そして綺麗な映画でした。
評価は分かれるかも知れませんが、私は良かったです。
そうそう、井ノ原快彦の、目で訴えかける演技というか、
滲み出る優しさは、格別でした。役柄が合っていたのでしょうね。
ところで、帰りにデパートに寄り、
“薔薇の花びらジャム” ならぬ、
“薔薇の花びら紅茶” を買って来ました。
薔薇と言っても、ローズヒップに、
色々なフルーツが混ざっているのですが、
香りがアロマのようにいいのです。詳細は又、明日記します。