今日は久し振りに、一面灰色の空になりました。
でも2月、陽射しがないにしては暖かい朝でした。
昨夜もそうですが、
ストーブを消していた時間が、相当ありました。
“2月のある晩のこと・・・・・雪が微かに窓に当たり、
例の途方もなく小さなストーブは、
真っ赤に燃えた黒猫のように、
ごろごろ音を立てていた。・・・”
こちらは、こんな 『アンの世界』 とは、かけ離れた日常です。
ただ、『パティの家』 での 猫騒動 の時にも感じたことですが、
モンゴメリーの美しい文章からは、考えられないような比喩です。
やはり、狩猟民族の所以なのでしょうか・・。
このテレビ、古いというだけで
何の変哲もありません。
でも、今時珍しいチャンネル式で、
今の子供達には珍しいのではないでしょうか。
テレビの左下には、ナショナルの
『パナカラー』 とあります。
まだ 『パナソニック』 ではありません。
30年前の製品です。
ちょっぴり写りは悪いけれど、現役です。
写っている所を写真に撮りたかったのですが、
どう言う訳かテレビを付けて写真を撮ると、
なぜか画面に波が出、真ん中が黒くなるのです。
現在のテレビではそんなことはなく、
ちゃんと写るので、不思議です。
レコードも、今ではすっかり
アナログの世界の産物ですね。
でもCDにはない魅力があります。
全集も捨てるに捨てられず、
こうして持っていますが、やはり
オルガン曲やバッハが多いように思います。
そうそう、レコードは聴けるのですよ。
ちょっと埃(ほこり)っぽい納戸に入れば・・。
レコードと言えば・・中学時代の音楽の
先生の所作が、懐かしく思い出されます。
色が白くて、ちょっと長めの黒い髪。
見るからに芸術家タイプの先生でしたっけ。
その先生の白い、細い指で、レコードを、
さも宝物のように、大切に扱っていたこと・・。
ケースからおもむろに取り出したと思いましたら、
その細い指でレコードの両端を挟み、
くるくるっと回してプレーヤーの盤の上に・・・。
そして、針を静かに置き・・一瞬の静寂。
その一連の流れを憧れを持って、うっとり眺めていたものです。
そんなセレモニー? の後、厳かに始まる音楽。
耳を澄ませて真剣に聴いたものでした。
久し振りに、デジタル音ではない、
奥行きと深みのある音が無性に聴きたくなりました。
あんなに耳障りだった、雑音さえも心地良く感じるから不思議です。
その前にちょっと片付けなければなりませんが・・・。
でも2月、陽射しがないにしては暖かい朝でした。
昨夜もそうですが、
ストーブを消していた時間が、相当ありました。
“2月のある晩のこと・・・・・雪が微かに窓に当たり、
例の途方もなく小さなストーブは、
真っ赤に燃えた黒猫のように、
ごろごろ音を立てていた。・・・”
こちらは、こんな 『アンの世界』 とは、かけ離れた日常です。
ただ、『パティの家』 での 猫騒動 の時にも感じたことですが、
モンゴメリーの美しい文章からは、考えられないような比喩です。
やはり、狩猟民族の所以なのでしょうか・・。
このテレビ、古いというだけで
何の変哲もありません。
でも、今時珍しいチャンネル式で、
今の子供達には珍しいのではないでしょうか。
テレビの左下には、ナショナルの
『パナカラー』 とあります。
まだ 『パナソニック』 ではありません。
30年前の製品です。
ちょっぴり写りは悪いけれど、現役です。
写っている所を写真に撮りたかったのですが、
どう言う訳かテレビを付けて写真を撮ると、
なぜか画面に波が出、真ん中が黒くなるのです。
現在のテレビではそんなことはなく、
ちゃんと写るので、不思議です。
レコードも、今ではすっかり
アナログの世界の産物ですね。
でもCDにはない魅力があります。
全集も捨てるに捨てられず、
こうして持っていますが、やはり
オルガン曲やバッハが多いように思います。
そうそう、レコードは聴けるのですよ。
ちょっと埃(ほこり)っぽい納戸に入れば・・。
レコードと言えば・・中学時代の音楽の
先生の所作が、懐かしく思い出されます。
色が白くて、ちょっと長めの黒い髪。
見るからに芸術家タイプの先生でしたっけ。
その先生の白い、細い指で、レコードを、
さも宝物のように、大切に扱っていたこと・・。
ケースからおもむろに取り出したと思いましたら、
その細い指でレコードの両端を挟み、
くるくるっと回してプレーヤーの盤の上に・・・。
そして、針を静かに置き・・一瞬の静寂。
その一連の流れを憧れを持って、うっとり眺めていたものです。
そんなセレモニー? の後、厳かに始まる音楽。
耳を澄ませて真剣に聴いたものでした。
久し振りに、デジタル音ではない、
奥行きと深みのある音が無性に聴きたくなりました。
あんなに耳障りだった、雑音さえも心地良く感じるから不思議です。
その前にちょっと片付けなければなりませんが・・・。