昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

好かれて困る・・・好かれて嬉しい・・・

2014-06-28 | 四季折々のひとりごと
名古屋ワイルドフラワーガーデンにて~2014.6.13撮影

                         

梅雨真っ只中のはずですが、例年に比べてじめじめした感じがありません。

そのうえ台風が近づいたり、集中豪雨になったり

東京ではひょうが10数cm積もったりしたようです。

お隣の県では雨が少ないために

これも異常気象ということなんでしょうか。

野菜などへ影響も気がかりなところです。



そんな陽気のせいもあってか、今年は若干蚊が少ないみたい。

人一倍蚊に刺されやすい ワ・タ・シ・・・

蚊が少ないと油断していたのでしょうか・・・

高山市あたりで大発生し

郷土料理の朴葉寿司や朴葉餅に欠かせない朴の木の葉を穴だらけにしている犯人・・・

いえのその犯虫のマイマイガの幼虫 毛虫!!に刺されてしまいました。
たぶん・・・

ラズベリーを採るのに気を取られていたようです。

マイマイガの毛には毒があって、手首と首がひどい湿疹状態になってしまいました。
ひぇ~!

痒みはさほどではなかったので、二日ほど様子を見ていたのですが

どうも良くなる様子がなく~とうとう病院で診て貰ってきました。

飲み薬と軟膏ですぐに良くなりました。

毛虫に刺されたのは初めてではないのです。

おまけに蜂に刺された経験も一度や二度ではありません。

ど~うも虫に好かれやすい性質のようです。

虫には好かれたくはないのですが

出会うと嬉しくなる虫もいるんです。

それは 

数日前の夜、裏口から表に出ると

いつの間にか雨が止んでいて、星が光っていました。

もうすぐ七夕~なんて思っていたら

星が急にひとつ、ふたつ、ゆら~っと動き出して

え?えっ?えっ?

一瞬混乱したのですが、すぐに蛍だと分かりました。

少しの間木の枝にとまって、飛び立って行きました。

それから毎日のように夜になると蛍がやってくるようになりました。

 一昨日は玄関の寄せ植えの花の裏に!
ピンボケですみません!

再び裏口に、庭に・・・2匹で仲良くやって来ます。

そして、そして・・・

夕べ、お風呂に入っていると

なんと細く開けた窓から蛍が入ってきたのです!


それも、ここ何年も見たことのなかったゲンジボタルでした!

お湯に入ってしまったら大変!!と焦ったのですが

湯桶にとまった隙に、そ~っと窓を開け外に逃がしてやりました。

いくらなんでも、お風呂にまで追いかけてきてくれなくてもねぇ~(笑)

ほう ほう ほ~たる来い♪ こっちの水は甘いぞ~♪

一年に一度か二度しかお目に掛かることのなかった蛍が

こんなに何度も見られるようになるなんて

お隣のおじ様が田圃に撒く農薬を極力減らすようになった効果が表れたからでしょうか。

来年はもっと増えてくれると嬉しいです。














梅雨の晴れ間と ハレの日のために

2014-06-24 | 菜園日記
我が家の庭にて6月7日撮影


今年の梅雨は台風が近づいたり、竜巻予報がでたり

降るとなると豪雨だったりといつもとは違っているようです。

そんな梅雨でも晴れ間を縫って、やらねばならないことが待っています。

先ず手始めは、玉ねぎの収穫です。

最初に植えた苗が虫に茎を切られあまり育たず、追加で苗を植えたので

ちゃんと収穫できるか心配していましたが、なんとか間に合いました!

  

20本ほど植えた紫玉ネギはたったのこれだけになっていましたが

普通の玉ネギは200個以上採れました!

すぐに茎と根を切り取り、綺麗に皮を剥きます。

暫くすると、外側の皮が茶色になるのです。

こうすると、カビたり腐ることが少なくなります。

店頭に並んでいる綺麗な玉ねぎはこうして保存されているものなのだそうです。

我が家もこの後、スノコ状の箱に入れ倉庫で保管します。

一年分あるかな?

 

そして、男爵と間違えて買ってきた「北あかり」

こちらは大豊作でした!

10kgの種芋が200kg位にはなったでしょうか。

肌も綺麗で形も上出来!

こちらも木箱に入れて保存します。

育ちがいいと、掘っていても疲れを感じません~!

梅雨の間に収穫しなくてはいけない梅も

丸々と大きなものが採れました。



梅ジャム、梅酒、梅シロップ、梅黒酢、梅干しなどに変身させます。



玄関脇のクチナシの花も満開。

1.5mほどの球形をした木にびっしりと花がついて

いい香りを漂わせています。

今日もうちの前を歩いていた幼い女の子が

「お母さん~すごくいい匂いがする~!お花の匂い?」

そういって暫くこのクチナシを眺めて行きました。



さて、 晴れは晴れでもハレの日の予行演習にずっと前から作ってみたかった

鯛の塩釜焼に挑戦してみました。

天然塩500gに卵白1個分を混ぜて

小ぶりの鯛の周りに塗り、魚の形に整え、箸で目玉と鱗の模様を入れ



210℃に熱したオーブンで40分・・・

作るのは少々難しいと思っていた・・・

料亭でしかお目に掛かったことのない・・・

鯛の塩釜焼の完成です!


少々不細工なのは大目に見てくださいませ~!

意外に簡単にできてしまって、拍子抜けするほどでした。(笑)

木槌を探したのですが見当たらず、すりこ木で割りました。

 

今の季節は鯛の美味しい時期ではないのですが、それゆえお値段も高くないのです。

こうして焼くと、身がふっくらとしてなんとも美味しい~!!

昆布や青紫蘇を入れて焼いても美味しいのだとか。

ところでこの鯛の塩釜焼

一説には豊臣秀吉が九州に出兵した際、大変美味しい玄界灘の鯛を手に入れ

大阪にいる母親にどうしても食べさせたいと

考え出されたとも言われているそうです。

保存のために考え出された調理法のようですが、やはり焼き立てのアツアツの方が美味しいです。

お客様にお出しする時間を見計らってオーブンに入れれば

盛り上がること間違いなしです。

おめでたい席にはつきものの鯛

今度は本当におめでたい日のために焼きたいものです。





  

気分は ちょっぴりクライマー~乗鞍スカイラインをゆく~

2014-06-19 | 小さな旅の思い出


新穂高ロープウェイを後にし、午後は高山の町を散策しようかとも思っていたのですが

こんなにお天気がいいのなら乗鞍スカイライン
上に行ってみようということになりました。

現在は環境保全のため、マイカー規制をしており

バスかタクシー(電気モーターを搭載したハイブリッド車など低公害仕様)に乗り換える必要があります。

バス会社の方に聞くと、山頂の視界はこの上もなく良好とのこと。

ほおのき平からバスに乗り換えました。



新緑眩しい木々を眺めながらカーブの続く道をいくと

次第に視界が開けてきます。

午前中に行った穂高方面も綺麗に見えていました。



森林限界を超えると、ため息が出るような大パノラマが広がっていました。

  

かなり解けたとはいえ、雪の切通しのなかを走ります。



畳平駐車場に到着です。



乗鞍岳(のりくらだけ)は、飛騨山脈(北アルプス)南部の長野県松本市と岐阜県高山市に
またがる剣ヶ峰(標高3,026m)を主峰とする山々の総称です。
山頂部のカルデラを構成する最高峰の剣ヶ峰、朝日岳などの8峰を含め
摩利支天岳、富士見岳など23の峰があり、広大な裾野が広がっています。
飛騨側の高山市街地などから大きな山容を望むことができ、親しまれてきた山です。
~whikipediaより~

乗鞍スカイラインは標高1,684mの平湯峠を起点とし

標高2,702mの畳平を終点とする全長14kmの山岳観光道路です。

日本最高所の道路ながら歴史は古く、戦争中の昭和17年(1942)に

航空機エンジンの実験場を造るため陸軍によって建設されました。

すでにこの辺りは国立公園に指定されていたにも関わらず

その建設を止めることはできなかったのでした。

戦後まもなく県道となり、乗鞍登山バスが運行されるようになりました。

有料道路・乗鞍スカイラインになってからは、信州側のエコーラインと共に

観光客のマイカーが押し寄せシーズン中には「雲上銀座」と呼ばれるほど

駐車場に入りきれない車で大渋滞が起き

自然破壊が問題視されるようになったのでした。

そして、その後「マイカー規制」となり一般車の乗り入れはできなくなったのでした。



山頂付近はハイ松の群生地となっています。

標高も3000m近くになると、陽射しがじりじりと肌を刺すように思えてきます。

・・・そういえば、バスに乗るとき

「紫外線対策を忘れないでくださいね~!」と声を掛けられました。





雪解け水でできた池の色の美しいこと!

本格的な登山ができる剣ヶ峰コースは、冬山登山の装備なしには無理なので

15分ほどで登れるという魔王岳を目指すことにしました。

15分くらいなら楽勝~♪

と鼻歌交じりで登り始めたのですが・・・・が・・・

はぁ はぁ ぜぃぜぃ・・・

「空気が薄い~~~!」

     



ようやく、標高2763mに到着!

確かに15分ほどで到着したのですが、たった61mを登るだけで

これほどとは・・・とほほ・・・


そんな私と妹を横目に

甥は軽やかに駆け足で、そして夫もそれに続いて登っていったのでした。。。



クライマー気分で立った頂上からの眺めは、やっぱり最高でした!

    

畳平にある神社は雪に備えて二階建てです。
  


ロープウェイで上がった展望台の標高が2156m。

この畳平は2702m。

手軽に登れる分、多くの人がやってくることになります。

マイカー規制になったあとも、自然を脅かすような行為を防止するため

パトロールが行われているのだそうです。

勝手に貴重な植物を持ち帰ったり、動物を驚かすことが無くなりますように。

そしてもう二度と、戦争のために美しい自然を壊すことなどありませんように・・・

そうそう、遠目にですがライチョウ(岐阜県の県鳥)の夫婦も見ることができたんです!

午後の乗鞍岳からの眺めがこんなにもはっきりしているのは

シーズン中でも一度あるかないなのだとか。

色んなことで恵まれた素敵な一日だったのでした。

 乗鞍観光協会





身も心も デトックスの日曜日~新穂高ロープウェイに乗って~

2014-06-12 | 小さな旅の思い出


梅雨入り直前の日曜日。

妹たちと一緒に、爽やかドライブに行ってきました♪

朝、5時に出発

北へと車を走らせ3時間と少し

途中平湯トンネルに入る直前に、BGMをサウンド・オブ・ミュージック  にし

気分を盛り上げ~(笑)

到着したのは  

新穂高ロープウェイ♪

もうこれ以上ないほどの上天気でした。

前日から何度も(もちろん、ここに向かう車内でも…)
天気予報とライブカメラをチェックし

確実にお天気がいいことは確認済みでした。

前回来たのは7月の中だったので、もっと雪が少なく

今度は雪がたくさん残っているときにしようと思っていたのです。

 そして、ご機嫌な空中散歩へと出発したのでした!

二つのロープウェイを乗り継ぎ標高2,156mにある西穂高口駅に到着です。

遥か彼方には白山連峰が



目の前に大きく立ちはだかる山々に、あちらこちらから歓声があがっていました。

どのくらい山が迫って見えるかは、写真ではよくわからないと思いますが

ロープウェイの乗り場から見ると、こんな感じです。







ライブカメラの映像を、スマホでカシャッ

朝の9時20分だというのに、展望台はこの混雑ぶりです。

よ~く目を凝らすと、みんな写っていました!^^



駅の周りにはまだ80cm以上の積雪が残っていました。

パンフレットには、冬の服装でお越しくださいとあったのですが

寒くもなく暑くもなく、雪の上を吹いてくる風の気持ちのいいことったらありませんでした。

この絶景を暫く楽しんだ後、ロープウェイの中間駅

しらかば平まで下りてきました。



はためく飛騨牛コロッケに誘われて 

ちょっと早めのお昼でした。

 

たまこ じゃないよ~温泉たまご。

うっかり手を入れると、やけどします・・・ですって!

そうです!

ここには、温泉があるのです。


温泉マニア?としては、入らない手はないでしょう。

実は今回、こんなチケットが当選して 

ロープウェイの往復と入浴代、タオル代も無料だったんです。



まだ時間も早いこともあって、妹とふたりっきりの貸切でした。も撮り放題!
サインをしているのは甥です!

環境保護のため、石鹸ももちろんシャンプーも使用禁止です。

それぞれ二つの露天風呂があるのみです。

源泉かけ流しですが、あまりに温度が高いため

飲めるほど綺麗な引水を入れて温度を下げているのだそうです。

二つの浴槽にそれぞれ入れられたお湯は見た目は同じに見えるのですが

どうも成分がちがうようで、ぬるりとした肌によさそうな湯と

じんわり体を温めてくれそうな湯と二種類になっていました。

一か所で違うお湯が湧き出ているというのも自然の神秘ですね。



湯上りの肌にひんやりとした空気も心地良く

身も心も悪いものがすべて流されて、浄化されるようでした。

皆、口をそろえて

「こんなに気持ちのいいところから、どこにも行きたくな~い!
 
 日が暮れるまで、ここにいたい~~~!」        

と言ってたのですが、まだまだこれから続くお楽しみのために

下界へと向かったのでした・・・・・・。





愛おしき 小さなもの達

2014-06-09 | 四季折々のひとりごと


6月に入った途端、梅雨入りとなり

はっきりしないお天気が続いています。

昨日は天気予報どおり、午後からは激しい雨になりました。

午前中は畑にでて、午後からはうちのなかのこまごまとしたことを片付けることができました。

この季節、雨が降るたびに元気になるのが紫陽花です。



小さな真藍(サアイ=サイ)色の花が集まっている(アヅ)という語源の紫陽花

そっと耳を傾けると、たくさんの可愛い花たちがひそひそとささやき合っているのが聞こえてくるようです。

そして、本当は大きなものが小さくなっているというものも可愛いですよね。

   

これは里芋です。

ちっちゃいでしょ~^^

こんな風に里芋の芽の出る部分をカットして、水栽培をすると

小さな里芋の株ができます。

毎日少しずつ育っていくのを見るのが楽しい~♪

幼いころ祖母が里芋やサツマイモを水を張った陶器の中で育てて

小さな山水のような世界を作っていました。

来シーズンは、いつか祖母がしていたように

数を増やして、白砂利を水盤に入れて作ってみようかなって思っています。

   

庭の柿木には小さな柿の実が・・・

畑にはトマトの赤ちゃんが・・・

これもまた可愛らしいんですよね。

寄せ植えには、小さなウェルカムボードに白いフェンス

3cmほどのバケツにシャベルを飾ってみました。



ぼーっと眺めているだけで、いつのまにか頬がゆるんでしまってます。

ずっとクラスで二番目(一番にはなれなかった!)に身長が高かったからか

小さくて可愛いものに永遠に憧れ続けるのかもしれません。