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梅雨の晴れ間と ハレの日のために

2014-06-24 | 菜園日記
我が家の庭にて6月7日撮影


今年の梅雨は台風が近づいたり、竜巻予報がでたり

降るとなると豪雨だったりといつもとは違っているようです。

そんな梅雨でも晴れ間を縫って、やらねばならないことが待っています。

先ず手始めは、玉ねぎの収穫です。

最初に植えた苗が虫に茎を切られあまり育たず、追加で苗を植えたので

ちゃんと収穫できるか心配していましたが、なんとか間に合いました!

  

20本ほど植えた紫玉ネギはたったのこれだけになっていましたが

普通の玉ネギは200個以上採れました!

すぐに茎と根を切り取り、綺麗に皮を剥きます。

暫くすると、外側の皮が茶色になるのです。

こうすると、カビたり腐ることが少なくなります。

店頭に並んでいる綺麗な玉ねぎはこうして保存されているものなのだそうです。

我が家もこの後、スノコ状の箱に入れ倉庫で保管します。

一年分あるかな?

 

そして、男爵と間違えて買ってきた「北あかり」

こちらは大豊作でした!

10kgの種芋が200kg位にはなったでしょうか。

肌も綺麗で形も上出来!

こちらも木箱に入れて保存します。

育ちがいいと、掘っていても疲れを感じません~!

梅雨の間に収穫しなくてはいけない梅も

丸々と大きなものが採れました。



梅ジャム、梅酒、梅シロップ、梅黒酢、梅干しなどに変身させます。



玄関脇のクチナシの花も満開。

1.5mほどの球形をした木にびっしりと花がついて

いい香りを漂わせています。

今日もうちの前を歩いていた幼い女の子が

「お母さん~すごくいい匂いがする~!お花の匂い?」

そういって暫くこのクチナシを眺めて行きました。



さて、 晴れは晴れでもハレの日の予行演習にずっと前から作ってみたかった

鯛の塩釜焼に挑戦してみました。

天然塩500gに卵白1個分を混ぜて

小ぶりの鯛の周りに塗り、魚の形に整え、箸で目玉と鱗の模様を入れ



210℃に熱したオーブンで40分・・・

作るのは少々難しいと思っていた・・・

料亭でしかお目に掛かったことのない・・・

鯛の塩釜焼の完成です!


少々不細工なのは大目に見てくださいませ~!

意外に簡単にできてしまって、拍子抜けするほどでした。(笑)

木槌を探したのですが見当たらず、すりこ木で割りました。

 

今の季節は鯛の美味しい時期ではないのですが、それゆえお値段も高くないのです。

こうして焼くと、身がふっくらとしてなんとも美味しい~!!

昆布や青紫蘇を入れて焼いても美味しいのだとか。

ところでこの鯛の塩釜焼

一説には豊臣秀吉が九州に出兵した際、大変美味しい玄界灘の鯛を手に入れ

大阪にいる母親にどうしても食べさせたいと

考え出されたとも言われているそうです。

保存のために考え出された調理法のようですが、やはり焼き立てのアツアツの方が美味しいです。

お客様にお出しする時間を見計らってオーブンに入れれば

盛り上がること間違いなしです。

おめでたい席にはつきものの鯛

今度は本当におめでたい日のために焼きたいものです。